仕事関係無しに都内の新店訪問。3週間ほど前にオープンしたお店。ラーメン王のブログで「地元の人間だったら絶対に出店しない立地」という三宿の「camino」さん。住居表示頼りで歩いたが、住宅街のど真ん中で、幹線道路からの行き方が分からない。

白を基調とした、ゆったりして明るい店内はカフェ風。国産素材にこだわるお店で麺も国産小麦、メニゥ筆頭はつけめんだが、今どきの豚骨魚介とのコメントがあったためパスして、店名を冠した「camino塩ラーメン」を。

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塩はトッピング不可だというが、まずビジュアルに驚く。青ネギが長いまま、というのは記憶にない。あとスープが少なめに思える。

スープはベースが豚骨であることをメニゥ等で強調してますが、やや白濁してライトなもの。魚介のスープと最後に小鍋で合わせるんですかね、ひとつの味を突出させず全体にマイルドでクセのない味。塩ダレも穏やか。

麺はタピオカを入れてもちもち感を出したという中細ストレートですが、滑らかさとコシがあるものの、もちもち感というより粘りが少しあって歯切れがいまひとつに思えた。

青ネギはやっぱり小口切りの方がいいなぁ。開店当初は青ネギは無かったようだけど、ちょっと狙いが分からず。細切りにされたチャーシューは濃いめの味付けで、笹切りになった白ネギともども、麺と絡めていただきやすいですし、穂先メンマも美味しい。

各席に露骨に灰皿がおかれているのがあまりに意外でしたが、実害はなかったし、フロア担当の方の感じも非常に良かったですし、この地域らしい居心地のいいお店。☆☆☆☆☆☆★(6.5)