都内で日曜日にラーメンって、なかなか難しいものですね。一応何重にも保険をかけて歩いてみたんですがね。まず神田で降りて山形家を目指してみましたら、そもそも周辺一帯に人の気配すらなく、秋葉原に歩いてじゃんがらを覗いてみたら、こちらは平日以上の並び、さらに末広町のがんこ8代目がまさかの休みで、究極の安全牌、御徒町ラーメン横丁へ。半分恐いもの見たさなんですが、興味があったんですよね、家系のつけめん。

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いやぁ、これが旨かったんですよ。さすがは家系の名店ですわ。つけだれは、通常の家系スープよりかなりライトなもの。六角家は、他の家系店より鶏ガラの比率が高いと聞きますが、それがよくわかります。旨味は凝縮されていながら、舌にまとわりつく感じがなくマイルドで、油も控えめ。つけだれだから濃いとか醤油が強いとかもなく、そのまま飲めてしまいます。

麺もこの前食べたから一口で判りましたよ。酒井製麺だ、これ。コシも喉越しも抜群で、いくらでも入ってしまいそう。家系の麺を冷やすなんて想像もつきませんでしたが、実に旨い。

最後に、メニゥにつけめんは「特製味玉入り」?800しか無くて印象が悪かったんですが、ほぼ完璧な味玉です。無理にケチをつけるなら、中途半端に一枚添えてあるチャーシューが邪魔なことだけ。六角家のスープと麺だから成り立つつけめん。見事でした。