三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2007年06月

谷ラーメン@有楽町

「共楽」「光江」「栄屋ミルクホール」「二三太楼」etcときて、創業40年のこのお店がことごとく無視されるのは何故なのでしょうか。有楽町ガード下の名店「谷ラーメン」さん。あたしが唯一月1以上のペースで食べに行くお店です。何度も食べてると、味に多少のブレがあることにも気付きますが。

豚骨を中心に鶏ガラも加えるさっぱりした動物系スープにお醤油ダレという大変シンプルなスープは、見た目に透明感がありながらもしっかりコクが出ています。全体にクリアで雑味が全くなく、まさに気が付くと丼を持って最後の一滴まで飲み干しています。

そこに合わせる麺は丸山製麺の中太縮れのむっちり麺という、風味も良好でかなり存在感があるものですが、コクのあるスープは決して麺に負けていません。

チャーシューはなかなかジューシーで豚肉本来の味が良く出てますし、メンマは見た目よりも薄味で既製品の薬品臭など皆無。唯一惜しむらくは、海苔がスープに完全に溶け出してしまうこと。

これだけ書いてきましたが、谷ラーメンの真骨頂はカンカンと小気味よい金属音が鳴り響くチャーハンの鍋振りでしょう。半チャーハンとラーメンのセットは1000円くらいしますが、これが定番でしょうか。ラーメンをいただき、残ったスープでチャーハンを味わう、これですよ。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0?)

共楽@東銀座

銀座といえばここしかありませんよね、「共楽」さん。思い入れの強い店はなかなか書きづらいのですが、ようやっと2度目の訪問が果たせましたので記憶が鮮明なうちに。東京に古くからの伝統を持つ店は数あれど、一番のお気に入りです。

券売機がありますが、現在は珍しいカウンター先払いで、店員さんが代わりに食券を買ってくれるシステム。19時までくらいに来ると空いてて入りやすいです。

あっさりでいながら実に力強いスープ。豚骨鶏ガラベースに、濃いめのお醤油ダレと魚介の香りがどちらもはっきりと、それでいて実にバランス良く同居してお互いを引き立て合っています。魚介の効かせ方に一日の長あり。シンプルだけれども何度でも通いたくなる旨さ。

表面の背脂もアクセントとして効果的だし、2度目は表面の透明なラード層がやや多めに感じられましたが、スープを熱々に保つとともに麺との絡みを良くしてくれてます。

麺はもちもちした中太ストレートで、スープと良く絡んで相性は○。2度目の時は息子さんが担当で、手際に若干の不安を覚えましたが茹で加減は問題なしでした。何より後継者が既にいることに安心します。

チャーシューはモモながらも優しいお醤油味でやらかく、竹の子(メンマ)は細切り濃い甘めの味付けで、スープと良く合います。ここではノーマルの「中華そば」より「竹の子そば」が定番。周囲に天下一系が複数ありますが、格が違いすぎる。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0+)

みそラーメン@赤坂一点張・赤坂見附

手持ちの地図に何故か印が付いていたので行ってみたら、このお店でした。「赤坂一点張」さん。赤坂で35年間変わらぬ味という札幌ラーメンの人気店。「秀」の客ゼロ時間帯で5人も入ってるのだから確かに人気店なんでしょう。素直に「みそラーメン」+味玉。

トータル評価は0点です。外観だけは重厚感があり本格派を思わせますが、何も評価できません。まず接客が最低。入ってきた客をにらみつけ、「いらっしゃいませ」の一言もない。注文に対する返事もない。ラーメンを出す時にも言葉が何もない。50過ぎの大のオトナが3人もいて何なんだ。

隣のサラリーマンは気の毒に、「ビールと餃子」と言っても返事一つないもんだから、メニゥにあるのか何度も見返しては注文を繰り返してました。帰る時になってようやく、「ありがとうございました」と言ってるつもりらしい奇声が発せられる。

で、ラーメンですか。まさに35年続いた奢りのような1杯。いかんせん薄すぎて何の旨みも感じられないスープに、北海道の白味噌と京都の赤味噌をブレンドしたという味噌を加え、赤味噌のコクだけで辛うじて成り立ってるようなスープ。味噌ラーメンにはありがちなことだけど。

麺は札幌ラーメンを名乗りながら中太の多加水プリプリ麺ではなく、中細の平打ち気味なくたくたの不味い麺。湯切りだけはしっかりしてたけど。チャーシューはたぶん食べられたと思う。メンマは市販の粗悪品。もやしは茹でたのを無造作に放り込むだけで、薄いスープの中で完全に浮いた存在。味玉は煮え切らないおでんの玉子みたいな感じ。

最終評価は純粋にラーメン1杯の味だけなんですが、先日の「めん蔵」との比較で下にしておきます。店の外観が立派なのでタチが悪い。たまプラーザに支店があるらしい。ホントかよ。☆☆★(2.5)

