GWの延長で休みを取ったはずだったが、ちょっと仕事に出ないといけない事情ができてしまい、来てみたもののあっという間に仕事は済んで午後2時過ぎ。

とりあえず「大勝軒十五夜」のリベンジと思ったら、GW連休に続いて本日は臨休。ならば平日利用で「ゼットン」と意気込んだら、こっちは定休。このエリアだと未訪店はここくらいですね、「くまが屋」さん。蒙古タンメンで有名な「中本」のセカンドブランド。

主力の「皿麺」はラーメンというより焼きそばだと思いますし、ちゃんぽんもラーメンの一種とは言い難く、一番当ブログで紹介するにふさわしい「つけ皿麺(魚介汁)」を。

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これはもはや、つけ麺そのものですね。650円というリーズナブルなお値段は、見た目もシンプル。つけダレはセオリーを無視した、「甘・辛・酸」のいずれも利かせることのない、やや苦みすら感じる確信犯的な魚粉系。

最近の凝ったつけダレからするときわめて単純だが、それなりに食わせる。スープ割りができるかどうかなど確認する気にならないほど、最初からスープの量が多く、サラサラ。温度は比較的熱めで、予想以上に太麺に負けない。

麺は相当に茹で時間の長い、断面が丸っこい太縮れであるが、表面はややざらつきがあり、思ったほどにはコシが強くない。もちもち感は悪くないが、東池袋系列のあまり出来の良くないつけ麺といった趣で、麺自体としてはいまひとつ。

具は全く特筆すべきものは無し。メンマはやや臭みがあって残念。他のメニゥと比較すると、茹で野菜を足してもいいかな、と思う。

再訪したいような魅力は感じなかった。☆☆☆☆☆★(5.5+)