三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2005年10月

パナマウンガー

ズレータ、ありがとう。パナマウンガーが2回も観られるとは。

吉武、馬原、よくこらえてくれました。

プレーオフ第2ステージ3戦目

いやぁ、本当に勝利のブログが書けるとは思いませんでしたよ。天はホークスを見離さなかった。小林雅から4点なんて、誰が想像できたでしょう。大道の当たりを内野安打にしたあたりで、完全に歯車が狂いましたね。散々ロッテにやられてきた、繋ぎの渋いヒットで後続が続く。

殊勲はやはり荒金でしょう。総力戦「最後の野手」が見事な2点タイムリー。結果的に、松中敬遠の満塁策→ズレータ押し出しの同点劇につながりました。あそこはクサい球で松中勝負でしたよね。

あとは領健ですね。田口に代打を出した時は延長になったらどうなることかと思いましたが、一軍出場経験の全く無い(正確には、1イニングのみ)男が、馬原を強気のリードで引っ張りました。影の殊勲です。

これでもう、五分と言えるんじゃないですか。小林雅と藤田を砕いたのは大きいですよ。雅はさすがに連投はさせられないでしょう。4戦目の先発は高橋……のはずが、予告ではやはり和田ですか。本日はテレ東で遂に地上波中継ですから、みなさん是非ともご覧くださいませ。レギュラー番組より数字が取れると判断したのはこの局だけですか……

追記:12000,12222と立て続けにキリ番を自分で踏みました。

醤油ラーメン@神無備・千駄木

次回はプレーオフ勝利ネタをお送りしますので、本日はラァメンネタで。昨日(=木曜)は一日中不味い飯ばかり食べてましたから、絶対に旨いラァメンを食べようと勇んで大学を出ましたが、お店が決まりませんで、ブログのことを考えたら未紹介の池之端松島に久々に行こうかと思ったのですが、堅実に神無備。

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今回は醤油ラーメンを。醤油そのものの薫りが強調された、まさに正統派のスゥプですね。見た目では脂がかなり浮いているのですが、こってり感が全く感じられないですし、口の中にも何も残らないのが不思議です。口の中でどれだけ転がしてみても、完成されたスゥプというひとつの味。そして立ちのぼる醤油の薫り。塩と同じく気持ち濃過ぎるきらいはありますが、やはり素晴らしいスゥプです。大喜や池之端松島も同系列のスゥプですから、食べ比べてみるのもいいですね。

麺は中太縮れの玉子麺ですが、塩よりもスゥプにしっくりくる感じがします。スゥプは塩の方が個性的ですが、全体では醤油の方がバランスがいい気がします。まぁ、そこはあたしが醤油好みというだけのことかもしれません。

そしてチャーシューは本当に完璧。こないだはチャーシュー麺を食べたはずなんですが、+?320であんまり付加価値が無いのでは?通常のラーメンで十分チャーシューも堪能できますよ。

カテゴリをラァメンとケェキ・和菓子に分けたので、デザートの話は項を替えて。

プレーオフ&K?1MAX

まず八つ当たりじゃないけど一言。BS-i、中継がド下手。イニングの途中でCM入れるわ、CM入れ過ぎで一人目の打者がカットされるわ、実況・解説が話してるのと無関係なリプレイが流れるわ。ついでに、この大舞台で解説者岸川は無いだろ。

何だか今年も第1ステージの勢いに持ってかれるんですかね。ロッテの継投は決して正しいとは思えないんですよ。同点の段階でセラヒニを降ろしてホークスに打ち込まれてる小野を出したり、代打柴原が告げられる前に、荒金の段階で左の藤田を右の薮田に代えたり。でもそれに付け込めなかったのもまた事実。松中の打球も正面、柴原の打球も正面、ズレータの打球は伸びない。

あとは西武と同じく中継ぎの差。的場が打って、的場が捕って取り返したかに見えた流れが、吉武投入であっさり向こうに行ってしまう。岡本がいてくれたら……もし叶うなら藤井がいてくれたら……

