三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2008年01月

1月の5杯

最近8.0のハードルをやたらに高くしてしまった気がします。今月は上2軒だけですね。

Shinachiku亭@反町の塩味
多久味@船堀の塩つけ
生竜@二宮の塩らあめん
たんたん亭@浜田山のミックスワンタンメン
うさぎ@神泉のらーめん

次点は、臨機@西永福とめんやもも@一之江、なんだけど僅差です。

中華そば@丸デブ総本店・岐阜

仕事がら、楽しみにしていた地方遠征。第1弾はあんまりラーメンのイメージがない岐阜市。しかし色々と調べてみますと、ここだけは絶対に外せない1軒が。ちょうど通り道だったので時間のロスもなく立ち寄ることができました。「丸デブ総本店」さん。

「柳ヶ瀬」ということは「柳ヶ瀬ブルース」のあの柳ヶ瀬ですか。そんな辺りにあるお店は、なんと1917年創業。東京初のラーメン店「来々軒」が浅草に開店したのが1910年とのことですから、そのすごさが分かります。

メニゥは「中華そば」と「ワンタン」のみ。そして価格は何と各?350。一人で食べに来ているおばあちゃんが多いのが印象的。おばちゃんの接客も温かい。地元の方は味の濃さや麺の固さを指定して注文してる様子。

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ラーメンの原風景は、一見するとうどんのように見えますが、スープが明確に違う。いわゆる和風だし、魚介系の香りが全くしないのだ。

鶏ガラスープにたまり醤油のタレを加えて作られるスープは、濃いめのお醤油味にショウガの香りが効いて、全体としてはやや酸味があり甘みは控えめ。溢れるまでなみなみと注がれ、油は少なめながら飲みやすい。

中太ストレートの麺は風味などはうどんに近く、つるつると滑らかでもちもち感のあるもの。濃いめの醤油味のスープとの相性は当然に○。

チャーシューは、肉を直接スープに入れてそのまま煮込んだような感じ。あとは蒲鉾とネギが入る。たいへん歴史的に価値のあるものを食べさせていただいた。☆☆☆☆☆☆(6.0)

味玉らーめん@うさぎ・神泉

来週は週のアタマから出張があるので、外出は軽めにということで、渋谷に。休日は格安で空いてる湘南新宿ラインのグリーンで、大好きなごほんを読んでれば勝手に着きますからね。狙いは神泉の「うさぎ」さん。

駒場時代に歩き慣れた道ながら、神泉のメインストリートを少しばかり外れていて、発見に意外と手間取りました。うさぎさんのイラストが描かれた旗だけが目印。いつも通り、「味玉らーめん」。

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出身の「麺屋 雄」はたまたま先々週うかがいましたが、修業先は軽く越えてますね。石神本のニューカマーの1軒ですから、もちろん期待はしてましたけど。

魚介系和風スープのお手本のような、大好きな味ですね。どこかで出会った味なのだけど、雑味が無くキレがいい。店主は25歳だというけど、洗練を感じますね。

動物系・昆布&椎茸・魚介のトリプルスープとのことですが、煮干しや節系の香りが心地よくふわっと広がり、揚げネギの使い方も絶妙で、単なるアクセントでなくしっかりスープの構成要素になっています。

麺は中細の縮れで、ぽくぽくした食感に意外性がありましたが、これはこれで旨い。直前に炙ったチャーシューも香ばしいし、小松菜のシャキシャキ感もいい。味玉はやさしめの味付けで、もう少し濃いめでもいいかな。

丁寧な仕事の賜物でしょうが、開店半年あまりにして既に完成されている印象。ここからどう進化するのか注目。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

櫻塩ソバ@中華ソバ 櫻坂・渋谷

食レポを書かないうちに随分経ってしまったので、筆頭メニゥを食べたこと無いことだし、と久々の訪問。桜丘のI塾のすぐ下ですが、あの頃はここも無かったもんなぁ。「中華ソバ 櫻坂」さん。

