ラーメン・ケェキネタを少し休みまして、軽めの話で。「つじ田」で思い付くものといえば、つけめん、黒七味、そして「いり番茶」。最初はね、独特の薫りがどうにも馴染めませんで、普通に麦茶でも置いてくれたら、と思ってたんですよ。

ところがね、杯を重ねると何だかクセになってきまして、特に脂っこいラーメンの後には最高だな、と。前回訪問時には5杯くらい飲みましたか。

先日高島屋のいわゆるデパ地下を歩いてましたら、その製造元であります「一保堂」さんがたまたまありまして、いり番茶というのは麦茶と並ぶ一番リーズナブルな商品のひとつなんですね。思わずひと袋買ってしまいました。200グラムで?368でしたか。

7ea78113.jpg
200グラムの割に袋がやけにでかいと思ったら、揉んでいない茶葉が、そのままの形で蒸して炒ってあるんですね。焦げた枯れ葉が袋詰めにされてるようにしか見えませんが、匂いは強烈です。

薬草茶のように薬っぽい風味ではないのですが、渋い・苦いとはまた違う、燻した感じの味わいが、ちょっと人を選ぶんでしょう。ウチは両親とも×だそうで、あたしひとりで大量に淹れて、冷やして麦茶代わりに飲んでます。鍋にお湯を沸かして、葉っぱをそん中にふた掴み。茶ガラの処理がちと面倒です。