はいラスト。「根」はこれです。東京を代表するたいやきのひとつ、「根津のたいやき」さんです。「駐日大使のモンデール氏、羽田元総理らも通う」お店だそうで。はいはい。普段は行列ができるらしいですが、あたしが行くと何故か行列がないんですよね。

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正直言いましてね、あたしたいやきってそれほど好きでもなくて、今回も芋甚さんが休みだったから寄ってみただけのことで、たいして期待はしてなかったのですが。いやぁ、違うもんですね。

頭の先から尻尾の先まであんこが入ってるというのは、こういうのを言うんですな。本当にぎっしり詰まってます。皮の薄さなんて芸術的ですよ。この薄さが見事なパリパリ感を生むんですね。あんこはつぶあんですが、小豆の風味が大変豊かです。さすがに量が多い気はしますが、それがたいやきというものですからね。

も一つ知ったのは、本当に美味しいたいやきの寿命は30分もないこと。大学に戻ったらすぐ食べないと、パリパリ感が死んでしまいます。その辺も配慮して、包み紙にもビニール袋にも、湯気がこもらないように小さい穴が開けてあります。こういう気遣いもさすがですな。

1個140円と多少お高めですが、それだけの価値は十分にあると思いますよ