初の葛飾区のラーメン店、というか、生まれて初めて葛飾区内の駅に降り立ったかも。堀切菖蒲園の「麺香房 天照」さん。3軒ほど隣の「ラーメン大」(二郎系)、向かいの「糀や」と同じオーナーの店だそうで。

店内は落ち着いた喫茶店のような雰囲気で、テーブル席のみ。今年の石神本、佐野本、つけ麺マップにも載っている凄い店なのに、土曜日の12時過ぎで先客ゼロとはどういうことか。

いわゆるWスープ店ということで、そんなに劇的に旨いことはないのかなとは思っていたのですが、一口目を口にした瞬間、「マズっ」。パワフルな魚粉系だと想像していたら、魚介の印象など打ち消す異常な甘みの強さ。

さらに醤油の濃さ、とどめに揚げネギと来て、ダシの素材云々を考えるまでもなく気持ち悪くなる味。動物系はさして強くないです。つけ麺だったらいくぶんマシだったのかな。

麺はプリプリッと弾力のあるしっかりした中太縮れ。麺の特性なのか、中の方はかなり芯が残って粉っぽく、また濃い醤油味がかなり染みてしまってて×。

チャーシューは脂身が全くなく、肉の味が抜けきって魚かと思うほどパサパサ。メンマは大ぶりで悪くはない。味玉は印象に残らず。あまりに酷いので、つけ麺でリベンジする気はちょっと起こらない。喫煙可だし。☆☆☆☆★(4.5)