クラスの誰に見られても大丈夫なもの、となると、さすがに「はてなダイアリー」のままではまずいので、ドリコムに引っ越して参りました。
テレビや小説の話くらいしか書くことはないと思いますが、暇な方は見てやってください。
一発目のネタは素直に、わが最愛のハイアセンの新作、「ロックンロール・ウィドー」の感想から。
まさか(トマス・)クックに続いて、ハイアセンまで作風を変えてしまうとは。ドタバタ劇と人情喜劇と社会派とフロリダ。あのハイアセン一流の世界観は何処へやら、往年のロックスターの死の謎を新聞記者が追う、ごくごく標準的なサスペンス。
死の影に怯える死亡記事専門の新聞記者という主人公の設定は活きているし、自分より20歳近くも若い女上司との関係もそれなりに読ませる。しかし、ハイアセンといえばやはり愛すべき悪役達と動物たち。わずか数頁で消えていく悪役にまで魂がこもっているのが彼の作品の魅力だったはず。万人受けを狙ったのか、映画化を意識しすぎたのか、長年のファンとしては何とも残念である。☆☆☆(3.0)
テレビや小説の話くらいしか書くことはないと思いますが、暇な方は見てやってください。
一発目のネタは素直に、わが最愛のハイアセンの新作、「ロックンロール・ウィドー」の感想から。
まさか(トマス・)クックに続いて、ハイアセンまで作風を変えてしまうとは。ドタバタ劇と人情喜劇と社会派とフロリダ。あのハイアセン一流の世界観は何処へやら、往年のロックスターの死の謎を新聞記者が追う、ごくごく標準的なサスペンス。
死の影に怯える死亡記事専門の新聞記者という主人公の設定は活きているし、自分より20歳近くも若い女上司との関係もそれなりに読ませる。しかし、ハイアセンといえばやはり愛すべき悪役達と動物たち。わずか数頁で消えていく悪役にまで魂がこもっているのが彼の作品の魅力だったはず。万人受けを狙ったのか、映画化を意識しすぎたのか、長年のファンとしては何とも残念である。☆☆☆(3.0)