ラー玉/黒玉@ラーメン屋 秀・赤坂

赤坂にやってきました。単純に距離的に手頃だというのもありますが、「秀」は前回初訪で変化球の「黒玉」から入ってしまったので、普通のスープを食べないとここには書けないなぁ、というのがあって。あと、メニゥに記載があった麺の番手の確認。

博多の行列店「秀ちゃん」「博多だるま」の系列店で、石神本や「語るラーメン東京」なんかにも載ってますし、各種ランキングでも上位ですが、18時で先客ゼロ。通し営業のはずが完全に夜営業準備中みたいな雰囲気で、思わず営業中か確認してしまいました。

正直、再訪したい魅力が無いですね。羽釜でゲンコツのみを2日間炊きあげたスープ、という割に東京向けなのかえらくあっさりで、豚骨の旨みが十分に引き出されてない気がします。表面は背脂だらけでやや異質な印象ですし、タレ由来なのか塩辛さとデフォルトでのニンニクの効きが強い。

麺は自家製で番手が28番とかなり細め。熟成されたような芳醇な香りが素晴らしい。この点はこの店にしかない魅力。惜しむらくは固め注文なのにずいぶんやらかかったこと。初回の「普通」注文の時の方がしっかりしてたような。バリカタ推奨。

チャーシューは丸バラロールで2枚。博多豚骨系の店としてはかなりいい方。あとは定番のキクラゲと青ネギ。味玉は魚介風味になってて旨い。スタンダードなスープが期待以下だったので、マー油入りの「黒」の方が全体としては良くまとまっていた感があります。
ラー玉☆☆☆☆☆☆(6.0)
黒玉☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

つけ麺(1.5玉,10辛)@広島つけ麺 ぶちうま・四ッ谷

全然知らなかったんだけど、「語るラーメン東京」に載ってたので行ってみました。最寄りが四ッ谷という記憶しかありませんでしたが、いつも通りタウンページと案内板で辿り着きました。路地裏にひっそりと佇む、「広島つけ麺 ぶちうま」さん。

ラーメンの1カテゴリというより、麺類の一つのジャンルという感じでしょうか。今回はお店のオススメという「10辛」で1.5玉を注文。真っ赤なつけダレは、通常のつけ麺に比べて非常にさらっとしている印象。

動物系と魚介系のWスープかと思いきや、トマトのスープを加えたトリプルとのこと。甘み、酸味がしつこくないのはトマト由来だからなんですね。胡麻の香りはそれほどでもないので、坦々つけ麺とも別物な印象。卓上の花山椒を加えるとまたいい。

麺は博多のバリカタにも近いような、細い低加水麺。これをキャベツ、ネギ、キュウリとたっぷりなシャキシャキ野菜と一緒につけダレにつけていただきます。つけダレに粘性がないのでさっぱりしてますね。

チャーシューは小ぶりながら味が良く染みこみ、冷たくても固くならないのが高ポイント。トマトのスープを染みこませたという味玉も美味。最後に「しめのごはん」を投入すると、魚介の風味やトマトの甘みが引き立ち、スープ割とは違った楽しみ方ができます。

店の雰囲気や接客も○。カウンターに昔の名残の寿司ネタケースがあるのが面白い。締めて?1150也。やはり若干高い気がしますね。新橋店、新宿御苑店が今月オープンしたそう。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

チャーシューメン@いしとみ・鴨宮

神奈川県内で、割とはっきりした伝統の「ご当地ラーメン」が存在してるのは小田原くらいじゃないですかね。小田原ラーメンの原風景を求めて、でもないのですが、行ってきましたよ鴨宮。下車するのはたぶん初めて。同じく有名店の「しら鳥」と姉妹店(店主が兄弟同士)だという「いしとみ」さん。

巨大な敷地を持つ国立印刷局小田原工場の向かいにあります。日本銀行券はこんなところで作られているのですね。15人くらい座れるでしょうか、14時半だというのに店内はほぼ満席。チャーシューメンを注文。

堂々と何種類も投入される白い粉、座席の後ろには業務用味の素の箱、とんでもないものを食わされるかと思いきや、化調感はほとんどありません。小田原らしい濃いお醤油色のスープに、表面は油が分離して層をなしています。

ひと口すすると、香ばしい焦げた香りがプーンと来て、熱々。油は意外にもしつこくありません。豚骨鶏ガラベースながらも非常にあっさりしたスープに、お醤油ダレのコクがよく出ています。いい加減に見えて実は絶妙のバランス。

麺は「海野商店」の中太手打ち風平打ち縮れですが、残念ながら「鳥取」のようなプリプリ感はなく、見た目どおりのやらかいもの。てゆか、北京鍋で7杯同時に茹でて、最初と最後で茹で時間が一体どんだけ違うんだ。大盛りでもないのに量多すぎ。

チャーシューは厚切りで尋常じゃない量が入ります。恐らくバラとモモの2種類が入り、味付けは香ばしいお醤油味ながら、前者は旨く後者は固くて食えたもんじゃない。ネットで見てると、いつからか最後に三つ葉が入るようになったようで、この匂いがスープを台無しにしている。これで更にマイナス。麺と三つ葉の分で評価は大きく下げます。☆☆☆☆☆☆(6.0)

