実は新店の頃に1度行ってるのですが、記事化するのを忘れたのと他に食べるべきメニゥがありましたので約1年ぶりの再訪問。「お茶の水大勝軒」です。こちらでしかいただけないのが、かつて東池袋で出されていたというクラシックメニュー。

はっきり言ってもりそば、中華そばに関しては大勝軒の中でも評価が低い方だと思いますが、「復刻版タンメン」はどうでしょうか。大勝軒としてはかなり落ち着いた雰囲気のお店は、19時過ぎで8割の入り。

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良くも悪くも「クラシック」ですね。スープを一口すすれば、間違いなく今年度イチ強烈な化調の味がガツンと来ます。シャキシャキの野菜たっぷりは嬉しいのですが、野菜を炒める際にかなり過剰に化調が使われているようです。

スープ自体は煮干しが効くような大勝軒らしさはほとんど無く、動物系のダシと炒めた野菜の甘みがよく出て、昔ながらの中華屋のタンメンといった味わいで方向性としては嫌いな部類ではないのですが、いかんせん化調と塩辛さが強すぎて台無し。

世間で最も批判が強い麺は、大勝軒らしい香りだけはあるものの、ぶよぶよでくたくたで、いくらクラシックであろうと納得がいくものではありません。当然量も多いのですが、大勝軒の中華そば基準から行くと少ない印象で、200グラムくらいでしょうか。?850は高い。

野菜が豊富でヘルシーどころではなく、いかにも身体に悪そうなものを食べたなぁ、という後味の悪さが残る。再訪はまず有り得ないです。☆☆☆☆★(4.5+)