まぁしょうがない、次、次。

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K?1MAX。テーマの無い噛ませ犬的な試合が多かったかな、と。所の場合は顔見せだし、本人が強すぎた面もあるが、秋山は1試合1試合が大事な時期なのに、あの相手はないだろう。遊んでるというより、こんなロートルボクサー相手にどうしたら客が納得する試合ができるのか、マウントやバックを取りながらずっと悩んでた感じ。日本人ボクサーの2試合はノーコメント。

後ろ2試合は文句なしの好勝負。ガオグライはやはり19日で8キロ減量は無茶だったか、3ラウンド目は完全にスタミナ切れ。本人の希望ならいいけど、主催者側の要請ならちょっと問題では。それでもここは佐藤を称えるべきでしょう。急遽決まった試合(ブアカーオの拒否)によくぞモチベーションを高めて、大金星という結果を残せたものだと思う。地味だが堅実な試合運びで、ムエタイらしいいい試合でした。

武田は本当に惜しかった。1ラウンドで放送時間が無くなった時には、サワーの足が完全に破壊されたんだと思いましたもの。最後はチャンピオンの一瞬の爆発力に持ってかれましたが、この階級は本当に実力差が紙一重で、何でも起こりそうな予感がしますね。

千石自慢ラーメン@巣鴨

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大学周辺のラァメン屋さんは大体紹介してしまった感じがするので、ちょっと遠出して有名店ということで、千石自慢ラーメンさん(本店)に行ってきました。

いわゆる、背脂チャッチャ系の東京豚骨醤油というやつですね。粒の大きな背脂が、まるで揚げ玉のように表面を埋め尽くし、こいつは相当こってりかと覚悟を決めましたが、見た目からはおよそ想像できないほどマイルドで、あっさりといただけます。豚骨独特の臭みも強くなく、スゥプ全体の脂の量は実はそれほどでもないので、後味はすっきりしてます。家系の重さに苦しめられる横浜市民からすれば、うらやましい限りです。

その代わり、麺が酷いです。太麺ストレートですが、茹で過ぎなのか元からなのか、全くコシが無くインスタントの乾麺かと思えるくらい。行列店と聞いてましたが、これを出されたらリピートする気は失せますね。背脂の絡みを考えたとしても、ここまでやあらかくする必要があるのか、スゥプのレベルからしてあまりに勿体ない。

具はチャーシューがやらかくてまずまず、オプションの味玉は固茹でで80円はちょっと高いかな。もやしはスゥプに合います。ベーシックなラーメン?550はなかなかお値打ちだと思いますが、全体の満足度はいま一歩。

チャーシュー麺・塩@神無備・千駄木

食の師匠からずぅっと勧められながら、月曜火曜定休という変則営業のせいで、1年近く食べることのできなかったこのお店。気がつけば師匠イチ押しの「神無備そば」は終売となり、永遠にその味を知ることはできなくなってしまいました。現在のメニゥはラーメンとチャーシュー麺に塩・醤油があるのみ。

まず驚かされるのが客の回転の悪さ。推定12席程度はあるのに、夫婦2人だから全く客が捌けず、半分は空席なのに待ちの客がいるというすごさ。

しかしそんなことでは腹の立たない、何とも落ち着いた空間。カウンターの椅子と椅子の間隔もゆとりがあり、前の客のどんぶりを片付け、新しいお盆を並べるまでは次のお客を座らせないという心意気。奥さんがおしぼりをもって、わざわざ注文をとりに来てくれます。

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絶対旨いんだから、と一見では珍しくチャーシュー麺の塩(?1050)と松茸ご飯のおにぎり(?160)を注文。チャーシュー麺はこちら。澄み切ったスゥプを予想してたら、結構色が濃くて脂も浮いていたので面食らったのですが、そのお味は実に繊細です。まあるいスゥプとでも言いましょうか、何の引っ掛かりもなく、すぅっと身体に染み渡るスゥプ。