ワンタンメン@中華そば 幸貴・浅草橋

単に台東区内で食べたことのないお店、というだけで伺ったのですが、「dancyu」の3月号に掲載されてたそうで。家で確認したら確かに載ってました。浅草橋の「幸貴」さんです。ガード下のわずか5席の店舗ながら、清潔感があり禁煙。

“失われし「東京ラーメン」を求めて”という企画の1軒になってまして、その通り正統派の1杯が味わえます。素材の旨みが幾重にも凝縮されたスープは、何かの風味が突出しない優等生。醤油ダレも丸みがありまろやかで油の加減もいいあんばいで、何度でもリピートしたくなる味。

若干の濁りがあり、印象ではまず動物系のコクが非常に良く出ていて、昆布や煮干しなどの魚介系の風味はやや控えめに効いているという感じでしたが、「danchu」によると鶏ガラは使用していないそうです。豚骨醤油という表現は無用な誤解を招くのでやめましょう。

麺はもっちりした中細の縮れ麺で、コシ・スープとの相性とも○。チャーシューはもも肉でやや歯応えはありますが、ほんのりお醤油味で肉の旨みはよく引き出されています。デフォルトで厚めに2枚。ワンタンも余計な味付けをせず、スープの邪魔をしていません。メンマは細切りで濃い甘めの「らしい」味付け。

丁寧なお仕事がされていて、大変好感が持てました。評価はちょっと低めですが、安心感や飽きのこない味というのは数値化ができないのです。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)。

ラーメン並@本牧家・下永谷

「環2家」の2軒隣が「本牧家」の本店というのは何の因果なんでしょうね。「環2家」が吉村家直系で、「本牧家」が吉村家の一番弟子?(最古参)で確執から訣別、でしたっけか。なんだか面倒くさいけど、どっちも家系屈指の有名店であることは確か。

うーん、客の入りにどうにもならない差があるなぁ。席数が若干こちらの方が多いにしても、一応外待ち有りとかたや先客4人との差ですからね。今度はチケットが普通の紙の食券でしたよ。味はいじらずに麺固めのみ。

直近の「環2家」と比較がしやすいから楽ですが、まず総本山とはかなり方向性が違ってきてますね。一口目を飲むとかなりタレが強くて旨みが過剰な気がするのですが、個人的にはこういうわかりやすいのも嫌いではないです。

逆に豚骨はかなり薄めの部類じゃないですか。動物系ダシ全体が弱い。その分をタレで補い、やや多めの油がスープを熱々にしてて、トータルバランスはまあまあ。

麺はもちろん酒井ですが、中太麺がやや平打ち気味で、もちもちっとした食感と香りも良く、何となく好印象。全く事情は知らないのだけど、酒井の中でも店ごとに若干異なるのでしょうか。総本山直系だけ麺が違うとかあるのかな。

具は半日経過時点で覚えてないので、何も感じなかったんだと思います。家系に関しては、次回こそは10数年ぶりに「岳家」に行って、あとは「六角家」の本店あたりの王道も食べてみたいですね。☆☆☆☆☆☆★(6.5?)

らーめん/つけめん@ぽっぽっ屋・湯島

※後日補完
つけめんの方が旨いような気がする。

らーめん☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)
つけめん☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

ラーメン並+味玉@環2家・下永谷

何度か足を運んでいるのだけど、各サイトでは書かれていない「隠れ中休み」にぶつかってしまい、「岳家」でなかなか食べることができません。上永谷行きのバスが通りかかったので、賭けで目的店を変更。何処にあるかも知らないまま電話帳で住所だけ調べて、歩いてみたら意外にも上永谷から歩けました。

家系屈指の行列店として知られる「環2家」さんです。確かに行列はできてたけど、しょうもない家族連れが多いだけで、実質は3人待ちくらいでしたかね。吉村家直系だけに、並が590円のラーメンと30円の味玉を。食券はもちろん楕円のプラ札。

「寿々喜家」「杉田家」と食べてきましたから、家系の星評価の基準は固まってきてます。こちらはかなり評判が良かった気がするのですが、記憶に残らないなぁ。確かに見た目も全体の印象も総本山に近い感じですし、総本山よりはマシだと思いますが。

とにかくスープが圧倒的に平板なんですよね。濃厚さが足りないわけではないのですが、素材としての豚骨の旨みはさほど引き出されておらず、油少なめ注文でもないのに鶏油の効きもイマイチ。タレも味が濃くない割に塩辛いですし、何かもっと主張するものがあっていい。

麺はもちろん酒井なので問題なし。湯切りの作業が家系としてはかなり丁寧で、そこは好感が持てる。チャーシューは総本山並みの可もなく不可もなくの炙り。味玉は安いなりの味です。一番感心するのは、客の細かい注文を覚える店員の記憶力ですね。☆☆☆☆☆☆(6.0)
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