ここは課題店に入れてもいませんでしたが、江ノ島唯一の人気店「晴れる屋」がなぜかお休み、代わりのお店はどしてもここしかありませんで、ダメ元で入ってみました。

どうやら十周年を迎えたらしいのですが、ネット上のレビューの少なさが尋常ではありません。海水浴場の真ん前という絶好のロケーションを考えたら、無視されてるということでしょうか。

なかなか評価が難しいですね。駅前のラーメン専門店であることを重視するか、道を渡れば海の家・水着入店OKを重視するか。今回は伝統的中華そばを標榜する「清湯そば」をいただきましたが(71杯目)、あまりに平凡すぎるんですよ。

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もしね、海の家に行ってこれが出てきたら嬉しいはず。それだけでこの店は十分な存在意義があるということでしょう。鶏ガラベースのオーソドックスなスープは、臭みも過剰な化調感もなく、醤油のカドも立たず塩辛くもなく、特徴と言える特徴がありません。飲みやすくはありますが、飽きは来ます。

中太縮れの麺も可も無く不可も無く、チャーシューは脂身が多くブヨッとした食感が気持ち悪い。大きめのメンマは臭みが強調されマイナス。味ネギはなかなかいい味付けで、半玉と共にデフォルトで入っていて、見た目にはなかなか豪華。

豚骨スープもあって、こちらが「幻の味」らしいのですが、また食べに来ることは無いと思います。まともなラーメンを出す店であることは確かですよ。