調べると1年2ヶ月ぶりですが、座り心地の悪い甕でできた椅子の記憶が強く、今回もやはり尻が痛い。床に固定されてて隣席との距離も近く、落ち着いて食えない。

壁向きのカウンターに空席があったのでおそるおそるそちらに向かおうとすると、女店員からすかさずカウンターに座れとの指示。どっちもカウンターだと思うのだけど、冷たい物言いだ。嫌な記憶のある店は何度来ても変わらないものですね。今回は筆頭の「櫻塩ソバ」。

若鶏のスープにトウモロコシの絞り汁を隠し味で入れるという珍しいスープですが、鶏白湯を食べ慣れてしまうといささか物足りない。

白濁してとろみもあるのだけど、鶏らしい旨みはさほど感じられません。トウモロコシの香りははっきりそれと分かり面白いのですが、全体に大人しすぎて優しいというよりはぼんやりした印象。

麺は中太の緩やかにウェーブしたもの。かなり固めに茹で上げられており、とろみあるスープとの相性はそれなりかと思うが、若干粉っぽくも感じてしまう。麺自体に少し塩辛さも感じる。

丸バラのチャーシューはつかむと崩れてしまうほどでそれなり、穂先メンマは素材の味そのもの。味玉は白身がやや固めでしたが、味付けは秀逸。あとは桜の形の麩が真っ白なスープに彩りを添えます。

☆☆☆☆☆☆(6.0)

博多天神 新橋1号店@新橋

カウンターが異常な数字を示していたので何かと思ったら、「愚直」関連でウチがYahoo!でもGoogleでも何故か上位表示されるんですね。1日訪問者の記録をWスコアで更新しそうです。

もちろん私も、帰ったらたまたま「VVV6」が始まるところで楽しく拝見したのですが、評論家でなくラーメン店主が選ぶと「田中商店」ではなく「ぼたん」なのが面白いですね。お店が忙しい時間帯に足立区まで食べにいけませんものね。

そんな中、本日の更新は「博多天神」です(苦笑)。帰りに本当にお腹が空いていたのと、多少早い時間帯で席が空いていたので思わず。学生時代、渋谷店には何度か通ったなぁ。そのころの定番、キクラゲラーメンを(写真は普通のを食ったときのです)。

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ここは朝の通勤時に通ると豚骨をお店の前で割ってる光景が見られ、決して工場製の業務用スープなんかじゃないことが分かって安心するのですが、相変わらず異常に薄いですねぇ。

クリーミーで済まされるレベルじゃなくて、豚骨の旨みの2割も引き出されてないんじゃないか。味がしないから化調臭いだとか気にしなくていいのだけど、全くコクも無いので表層だけタレや高菜を投入しても意味がないんだよね。

麺は切り刃26番でしょうか。バリカタ注文が通用しまして可もなく不可もなく。チャーシューはスカスカで、ウズラの味付卵が入るのは新橋オリジナルかな。キクラゲは麺と同量あるんじゃないかというほど豪快に入って、コリコリ感はよくそれだけですべて許せてしまう。

「博多天神」って名前は絶対におかしいと思う。この味は新橋や歌舞伎町以外では受け入れられないだろ。☆☆(2.0)

センター試験

某ラーメン店主が予想通り大学入試センター試験を解いてみたということで、今年はやめようかと思っていたのですが、やってみます。

結果:
数1A:98点でした。論理問題でつまらないミスをしました。
数2B:敵前逃亡
 完全に忘れてる。現在の頭脳では「log」とか言われても太刀打ちできません。再修行しないと不可能。
英語筆記:194点 
 一番最後の問題、肢の見方がいい加減すぎた……ここだけ配点6点か。昔みたいに、序盤の変な問題は無くなったのね。
国語:173点 
 現代文100,古文漢文73でした。当時は現代文で満点取れたことも、古文漢文がここまで悪かったことも無かった気がする。
 敗因:
  ・「やさしき」が「痩さしき」でほっそりした様子かと思った。
  ・「けしからず」が「怪しくあらず」→「当然のごとく」かと思った。
 このあたりは現役当時でも同じ間違いをしたと思う。

