三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2007年07月

支那そば+味玉@蘭丸・西大島

こっちの方に来るのもずいぶんと久しぶりですね。西大島の「蘭丸」さん。「こうかいぼう」はご主人の入院で長期休業、「兼吉」は定休日とかぶりまして、純粋に1軒のみ訪問です。

午後6時過ぎに着いて、意外にも前後客ゼロ。塩の方が券売機では上にありましたが、今回は「支那そば」と味玉を。このところ本当に有名店ばかり回っているので、8点をつけるかどうかはかなり慎重に。

いろんな素材が複雑に絡み合ってはいるのだろうけど、最終的にはきわめて分かりやすいスープ。完全に鰹1本という趣。決して嫌いなわけじゃないんだけど、もっと繊細な感じの店かと思ってました。

よくダシが出ているというよりは、花鰹をダイレクトに丼に放り込んだような印象。魚粉ぽいのとも全く違います。ふくよかな鰹の香り・甘みが口腔を満たし、お醤油ダレもしっかりして、と来ればこれしかないとばかりに、揚げネギを全面的に効かせてくる。実にストレートな表現。

麺は自家製の中細でストレートに近い。むっちりした食感でスープの絡みもいいのだけど、若干柔らかめかな。もう少しはっきりコシのあるものの方が好み。

チャーシューは、崩れやすいのでお皿から流し込むようにのせるほどにトロトロ、味玉やメンマは普通。万人受けは間違いないけれど、何か意外性が欲しいかも。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

神田 亀澤堂の豆大福

豆大福シリーズ。神保町交差点から水道橋方面に少し行ったところにある、外観はかなり地味なお店。「亀澤堂」さん。お店のHPまで、「水野真紀オススメ」一本でアピールするのはどうなんでしょうか。100年続いた老舗なんだから、それだけじゃないでしょ。

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こちらの豆大福も、結構個性が強い方かもしれません。まず思うのは、丸っこくてサイズが小さいこと。ゴルフボールよりわずかに大きいくらいでしょうか。

そして、豆が白っぽいのが大変珍しいですよね。一般的なエンドウ豆ではなく、大豆を使っているのだそうで。

豆大福という言葉から思い浮かべる素朴でごつごつしたイメージからすると、実にかわいらしくて上品。

つぶあんは大福としてはかなり甘さ控えめで、お豆も大豆ですからやわらかめ、おもちも程良いやわらかさで、それぞれが主張しすぎずバランスが取れていて美味しいです。

和楽紅屋の七尾鳥居醤油ロールケーキ

うちがスイーツ系ブログだってこと、みなさまお忘れかと思います。ネタはいくらでもあるのですが、なかなか書くタイミングが無いんですよね。

これも毎回寄って確かめてはみるのですが、午後7時近くともなれば、まず売り切れですよね。本当にたまたま残っていたので、他にもお菓子を持ってたけど買っちゃいました。「和楽紅屋」の「七尾鳥居醤油ロールケーキ」です。

芸能人ブログを定期的に読んでる方ならご存じ、ともさかりえさんのブログにお気に入りとして何度も登場する、例のやつですよ。玉川高島屋とecute品川でしか買えないという、レアな逸品。

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醤油のロールケーキって…、と半信半疑でいただいてみますが、なるほどと思わせますね。外側の生地と、生地と生クリームの間にあるカスタード層の二つにお醤油が入っています。

お醤油の香りが、あたかも焦げたカラメルソースのようにふわっと立ちのぼり、決して奇をてらっただけのものではないことを感じさせます。

ただ、お醤油の入ったカスタードがかなりねっとりとして、本来ロールケーキに期待する後味のさっぱり感が無いのが非常に残念。舌にねばつくので、お醤油味が突出する形で結構あとを引きます。あと1歩。

上野駅前岡埜栄泉の豆大福

豆大福シリーズ。今回は「上野駅前岡埜栄泉」さんです。こちらの特徴は、姉妹品としてよもぎ大福・ずんだ大福もあること。閉店間際の時間でしたが、残っていたので購入。

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ええっと、愕然としました。豆大福に凝ってとりあえず有名店は結構食べてみましたが、ダントツで不味いです。

