三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2006年10月

本丸塩らー麺@本丸亭・横浜元町

そろそろモチベーションを高めねばと、傍聴・ラーメン・猫をパッケージにした外出を。横浜地裁、猫の見える丘公園?(港の見える猫公園でしたか)、とくれば、ここしかないですよね。元町の本丸亭。もちろんメインの目的はこちら。11時すぎに地裁を出たら、一番客でした。

日本で有数の塩に数えられる名店ですからとにかく期待していたのですが、これがベストだとは思いたくありません。凡百の塩は最近食べたばかりなので、格の違いを見せ付けられた感はあるものの、今年の上位20杯には選ばないでしょうね。

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綺麗に透き通ったスープは実に滋味深く、雑味の無いすっきりした味わいながらもコクがあります。塩ダレも丸みがあり、何かひとつが突出しないバランスがとれたスープ。

麺は佐野から直送するという平打ちの中太麺。もちもちした食感でコシもいいのですが、太さが全く均一で無い(それが特徴らしいですが)ため、細めの部分は中盤あたりで既にくたくたになってしまってるのが残念。

具で印象に残るのは春菊。生で乗ってるのをスープに浸してやらかくなったところをいただきますが、シャキシャキした歯応えで旨い。スープに香りが移る点も気になりません。厚切りで2枚入るバラチャーシューも水準以上ですが、醤油味がやや強くスープとの相性はどうだろう。あとは中身のしっかり詰まったワンタン。

満足には満足ですが、完成度よりも「感動度」が思ったほど高くなかったんですよね。更に旨い塩に巡り会いたい、という意欲が湧いてきました。

香り味玉らーめん@麺者服部・水道橋

水道橋のラーメン店って、数はある割に独立系のお店が少ないですよね。水道橋に来ないと食べられない珍しい店の一つが、「麺者 服部」さん。世間の評価があまり芳しくないもので、2年越しの訪問になってしまいました。

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低めの広いカウンターにゆったりした席間隔、和食屋風の内装は、居心地の良さに関しては上が見当たらない気がします。肝心のラーメンについても、方向性は完全にあたし好みなんで、概ね満足できるものでした。

無化調で21種の天然素材を用いたというスープは、豚骨ベースに煮干しや鰹節の魚介系を合わせる。スープ全体のとろみが豚骨を感じさせるものの、味としてはほとんど表面に出てこず、はっきりと魚介系が主役のラーメンであることが伝わります。

ひと口目では少しえぐみがあるようにも思われましたが、その後は気にならず。ただ、あまりに油が強すぎるのはいただけません。割とすっきりしたスープなのに、重たくしてしまってます。

麺は自家製麺を思わせる、かなりハイレベルなもの。中太ストレートでつるっと喉越しよく、食感はもちもちで香りもスープの絡みも十分で、文句なし。

チャーシューもなかなかですが、香り味玉がいい。香りはほんの一瞬ながら、白身の固まりかたと黄身の半熟具合、味の染み込み方まで見事なもの。基本が?680からという値段の高さを除けば、なかなか健闘している方じゃないでしょうか。

日本シリーズ総括

ちゃんとした総括はおすぎさんがして下さると思いますが、うちもノータッチで終わるわけにもいきませんので。素晴らしいシリーズでした。今年はホークスがあれでしたから、本当にどうでもいい気持ちで見始めたのですが、気付いたらファイターズを応援してました。

象徴的だったのは第2戦、捕手の高橋を代打に送りながら、控えがいなくなるのを承知で、守備では更に大ベテランの中嶋に交代させた場面。結果的に、前日精彩を欠いた武田久が見事に生き返って、2,3戦の連勝につながりましたからね。

ベンチ入りしてる選手一人一人にしっかり役割があって、長いシーズンを通して醸成された信頼は揺るがない。武田久のロング3連投は正直驚きましたが、交代にも迷いがないですよね。中日の継投が裏目裏目だっただけに、余計に際立ちました。

打撃で目立ったのは、下位からでも得点できる隙の無さ。金子という勝負強いベテランが9番にいる強み。2点タイムリーもスクイズも、完璧な仕事でした。中日の谷繁・井上も同じですけど、ベテランと若手がしっかり噛み合ってて羨ましい限りです。

賢介、セギノール、岡島、稲葉、マイケル、森本……素晴らしい働きを見せた選手はその他枚挙に暇がないですが、とにかく素晴らしいチームだったと思います。今年の初観戦(東京DのF?H戦)時に、意外と隙のない打線だとの印象を受けましたが、ここまで成長を遂げるとは、いやいや。

和風温麺 正油@湘南麺屋 海鳴・鎌倉

行って参りましたよ新店。「ひなどり(=渦)」が本鵠沼に完全移転して、鎌倉のラーメンの火が一つ消えたかと思いましたら、さっそく後継店が入りましたね。「湘南麺屋 海鳴(うなり)」さん。「くじら軒」「カミカゼ」と横浜トップの2店舗で修業された方だそうで、期待が高まります。

