三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2008年04月

4月の5杯

今月はかなりの当たり月でしたね。5軒目は「無限庵」と悩みましたが、「再訪したい度」の差で。

仁鍛@白楽
海神@新宿
弥彦@幡ヶ谷
げんげん@新大久保
アイバンラーメン@芦花公園

次点は、無限庵@神田、その次が再訪ですがむらさき山@三田のつけめん。
オリオン食堂2@東長崎、維新@横浜、来吉@浅草橋、夕やけ@新宿御苑前あたりも美味しかったです。

塩ラーメン+黒味玉@RAMEN CiQUE(ちきゅう)・南阿佐ヶ谷

こちらはちょっと前の新店。非常に評判が高いですからね。ずっと気になっておりました。南阿佐ヶ谷は「RAMEN CiQUE」さん。これで「ちきゅう」と読ませる。荻窪からも十分徒歩圏内。

店内はカウンターのみで清潔感があり、ゆったりしている。後ろに待ち客用のベンチがあるが、残念なことにその片隅にスタンド灰皿が。これで仮に、嫌煙者に対して配慮した気になっているんだとしたら情けない。誰か吸い始めたら、食べる前だろうが食券捨てて帰りますよ。

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塩ラーメンに「焼きトマト」、と思ったらやってないようで、醤油味の「黒味玉」を追加。

キリッとした、というよりは丸みのあるやさしい穏やかなスープ。鶏と香味野菜由来なのかな、自然な甘みにあふれていて、最近増えつつある「淡麗魚介系」とは印象を異にする。

魚介系素材の旨みはさほど強く出していませんね。ときおり舌にぴりぴりっと来る感覚があったのだけど、これはスープの素材によるのか、具に使われた香辛料によるのか。

麺は中細縮れで三河屋だそうですが、サクサクしたものではなく、もう少ししっとり滑らかで、適度なやわらかさを備えたもの。ふんわりしたスープには合っている。

具は、まずチャーシューがほろほろほぐれる感じで八角の香りがするもの。手が込んでいて旨い。味玉も半熟でお醤油の香りがいい。ホウレン草のシャキシャキ感も、臭みのない細切りメンマのコリコリ感も○。麩が入るのも面白い。

おおむね満足であるが、やはり焼きトマトを食べてみたかった。☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

小浜ラーメン@若狭亭・南阿佐ヶ谷

今週話題の新店といえばこちらでしょうか。向かいの「CiQUE」と合わせ、課題店が2軒になったので行ってきました。南阿佐ヶ谷は「小浜ラーメン 若狭亭」さん。

「オバマ」がタイムリーだから出店したんですかねぇ。福井県内で複数店舗展開している店の県外初進出のようです。中はテーブル席の多いそば屋のような作り。基本の「小浜ラーメン」を。焼き鯖寿司なんかもあるようです。

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個人的にはやや苦手なジャンルかな。魚介醤油系のスープですが、まず全体に甘ったるい感じ。

えぐいまでに魚が出てくるのかと思ったら、魚介の香りはそれほどでもない。油の量がかなり多めでスープも最初は熱々だが、くどさがないのは○。玉ねぎのみじん切りがスープによく合っており、センスは感じられる。

麺は中細の平打ち気味の縮れ麺で、ぴろぴろした啜り心地ともちもち感がなかなか良い。どこの製麺所だか確認は出来なかった。スープとの相性は良好。

チャーシューはやらかくそれなりの仕上がり、細切りのメンマも臭みが無く小気味よい食感がいい。ただ、このシンプルさで750円という価格は今後苦戦するのではないか。

ごくごく平均点なラーメン。☆☆☆☆☆★(5.5)

焼豚ソバ(並)@焼豚ソバ 黒ナベ・東池袋/池袋四丁目

ちょっと前の新店。池袋はいまだに地理がよく分かってないのだけど、東池袋なら有楽町線だし迷うこともない。一応「大勝軒」の前を通ってみると、外待ちは2人で惹かれかけたが、すぐに売り切れの看板が出てきた。

で、そのすぐ近く。都電の池袋四丁目の駅前。ちょっと目立たない雑居ビルの1階は「焼豚ソバ 黒ナベ」さん。フレンチ出身なのに富山ブラックをインスパイアした……のかどうか、とにかくそれっぽい1杯が食べられるというお店。

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看板の「焼豚ソバ(並)」に、こないだ富山で学んだように、白飯を頼んで臨戦態勢。出てきたそれは、どこからどう見ても富山ブラックではないか。

さすがにしょっぱいなぁ。他のサイトさんでは、富山に較べたら食べやすいとの声が多く、たしかに麺を喰らう分にはその通りですが、飲むのは無理。塩辛さよりも、お醤油の酸味の方が強く出てるかな。