豆大福サイトで、岡埜系の豆大福はべちゃべちゃで×、みたいなことが書かれてまして、岡埜を一緒くたに扱うのは乱暴だと思ったのですが、これはまさにその通り。

ぐちゃぐちゃで全くコシのない餅に、完全に他の素材に埋没してしまってほとんど香りのしてこない豆。

何一つ褒めどころのない、これが人気だとはにわかには信じられないひと品。よもぎ大福とかずんだ大福とか以前の問題。

虎ノ門岡埜栄泉の豆大福

えっと、豆大福シリーズは一番有名なこちらから始めましょうか。「虎ノ門岡埜栄泉」さん。

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定番中の定番ですが、やっぱりこちらのは美味しいと思います。現在岡埜は30以上あるようですが、虎ノ門で特徴的なのは、あんこがこしあんであること。

ひとつひとつがはっきり主張する、おもち、こしあん、赤エンドウ豆の3つの素材が、お口の中ではじめて混ざり合い、ひとつの味を織りなす、その過程がはっきりと分かるのが何とも心地よい。

おもちはしっかりとコシがあって、あんこは甘さ控えめ、ほんのり塩味も効いて、全体にすごく上品です。お昼休みともなると行列になるのも頷けます。

しなそば+煮込み玉子@嚆矢・駒場東大前

石神本07-08で知らぬ間に新店紹介(再掲?)されていたお店。「嚆矢(こうし)」さん。いやぁ、あたしが駒場生だった頃は駒場東大前にラーメン店なんてなかったのにねぇ。今の東大生は羨ましいです。

土曜の12時到着で先客ゼロ、というか多分一番客だったと思います。サンドウィッチマンのツッコミのような風貌で髪型はハチミツ二郎という感じの、なかなかインパクトのあるご主人。「はるばるてい」出身ということは「たんたん亭」の流れですから、好みであることはほぼ確実。

豚骨鶏ガラベースの淡い清湯系スープ。これを単に薄いと評するのは間違ってますよ。魚介系も決して強くは出ず、澄んだ中にも旨さがじんわりと効いて、最後まで全く飽きることのない味。油は実にきめが細かく、タレも穏やか。

石神本では「煮干しを凝縮したように味が濃く」などとありますが、これは訪問時間の問題なのでしょう。朝イチのスープながら、少し冷めてくると、昆布や煮干しの旨みが徐々に濃厚に感じられるように。

麺は大榮食品の中細縮れで、加水率低めのややぽきぽきした食感。少し時間が経ってやらかめになってもコシは失われず、スープとの相性はかなりいいですよ。

チャーシューはまさに「焼き豚」という感じの、噛めば肉の旨みが溢れる上質なものですが、スープに浸かると固めになるきらいがあります。煮込み玉子は固茹でながら、味付けは非常にいい。メンマは細めで、かすかな酸味があります。

全体にインパクトは弱いけど、何度でも食べたい味。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

中華そば@若松・横須賀中央

横須賀食べ歩き。前回は県立大学側に行ったので、今回は中心部の「若松」「支那そばや」へ。あたしは台風一過で行きましたが、前の日に台風の中で営業した方も食べに来た方もすごいですね。まずは「若松」さんから。「支那そばや」が塩予定なので醤油の「中華そば」を。

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2軒比較で書きますが、仕事の丁寧さだとか本来的な美味しさは絶対にこちらが上だと思うんですよ。ただ、今回はHPにある「店主のこだわり」が全然伝わってこなくて、勿体ないといいますか。時間的には営業時間のど真ん中で行きましたから、スープは安定してると思ったのだけど。

脂分や味の濃いものが好まれる昨今、若松は違う、その味に違和感を覚える方も多くて、「味もだしも薄い」とお叱りを受けることもあるが、ボリューム・味の濃さ・インパクトなどを求める客には若松の中華そばは合わない、というのが「こだわり」の大要ですが、明らかに濃すぎるんですよ。

まず魚介の出方が結構ストレートで、やや単調・表面的。もう少しじんわりと味わい深いスープをイメージしていたので、違うなと。加えて塩が尖っちゃって、やたら塩辛い。「醤油」を食べた印象が無いですね。せっかくの無化調なのに、別のところで喉が渇いてしまう。1杯ごとにチェックはしないのかな。

麺は「増田製麺」の中細縮れでむちむちした好みの食感。チャーシューはやらかくて食べ応えがありました。メンマも旨い。味玉は普通。「めじろ」の影響を受けたとのことで、確かにネギの切り方が同じで、焦がしネギも入ります。水菜が表面の高温の油で熱せられ青臭い香りを放っていて、そこは評価が分かれるかも。☆☆☆☆☆☆☆(7.0+)