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初回てことで当然に醤油ですが、どちらの店のテイストにも似ていませんね。むしろ、ひなどりの後継に相応しい和風の1杯。

醤油だれが強く出ない、実にやさしく淡いスープですね。魚介系の香りが引き立ち、あたし好みではあるのですが、動物系の主張がもう少しあってもいいのかな、と。一口目を飲んだときに麺の香りがはっきりと判るくらいでしたから。ややぼやけた印象。

麺はかじや製麺、ということは「ひなどり=渦」と同じ所ですね。中細ストレートで小麦の香りもスープとの相性もいいと思いますが、やっぱり心持ちやらかい気がします。スープも含め全体に単調で、半分くらいで飽きてくる感じ。

チャーシューは脂身多めでやや醤油味が強いですが、やらかくて香ばしく、「カミカゼ」の流れを汲むものでしょうか。メンマも穂先メンマで美味しいですが、デフォルトでは申し訳程度しか入ってない(というかほとんどカスでした)のがマイナス。基本で?700を取るなら、もう少し何かあってもいいなあ。

伸びしろはいくらでもありそうなお店ですが、現時点では「渦」に行っちゃいますね。「ひら乃」「静雨庵」に並ぶ名店に成長することを期待します。

BUBUらーめん@BUBU・茅ヶ崎

例によって超ローカルな1杯、のつもりだったんですが、何かのはずみでこの店、昨年末やってた「麺王」とかいうので82位に入ってるんだそうで。この店が「茅ヶ崎地区で」一番旨いという声すら全く聞いたことも無いので、何とも不思議なものだと思いますが。

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元々はむつみ屋の新業態の店だったとかで、今は完全に独立したとか何とか、要するにまぁ期待せずに看板の「BUBUらーめん」を。

思ったより遥かにレベルの高い一杯で驚きましたが、全くもう一度食べたいと思わせない味。感覚的なものですね。

北海道とんこつを名乗るスープは、舌にざらつく感のある濃厚な豚骨をベースに、羅臼昆布や貝柱等の魚介系を加え、甘みのあるクリーミーなスープに仕上がっています。豚骨の臭みも無く、完成された味ですね。

そこに加わる麺は、堅めの細ストレート。北海道を名乗っておいて何故か路線は九州とんこつなのか、と思わせて、とどめにデフォルトで具に高菜って……。絶対に、スープに合うからのせてるわけじゃないと思うんですよね。どうせなら辛もやしとか、何か気の利いたものでもカウンターに置いといてくれたらいいのに。

作り手のこだわりみたいなものが、どうにも感じられません。北海道の海産物を使うから、全体のコンセプトは北海道ってことにして、でも九州豚骨の感じにした方がウケがいいよね、程度じゃないですか。

牛乳ラーメン@こぐま・藤沢

何て言うのかな、ウチで「ラーメン」として紹介したいものとは違うんですよね。それは、牛乳ラーメンという「イロモノ」だからではなく、化調全開でおよそ素材の味云々とは無縁のものだから。

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藤沢のビックカメラ裏路地にひっそりと佇むお店。昭和の遺物というか、汚さ・古さでは鎌倉の「ひら乃」に並ぶかというくらい。「こぐま」の名の通り、店に入ってすぐのところに、こぐまの顔の木彫りがかかっています。親熊はこないだ横浜の「札幌や」で見掛けました。

牛乳ラーメンと聞くとやはり身構える感じかもしれませんが、実際はバターが結構入りますからね、色味はホワイトシチュー風ですが、コクのある塩ラーメンという趣。

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では旨いか不味いかとなると、どうにも全体に人工的すぎて分からない。グルメウォーカーに「仕上げにガーリックパウダーを振る」とか堂々と書いてあるし(苦笑)、ダシはちゃんととっているのかしら。食える人が食えばいいんじゃないですか。常連客は入ってますからね。

一応最後に、麺は平打ちの中太縮れで、これでもかというくらいクタクタ。適正な茹で時間とか、そういう概念は存在しないんじゃないですか。元々こういう麺なのかな。ま、本当にこれでいいんだって人だけが行けばいい店だと思います。おしまい。

らーめん@くじら軒・八重洲地下街

何処にあるのか2回ほど探して判らずにいたのですが、古書館より先かよ、おいおい。激戦区とは少し離れている、とかどっかに書いてあったけど、離れてるどころじゃないです。トリビアですが、激戦区は「千代田区丸ノ内」で、くじら軒は「中央区八重洲」なんですね?。「八重洲地下街」でも半分弱は丸ノ内なんですよね。

予想してたより店舗は小さめで、内装なんかもさほど凝ってないですね。品達の方が居心地はいいかな。今回は、薄口醤油の「らーめん」を。

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本店に伺う機会はおそらく今後も無い気がしますが、品川・新宿・上大岡等々、急激に多店舗展開してる割に、味は安定してますよね。スープ一口目で、思わずニヤリとする独特な魚介系の風味。