これに合わせてくる麺が、浅草開化楼の存在感抜群な太縮れ麺。「東京で富山ブラックインスパイア」、よりも「富山ブラックと開化楼のコラボレーション」の方が価値がある気がします。

ぷりぷり、ワシワシと喰らう麺とブラックスープとの相性は非常にいい。ざっくり切ったネギの食感や、本家よりも控えめに振られたコショーの香りもいい塩梅。

チャーシューはしっかり味付けがされて様々な切り方でたくさん入っているが、個人的には先日の「大喜」のパストラミタイプの方が白飯と相性がよくて嬉しいかも。メンマは塩辛くなかった。

☆☆☆☆☆☆(6.0+)

01(ゼロワン)@EX・大井町

新店コレクターに戻りましょう。今月一番の話題店といえば、やはりこちらでしょう。大井町の「EX」さん。駅前の飲み屋街の一角ですが、昼間はあまり通る人もない裏路地にあるので、通りがかりでふらっと、という人はなかなかいないでしょうね。

「永楽」や「味香美」の辺りと覚えていけば分かるでしょう。この両店は日曜とあって満席に近い入り。こちらは先客2。全部で5席しかないのだが、この狭さはかつての「あびすけ」や「ひら乃」以上ですね。メニゥはつけ麺の「01(ゼロワン)」オンリー。今後、02以降が登場するのでしょう。

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これは前例のないつけダレ。動物系・魚介系ともに突出したものはなく、ほんのり甘みのあるやさしい塩味。

そこに海苔の香りをはっきりと利かせて全体をまとめてくる。麺の方に大葉がのっており、自然とその風味も加わることになるが、これも良く合っている。

麺は結構茹で時間のかかる極太麺。もっちもちでコシも強く、麺自体の風味も良い。このつけダレだと麺が勝ってしまいそうに思えるが、麺の香りにタレのやさしい味がうまく絡み、相性も上々。

チャーシューは冷たいが、柔らかく味もしっかりしている。具としては変わり種の大根は、食感以上に特に印象は残さない。最後はスープ割りではなく、ちょっと固めに仕上げた茶碗蒸し(貝柱入り)を崩してタレに入れていただく。アイデアは面白いが、つけダレ自体が十分旨いので、それで十分かも。

つけ麺全盛の時代に、全く新しいものを見せていこうという姿勢がいいですね。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

あら炊き塩らあめん@麺屋 海神・新宿

以前からの課題店。何かのついでにいつでも行かれるし、とか思ってると忘れそうなので、JRから京王線への乗り換えの機会に。新宿の東南口を出て階段降りたらすぐ。「麺屋 海神」さん。

池袋からの移転ですが、駅前とはいえ1階がアダルトグッズ店という雑居ビルの2階……この場所で大丈夫なんだろか。いわゆる「鮮魚系」の先駆けのお店ですね。

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毎日変わる魚のアラでダシを取るスープ、本日は、「鮭、穴子、ハマチ、金目鯛、鯛」。基本の「あら炊き塩らあめん」を。

完璧すぎることが唯一の欠点じゃないですかね。上品な魚の旨みを引き出しつつ、全く臭みのない、実にクリアなスープ。透明感はありつつも凝縮された魚のエキスに、物足りなさは皆無。

麺は、二種類の小麦粉を使い低温熟成させて作るとか何とか、細ストレート麺ながら噛み応え、コシともに申し分なく、それ自体としての風味も良い。

薬味の使い方も抜群にいい。特に糸唐辛子にこれだけの説得力があるスープは記憶にないです。わずかにピリッとくる感覚が、繊細なスープにとっては十分すぎるアクセントになる。大葉、針ショウガ、みょうがも然り。卓上の山椒も合う。

チャーシューやメンマの代わりになるのは、鱈に海老のすり身を練り込んだつみれと、軟骨入りの鶏つくね。似たような形と食感で、味のコントラストがはっきりして、演出としてもうまい。

このジャンルでは「こじろう」と双璧。見事。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

塩半熟卵ラーメン@アイバンラーメン・芦花公園

一度タイミングを逃してその後マスコミの話題先行になってしまうと、行きたくても足が向かなくなってしまう。最近は新店専門になりかけてましたが、ぴあ本に「土日は16時過ぎが狙い目」とあったので、スープ切れも覚悟で。「アイバンラーメン」さん。

たしかに並び無し2席空席あり。そして、いつもテレビで拝見してるアイバンさんもいらっしゃる。店主が店にいるのは当たり前ですが、ちょっとした感動があるのは「多賀野」の高野さん以来かな。初訪なので「塩半熟卵ラーメン」。ご飯ものは遠慮しておいた。

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ひと口スープを飲んでみると、思ったよりもオイリー。鶏油中心でしょうね、べとつきやしつこさは皆無で、後味はさらっとしている。