ひとつの味が主張して来ない、見事なまでの一体感。大喜のとりそばにも匹敵するんじゃないですかね。ただし、こちらの方が「よそ行きのラァメン」という感じがします。単独で飲むには気持ち濃いかなぁ、とは思いますが、素晴らしいスゥプです。

麺は一見ただの中太縮れの玉子麺ですが、おそらくかんすいの使用量がかなり少ないはずです。食感は同じですが、臭みがほとんどありません。

そして最大の感動はチャーシューです。いままでチャーシューが旨いと書いた記憶がほとんど無いのですが、それでよかったんですね。それくらい図抜けてます。箸の先でぽろぽろに崩れて、かつトロトロでジューシーで、肉の旨味がしっかりと出て、完璧過ぎるほど完璧です。幸せだなあ、と心から思いました。松茸ごはんも上品な薄目の味付けで、濃いめのラァメンのお供にはよかったです。

今度は醤油の、普通のラァメンを食べに来よう。幸せな気分に浸りたいときには、チャーシュー麺を食べに来よう。

プレーオフ第1ステージ

昨日の試合はスポーツニュースのダイジェスト版を観るしかありませんでしたが、今日はBS朝日でフル観戦しました。これだけのクオリティの試合、しかも日本シリーズに次いで重要な試合が地上波中継無しとは、何とも情けないことです。短期決戦への経験の差を考えて、一応ロッテの勝ち上がりを望んではいたんですが、全く隙が無いですね。西武とは格が違うという印象を受けました。

何より素晴らしいのは三遊間ですね。今江・西岡+小坂で何本のヒットを防いだことか。打線もベニーの復帰で穴が無くなりましたし、少ないチャンスを確実にモノにしてきますね。外国人強打者もチームバッティングに徹してセンター返しを心掛けてますし、三塁に進めばきっちり犠牲フライで得点してきますし、ホークスでも果たして止められるかどうか。

ただ、杉内・斎藤は今季ロッテに負け無しですし、清水・小野・小林雅は打ち込んでるんでね、セラフィニ・俊介を1勝1敗で乗り切れればイケると信じたいです。

西武はやはり、カブレラ不在と中継ぎの弱さに泣きましたね。そもそも、2位とここまで離されたチームはプレーオフの出場権は与えなくていいような気もします。18ゲームも離したのにわずか3試合の結果で覆されうるというのは、何となく腑に落ちないですね。第2ステージに5ゲームルールがあるなら、第1ステージも何らかの手当があっていいですよね。

迷宮の暗殺者

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デイヴィッド・アンブローズ著。ヴィレッジブックス。先日の「本の雑誌」ベスト50企画でもトリッキー部門に選ばれていた作品ですが、トリッキーというか、久々に読むバカ・ミステリですね。

主人公チャーリー・モンクは、秘密機関に所属する工作員。超人的な身体能力で要人の暗殺等の困難な任務をこなしていきますが、常に心を離れないのが、孤児院での少年時代に生き別れた初恋の相手・キャシーへの想い。

もう一人の主人公は、ある財団に雇われ、記憶喪失治療の研究をする医師、スーザン・フレミング。彼女の許に、彼もまた医師である夫がシベリアで事故死したとの報せが入り、彼は殺されたのだと主張する謎のジャーナリストが現れ、物語は動き始めます。

別々に進行していた二つのストーリーが交錯するとき明らかになる笑撃的な事実。その一瞬を迎えるとき、いま一歩現実感に欠けていた物語が、「記憶」をテーマにした壮大なスケールのバカ・ミステリへと変貌します。こいつは面白い。☆☆☆☆(4.0)。