個人的には、やはり濃口醤油の「支那そば」の方が好きですね。薄口だと魚介だしが強く出過ぎるのと、やや塩気が強すぎるのとで、全体のバランスをちょっと失しているような印象を受けました。もちろん、店舗の違いによるブレの範囲内かもしれませんが、冷めてくるとかなりきついです。揚げネギだとか鷹の爪だとかの使い方は、やはり一枚上手。

中細ストレートの麺も風味・コシともに満足いくものですが、伸びが少し早いかな、という感じがしました。これはしゃべりながら食ってたので、こちらの責任かもしれません。

格別旨いというわけではないけど、他には無い深みのあるスープですし、安心して何度も食べに来られる味ですよね。このレベルを維持できるなら、支店を増やしてもまだまだ大丈夫な気がします。

醤油豚骨@梟・銀座

いわゆるラーメンランキングにも顔を出してる店なのに、何でこの程度なのか不思議に思ったんですが、こちらも天下一系列ですか、そうですか。飯田橋の「梟」が天下一なのは外観ですぐ判るんですが、別に「梟」て名店が銀座にあるのかと思ってましたよ。だって実際に行ったら賑わってるんだもの。

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まずスープが何とも面白みがない。臭みの無い豚骨と言えば聞こえはいいですが、要は薄くてコクがないんですよね。そこに合わせる魚介系もやっぱり弱いんです。

見た目の色の感じなんかは「つじ田」あたりを思わせるのですが、到底及ばない。そこに、何故か唐辛子が必要以上に効いて、方向性がはっきりしないスゥプ。そうそう、なんかぷちぷちした背脂も半端に浮いてた。

太麺選択の麺は多加水のぷりぷりで、確かに時々出会うタイプですが、個人的には大嫌いな麺。この麺に合うスープがあるとは思えません。最近、麺がおかしいなと思うと、だいたいチェーン店系列ですね。

チャーシューも不味くはないもののとても名店のレベルではなく、まあ全体に雑というか隙だらけというか、そんな1杯。天下一としてはよくできてる方かも。一番の疑問は、何でこんなに客が集まるのか。

鐙壱らぁめん@鐙壱番・長後

旅行から帰って来た両親いわく、名物の高山ラーメンを2軒食べたが全く美味しくなかったそうで。最近あたしが連れてった店が、「オハナ」「らうめん梵」「鐙壱番」であることを考えたら、まぁ無理もない話です。今日は「鐙壱番」を紹介しましょう。

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茅ヶ崎の人気店「鐙」が長後に進出した2号店ですが、ゆとりの7?8台の駐車スペースにガラス張りの店舗は、家族連れでも入りやすいですね。初訪問ですから、基本の「鐙壱らぁめん」を太麺で。

太麺にしたのは、いくつかのレビューで「濃厚」という表現があったからですが、このスープは「濃厚」とは違う気がします。豚骨と鯛がベースという珍しいスープですが、表面を見ると魚粉が浮いています。鰹は鰹油という形で加えられているそうで、全体の印象は非常にあっさりした豚骨魚介のWスープという感じ。

ゆずの風味もよく効いていて、茅ヶ崎の「吉佐」のスープをライトにしたような。あちらは豚骨がかなり重めですから、あたしはこちらの方が好み。一口目から、さすがだなぁと唸らせる逸品。

このスープなら細麺選択にすべきだったでしょうが、太麺もうどんのようなもちもち感で、家系の麺なんかとは一味違って面白いです。絶品なのはチャーシュー。お肉がほどよいピンク色に仕上がり、やらかく豚本来の旨味が全く損なわれていません。最近美味しいチャーシューの店にはいくつも出会いましたが、中でもトップクラス。「渦」「オハナ」と並び、藤沢市にレベルの高い店が集まってきましたね。

昇平@藤沢

「昇平」さん、この店に関しては、おそらく物凄く味にブレがあるんだと思います。何故なら、本業は焼肉屋さんだから……というのが理由になるか分かりませんが、各サイトさんで評価が極端に違うんですよ。あたしは、藤沢駅徒歩圏内では断トツ(トップ)と書くつもりでいたんですがね。とにかく、以下はあくまであたしが食べた日の印象。

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まさか、焼肉屋でこれほどのレベルの1杯が食べられるとは思いませんでした。やや濃いめな醤油だれのスープは、魚介ダシがかなり強めに効いていながら、塩辛さ・くどさは決してありません。このバランスのよさに比べたら、「はじめ」なんてオハナシになりません。

ポイントとなるのは、やや多めに入るラードとニンニクの香り。スープを滑らかに、そして飲みやすいものに仕上げています。

麺のチョイスもなかなかのもので、しっかりとしたコシの強い中太縮れ麺。スープとの相性は素晴らしいと思いますし、これなら味噌ラーメンもいけるんじゃないでしょうか。

具に関しては見るべきところがなく、焼肉屋でありながらチャーシューは硬く不味いものだったのが残念。このあたりはラーメン専門店ではないのでご愛嬌。

あとは、口コミでもなんでも、昼の固定客を掴むことでしょうね。商店街から路地1本入りますから、通り掛かってふらっと、というのほとんど無い気がします。長く続けてほしいものです。
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