見た目は魚粉が随分浮いているように見えますが、ベースは丸鶏の旨みがよく出た、非常にふっくらとしたスープ。そこに絶妙な塩梅で魚介を効かせてくる。

塩ダレも丸みがありますし、アメリカ人の店主という先入観を除いてもなお洋風な印象を受けるのは、野菜の使い方が巧いからなんでしょうね。

麺は自家製という細ストレート。断面は正方形に近いつるっとしたものだが、コシもしっかりして旨い。多めの油のおかげもあって、スープの絡みも良い。

チャーシューは味付けは薄めであるが肉の味を残し柔らかく、半熟卵も味付けは薄め。メンマもしっかり上質の穂先で、手を抜いていない。

荷物を置くところが全くないのと金属製のレンゲが異常に使いにくい点は大きくマイナス。ラーメンをあれだけ愛するご主人なら、この程度のことは気付いて欲しい。

話題先行だったが、味もそれに見合う水準だった。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0+)

愛宕@京鰹節 つけ麺 愛宕・新橋

基本的にリピーターではなくコレクターのはずですが、もう4回目です。夜・夜・昼と3連続で味を確認した後、ちょっと間をあけて昼。スープ・麺とも昼夜で異なるので別エントリにします。「京鰹節 つけ麺 愛宕」さん。

すっかり人気店になった様子。初めて昼休みに行ってみましたが、5人待ちだったかな。回転がいいので並びはさほど気にならない。つけの気分ではなかったので「愛宕」。いわゆる「特製」に当たるもの。

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ふっくらしたしみじみ旨いスープは、夜のスープと方向性を一にする。鰹の香りは夜スープよりもきれいに出てるかな。

お醤油ダレもきりっとしていて、やはり夜に較べるとキレがいい。ただ、食べ進めるうちにスープがニンニク臭くなってくるのが非常に気になる。2回とも同じ印象なので、これが仕様なのでしょう。

せっかく繊細なスープが受けているのだから、無理に強い薬味を足しすぎることはない。たしかに突出したもののないスープだけど、それならば鰹をもう少し効かせる方がいいのでは。

麺は中細ストレートで、ぽくぽくした食感。スープを吸いやすいタイプだが、ふくよかなスープにはよく合っている。茹で加減が難しそうだが、その辺はしっかりしている。

見た目が旨そうなのに、肉の味が抜けたいま一歩なチャーシューは相変わらず。外側だけ香ばしいのだけど。「ごまたまご」ももう少し味が入るといいなぁ。大型のメンマは相変わらずジューシー&控えめな味付けで旨い。

本当にあと一歩。☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

特みそらーめん@北海道らーめん 夕やけ・新宿御苑前

雨の降りそうな土曜日にふられてしまったこちらのお店。また土曜日にリベンジするのも面倒ですから、来てしまいました。「北海道らーめん 夕やけ」さん。

四谷の「ピヤシリ」の移転再開で、上川にある「あさひ食堂」の系列店、というのが基本情報ですね。夜は居酒屋スタイルで、常連が気さくなご主人と喋りながらまったりする店のようです。禁煙じゃないし、再訪があるとしても夜はやめとこう。一番人気の「特製味噌らーめん」。

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旨いなぁ。攻撃的な札幌系の味噌ラーメンの対極を行くも、実に丁寧につくられた満足感の高い1杯。

味噌ダレは、リンゴや玉ねぎなどをペーストにして味噌に合わせるらしいのですが、とんがった塩辛さでアピールするのではなく、コクと甘みが存分に引き出されたマイルドなもの。

ベースは豚骨ながら動物系の重量感はなく表面の油もきめ細かい。まろやかでかつ奥行きのあるスープに、気が付くと思わず最後まで飲み干してしまいそうになる。

麺は上川より空輸されるという中細の縮れ麺。歯切れよくさほどコシが強い方でもないが、やさしいスープとの相性はなかなか。茹であがりから提供まで随分かかったが、意外にだれてこない良質なもの。

チャーシューは肉厚で、味付けも肉本来のお味もしっかりして旨い。角材系の大ぶりなメンマも、薄味ジューシーで旨いなぁ。キクラゲが入るのが面白い。

醤油の「しろ八」、塩の「ひるがお」ときて、味噌まで一級品。さらに「ぶちうま」「大勝軒 十五夜」とあるのだから、山手線の内側では新宿御苑前が最高の激戦区じゃないか。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

閉店

全然知らなかったけど、「仙蕪庵」が閉店してたんですね。時間の問題とは思ってたけど、跡地のお店も早めに行ってみます。ぴあ本にすら載ってない「おんぱと」はまだあるのだろうか。

ついでに、「二刀流@神田」の閉店も忘れてましたので、訂正。
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