 点数的には現役当時と同じくらいですかね。全部の肢をじっくり読めばひとつに絞れる高得点問題を落としたり、昔と変わりません。やっぱりセンターは苦手だし、理1には勝てないなぁ。地歴は怖いからやめます。

ラーメン@ゆうひ屋・赤羽

あまり大きな町が無いように見えて、いろんな駅に有名なラーメン店が点在しているのが北区。今回は赤羽の「ゆうひ屋」さんを。この町に来るのは初めてですね。全体の雰囲気は蒲田に近い感じがして、ちょっと苦手。

いわゆるWスープのお店ですが、赤羽のラーメン専門店としては古参の部類で、「オレが唸ったラーメン」(佐野本)にも掲載されてるんだそうだ。ゴールデンポークのゲンコツを使用したスープが話題とのこと。通常のラーメンで。

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ネットでは店主がいるときと女性ひとりの時(今回は後者)で味が違うとか何とか言われてますが、これはまったくダメですわ。

醤油、魚介(節系)、揚げねぎ、カイワレ、香りの強い素材がどれもバラバラな方向に主張しあって、ひと言で言えば臭いスープ。全体にのっぺりと平板な印象だし、何でも入れればアクセントになる訳じゃないと思うんだけど。

麺は三河屋の中細縮れなのですが、インスタント麺にあるような安っぽい食感とともに、全くスープとかみ合っていない。店内には佐野本の掲載頁が貼ってあって、よくよく読んでみれば麺が全くダメで、俺が製麺所に話つけてやろうか、みたいなことまで書いてある。本当に唸る味だったのだろうか。

「裸の少年」の収録後、店主が佐野さんのアドバイスに従ったとかいう話を耳にしますが、佐野本の写真と比較する限り、こちらは何も変えなかったようです。チャーシューも味玉も凡庸だったし、もういいや。

☆☆☆☆☆★(5.5)

とんこつラーメン@万年青・座間/入谷

珍しく本格的に雨の降る週末であったので、こういう日こそ、とかねてからの課題店であった「中村屋」に今更ながら向かってみる。ところが1月早々に長期の臨休だそうで、高座渋谷などという中途半端なところまで来たからには、とこちらも課題店、座間の「万年青(おもと)」さんへ。

座間に降り立つのは20年ぶりくらいになりましょうか、駅前を離れ幹線道路ではない坂道を下っていくと、郊外型の大型ショッピングセンターが見えてきて、あのあたりかと当たりをつけると、座間警察のお隣に無事発見。

急遽やってきたので和風か豚骨かと悩みましたが、筆頭の「とんこつラーメン」を。張り紙に「バリカタ」などとの文言があったので一応「バリカタ」注文。九州豚骨のお店だったっけか。

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出てきた1杯は、見た目は家系に酷似している。出身も「湘南家」というあまり評判を聞かない家系店だそうで。ところが食べてみるとかなり印象が異なる。

よけいな脂や臭みの抜けた、実にマイルドな豚骨ベースのスープに濃いめのお醤油ダレが効いて、そこにカツオの香りがうまい具合に乗ってくる。

家系をベースとしながらも、よりキリッとしたスープに進化を遂げています。雨天+午後3時ではさすがに空いてましたが、座間の超人気店と言われるのも頷けます。

麺は家系よりは細めの中太ストレート麺でバリカタの仕上がりになってしまいましたが、ぽきぽきした食感の中でも生っぽさは無く麺の風味自体もしっかり感じられ、こちらも家系とは一線を画す独自のスタイルで旨い。具については印象に残っていません。

帰りはもう一つの最寄り駅(こちらの方が平坦なので歩きやすいか)であるJR相模線の入谷駅へ。いや、これが海老名の隣駅だとは。

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駅に至る道路は農道のような一本道だけだし、駅員や券売機はおろか、駅舎がないのだ。幼少の頃、相模線のトイレが線路に垂れ流しで驚いた記憶がありますが、また新鮮な驚きだった。

