概ね23区と神奈川が主体のウチのブログですが、ほとんど未開拓なのが相模原近辺。お仕事でも行く予定はあるのですが、ひととおり有名店だけでも結構あるので、ひと足先に1回行ってみることに。

案外休みでも人通りは少なくて、みんな町田に出るのだろうか。ちょっと駅から離れたこちらは、午後1時前で先客2名であった。「麺処 韋駄天」さん。ご主人が青森出身で、期間・数量限定の「冷やし津軽中華そば」も気になったが、メインの豚骨から「味玉らー麺」を。

豚頭だけをじっくり炊き込んだとのことで、白濁乳化したきれいな豚骨スープ。非常に丁寧に下処理がなされている印象。

旨みは存分に引き出され相応に濃厚かつクリーミーだが、臭みは全くない。タレがやや塩がきついようにも思える。本場っぽい激辛高菜や辛魚粉(魚粉+唐辛子?)などのトッピングが用意されスープには良く合うのだが、ここまで完成度が高いと汚すのが勿体なくなる。

麺は「津南製麺」の麺箱があり、「のすけ@中央林間」と同じですね。ハリガネが最固なのは「ぼたん」あたりと同じ設定だが、茹で時間は5秒以下という驚き。限りなく粉落としに近い。

ぽくぽくした食感で口の中に溜まりやすく、もう少しザクザクと歯切れのいいものを期待していたのでちと残念。博多豚骨の店は、見た目は26番か28番のストレートで同じように見えるが、店によって麺の印象が驚くほど違う。

具では、チャーシューが肉厚でスモークタイプなのが嬉しい。味玉の出来もそれなりだし、キクラゲ、モヤシの食感も良く、欠点らしい欠点が無い1杯。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)