新店情報からずいぶん出遅れたなぁ、と思っていたら、2ヶ月半くらいでしたか。不動前の駅前に7月中旬オープンの「つけめん処 けんみん」さん。

店を入ると、背中合わせで壁に向かうカウンター席2列、その奥にテーブル席と厨房があるらしい変わったつくり。座席の上に電車の網棚みたいな荷物置きがあったのも初めて。ネットで見た写真で旨そうだったので、いきなり「辛いつけめん」で。

e5574820.jpg

この類のメニゥは「桃天花」以外ではほとんど食べてませんが、なかなかに本格的な味わい。いたずらに胡麻ペーストとラー油というような安易なものではなく、胡麻の香り、ゴマ油の香り、更に花椒の香りといずれも香ばしく、ベースのつけダレもしっかり。

麺は平打ちの中太縮れで白っぽく、表面にややぬめりがあるもの。かなり柔らかめですし、浸しておくとすぐタレを吸う感じ。するするっと食えますが、ちょっと古典的な印象。

割スープはポットで提供されますが、魚介の香りが非常にきれいに出ていて、そのまま飲みたいくらいに旨い。最初のつけダレの量が多すぎて、割るととても飲みきれない量になってしまうのが逆に残念。

具はとくに印象に残りませんでしたが、麺を変えたらぐぐぐっと良くなりそう。あとはもう少し愛想のいい接客ができれば。☆☆☆☆☆☆★(6.5?)