いつも本当に助かっている平塚のレンタサイクル。今回は地図を持たず、勘で「初代かしわ屋」を目指してみたのですが、辿り着かず。挙げ句に「みやび」跡地の城門系の新店「中野屋」の昼営業も間に合わず、未食のこちら。「クアトロ・ヴァジーナ」へ。

ピッツェリアが週末だけ坦々麺を出していた店で、数軒隣の「八雲」の行列とあまりに対照的な客入りに、これまでスルーしてましたが、通し営業であることに思い当たりまして。今は、何とピッツェリアの方をやめてしまったようで。「黒坦々麺(あじたま)」を。

まさかまさか、「黒」が黒胡麻ではなくマー油だったという衝撃。都内でシャバシャバした熊本ラーメンを食べているよう。スープはかなり薄くてよく分かりませんが、芝麻醤の香り、麺のかん水臭、マー油に具のキクラゲが合わさると、そんな印象。

ラー油の利きはそれほどではなく、坦々麺としてイメージするものとは相当に違うものになっている気がします。ライスとおじやご飯が無料とありましたが、全体にご飯が欲しくなるようなコクがないですね。

麺は低加水の細ストレートでポキポキした食感。ややかん水臭が気になるのと、ダマになって固まった箇所がいくつか見られ、真剣に作られたものとは思えませんでした。

挽き肉が入っているのですがスープの大勢に影響はなく、キクラゲを入れているのは、やはり九州の方のラーメンを意識しているのでしょうか。味玉は、味は特になかったように思えます。