☆☆☆☆☆☆★(6.5)

らーめん@愛宕 六助・虎ノ門/内幸町

ネットで話題の新店、というかこんな近所にラーメン屋ができたとなれば、行ってみるしかないでしょう。今月10日にオープンしたばかりの「愛宕 六助」さん。「愛宕」を冠するラーメン店が現れるとはねぇ。住所は西新橋。徒歩30秒の「がんや」に次いで、事務所から1分半くらいですか。

山口県の小野田で創業27年という老舗豚骨ラーメン店の暖簾分けだそうで、すごいご当地ラーメンがやってきましたね。豚骨ラーメンでデフォルト?1000という超強気な値段設定。確かにお店は高級感が漂っています。

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見た目には、博多であればかなり色の濃い部類の、醤油ダレが強そうな豚骨スープ。ところが口にしてみると、濃厚で一定の粘度を備えながらも重たさはなくさらっとしてまろやか、豚臭さのない非常に上品な味わい。

豚らしいワイルド感がないしタレも決して濃くないのに、不思議と物足りなさはない。豚骨の旨い部分だけを引き出しているということだろう。野菜や鶏は使わず、純粋に豚骨のみを強烈な火力で炊き出すのだそうだ。

麺は26番くらいか、細ストレートの低加水だが、固め注文にして少しスープを吸ったくらいが旨い。最初からスープに麺が絡みあってこそ味だから、本来の味を損なう替え玉は無いのだとか何とか、そのこだわりも分かる気がする。

細めのメンマも上品、チャーシューは薄めのバラが4枚、ちょっと味が抜けているが悪くない。カウンターのおにぎりとたくあんが食べ放題、「店長からです」と辛モヤシが出てきたりと、お値段が高いなりにサービスは非常にいい。獣臭さ・脂っこさのないスープに白飯がよく合うのだ。

酒とつまみの種類が少ないので、これからいかなる路線に進むのか注目したいところ。接客のおねえさんがかあいらしくて感じがよかったし、おおむね満足。☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

※08年3月現在、らーめんは?800でおにぎり2個付きになっているようです。2個食べれば十分満腹でしょう。

中華そば@甲斐・久我山

マニアではないけど、雑誌の特集とかはチェックして食べに行く、というラーメン文化を最も支えている層のことを考えると、いま都内で一番危なそうなのが、「七彩」とこちらでしょう。久我山の「甲斐」さん。

何で12月のうちに行かなかったんだろうと後悔しつつ日曜の13時半。店主1人カウンター7席の店に並びは15人、うーん……いったん「臨機」で食べてからもう一度14時過ぎに戻ってもやはり15人。さすがに並んでる方々のマナーがいいので(「く○り」とかと違って)不快感はなかったですが、初の行列1時間オーバー。

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最も恐れていたスープ切れは回避できましたが、味玉もチャーシューも全部切れて、基本の2メニゥしか食べられない状態だったので、素直に「中華そば」。

いやぁ、こういう味が行列を生む時代になったんですねぇ。もちろん一定以上に洗練されたものではありますが、きわめてクラシカルな普通の中華そば。旨いのだけど遠路はるばる&1時間待ってとなると、もう1軒行かないと勿体ないかなぁ、という気分に。

世間でいうほど明確に煮干し風味という味わいではなく、ふわっと立ちのぼる穏やかな魚介の風味としっかりしたお醤油ダレと、非常に丁寧にバランスよく作られている。

ネオクラシカル、現代のテイストという部分がいまひとつピンと来なくて、むしろ一定の化調感とかネギ油とか、少し崩しても面白いのかなぁ、とか思ってしまう。

麺は中太ウェーブのみっしりした低加水麺で、噛み応えと小麦の風味がよく、7割方の客がつけめんというのも分かる気がします。具は、チャーシューが小さいながらもやらかくて、あとはメンマと海苔とシンプル。

☆☆☆☆☆☆☆(7.0)
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