和らくらーめん@和らく・県立大学

横須賀から、「嶋や」の並びで一番客が入っていた、「和らく」さん。100メートルくらいの間に4軒あるのかな。外から見た目には、きっちりお金をかけて今風の店舗にしているなぁ、という感じです。奥にはテーブル席も用意されている模様。家族連れが多い。スタンプカードもあるみたい。

個人的には、あんまり高い点は付けられないかな。この手のスープの競合店が少ない地域だから流行っているのは何となく分かるのだけど、完成度はそれほどでもないような。

今風のありがちな和風醤油のスープは、表面の油が過剰で第一印象が悪いです。表には「節系醤油」とはっきり書いてあった気がするのだけど、油のせいもあってか全体に魚介の効きが良くない。熱々に保つだけなら油はここまでなくても。動物系は相応に濃厚で、お醤油味は濃いめ。

中太縮れの麺は地元の丸金製麺なるお店のものらしいけれど、多加水プリプリの食感ながらコシはもう一歩といったところで、スープとの絡みもさほどよろしくない。

具も特に印象に残るわけではなく、中でもチャーシューがもも肉でかなり固い食感だったのが残念。具を全部お皿に並べておいて、そのままスライドさせて丼に入れる手際など、感心するところもあるのだけど。☆☆☆☆☆★(5.5)

支那そば@旨麺 こむぎや・両国

両国でラーメンと言えば「まる玉」「ら・めん 風」が頭3つくらい抜けていますが、2回も足を運んだのだからもう1軒くらい、と雑誌類をよく検討して選択。昔、自転車でお散歩してよく前を通っていた気がします。「旨麺(ういめん) こむぎや」さん。

アド街ック天国(両国)第6位というビッグタイトルがあって、「まる玉」などと一緒に「力士が愛するラーメン」として紹介されたようです。店内には小錦の写真などが飾られています。

豚骨と支那そばの2本立てで、どっちが評判とか関係なく「支那そば」。「澄んだスープと魚介系スープのダブルスープ」だそうで、澄んだスープの方は鶏ガラ野菜ですかね。

見た目には本当に澄んだスープなんですが、食べてみるとかなりのインパクト。クリアな中に魚介が思いっきりガツンと出た、非常にエッジの効いたスープ。「九州産焼あごを使った極上ダレ」だそうですから、スープとタレとダブルで効いてるんですね。売り文句の「和風」や「あっさり」は超越してます。

それでいてえぐみや酸味は感じさせないのですから、非常に個性的で面白いスープだと思いました。店内にちょうど18時のニュースが流れ、今更ながら「2代目けいすけ」のレポートをやってまして、店主も興味深げに眺めてましたが、あの海老なんかには負けてませんって。

「新栄食品」の中細麺も、プリプリした食感で風味もよくなかなか。つけめんが人気の店というのも分かります。具は全体にイマイチで、チャーシューは塩辛くてパサパサ、メンマも×。食べ放題のモヤシキムチは旨いけど、支那そばには全然合わない。☆☆☆☆☆☆(6.0)

醤油ラーメン@中華蕎麦 ぷかぷか・中目黒

さてさて、中目黒の課題店もう一つは、渡辺樹庵氏プロデュースの「ぷかぷか」さん。せっかく来たのに、地元ならではというお店がないのは残念ですけどね。

カウンターに2人用テーブル×2のさほど大きくはない店舗ですが、ゆったり座れるのがいいですね。食券機では塩の方が上にあり看板っぽかったんですが、気分で醤油に。

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樹庵氏プロデュースだから豚骨魚介のイメージでいましたが、動物系が穏やかでふくよかで、とろみや重量感がないのがいいですね。大仙地鶏を中心に、とありましたし、豚骨は使っていても相当控えめな感じ。

魚介は佐賀の根昆布にサンマの煮干しとありまして、ふんわりと心地よく香ります。えぐみを感じさせないのは、スープは1杯ごとに小鍋で温め、煮詰まるのが抑えられているからでしょうか。

お醤油ダレは割と濃いめで、魚介と相俟ってか酸味が強く出ているのですが、それが決して嫌みにはなっていません。麺は三河屋製麺の中細ストレート、小気味よい歯応えと歯切れの良さがあたし好み。

酸味や麺の感じが似ているので、全体のイメージはお隣は恵比寿の同じく樹庵氏プロデュース、「瞠」を思わせますね。チャーシューはデフォルトで2枚入り、味はやや濃いめながらやらかくて旨い。メンマは大ぶり濃い茶色のお馴染みのもの。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0?)
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