パスタランチ@カポ・ペリカーノ

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ごほんネタと神無備の話は先送りにして、新しい話題から。履修の詰め談義を兼ねて、おすぎさんとカポ・ペリカーノのランチに行ってきました。食べたかった鴨のコンフィは既に切れてまして、やむなくパスタ。大盛りが無料というのが、学食チックで嬉しい。生野菜とパスタとフランスパンがワンプレートで出てきます。珈琲付きで?840は、まあまあのお値段ですね。

肝心のお味なんですが、これといったインパクトは特にありません。可も無く不可も無く、お店の個性はこのひと品では判りません。よくあるトマトソースで、具は茸と茄子でした。具が小さめに切ってあるのはあたし好み。茹で加減はギリギリ許せる範囲内ながら、麺の伸びが早い。量は大盛りで乾麺150グラム強くらいでしょうか。ワンプレートに載せるにはつらい量ですね。パンも無難な感じ。

学内及び周辺にイタリアン、と言いますかパスタが食べられるお店が無いことを考えると、ここの存在意義はあると思います。でも、やっぱり肉メニューを食べてみたいですね。コーヒーは先日と全く違うのが出てきてびっくり。今回のは苦味も程よくてあたし好み。

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そしてデザート。オプション(+?210)のデザートを迷わずあたしより先に選んでくれるあたり、さすがはおすぎさん、わかってらっしゃる。シンプルなブラマンジェですが、それなりの量がありますし、さっぱりといただけてなかなか美味しいです。

コーヒーとデザートがこの水準なら、メインが多少落ちても満足感が得られますね。食後のラウンジからの眺望もまたデザート(=付加価値)になりますし、学内であることを忘れさせてくれるいい空間です。デザートを付けて、景色やおしゃべりを楽しむ時間的余裕があれば、結構お得なランチだという気がします。

パティシエ イナムラショウゾウ

突然朝からお仕事が入りまして、予期せぬ臨時収入。こういう時は美味しいものでもパーッと食べなくちゃ、と、遂に食の師匠イチ押しの「神無備」でチャーシュー麺(塩)。返す刀でパティシエ・イナムラショウゾウのケェキを。両方ともちょっと遠いですし、名店と呼ばれて久しいお店ですから、最後までとっておいたはずだったんですが、弾みで一日で回ってしまいました。

結果は「大感激」と「拍子抜け」。今日は拍子抜けの方で。あっ、イナムラショウゾウの方です。本日買いましたのは偶然にも1,2番人気の苺ロールとモンブランだったのですが、えーっと、これ美味しいですか?生クリームとスポンジが全く口に合わない……ってことは、何食べても多分ダメですな。

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苺ロールはね、最初は冷蔵庫で冷やし過ぎて堅くなってしまったかと思ったんですよ。スポンジがギュッとつまって重くてカチカチなの。間の赤いソースもシンプルな苺ジャムみたいだし、並んで買う要素は何処にあるんだろ。外側の生クリームは乳脂肪の固まりみたいだし、どれも結構強く主張してくるので、生のフルーツでも入ってないとつらいですね。朝ごはん向きかしら。

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続いて「上野の山のモンブラン」。まずね、何でこんなにでかいのよ。すっごく胃にもたれましたわ。こちらはね、人気があるんだろうなぁ、というのは何となくわかります。凡百のモンブランだと、外側の栗の部分が硬くて舌にザラザラして、その下のクリームと完全に分離してしまうんですよね。その点こちらのは、外のマロンクリームが大変まろやかでさらさらで、内側の生クリームからカスタードクリーム、土台のスポンジまで、口の中で見事に一体に感じられるんです。

でもやっぱり乳脂肪乳脂肪で、半分もいかないうちにうんざり。お店にはもう二度と行かないかも。ショートケーキも多分口に合わない気がしますし。

一応他の店と比較してみたいので、次はフレンチパウンドハウスの1番人気のルレ・プランタンか、セレネーさんの有名なモンブランをいただいてみようかと思います。そもそもモンブラン自体が苦手なのかもしれないので。
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