三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2008年05月

しお味玉らーめん@町田汁場 進化・町田

今回の町田遠征、とにかく「一番いちばん」がメインだったので、「進化」「喝采」「基」と残された中から、何となく同方向の「進化」をサブで選択。注文は「しお味玉らーめん」

しかし駅から遠い。しかも、アパートの1階に店舗が並ぶ建物の1室で道路から奥まっているため、立地条件としてはきわめて悪い。よくここを選んだよなぁ。店内には例の「RO逆浸透膜式浄水機」があって、ロックンロールワンからピンク色を排除したような店内。

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まさか、ここまで旨いとは。スープのひと口めでここまでの衝撃を受けたのはいつ以来だろうか。

わりと信頼がおける本では「鶏ガラ」となっているが、丸鶏がベースではないかと思われる、滋味に溢れた非常にふくよかなスープ。「ひるがお@新宿御苑」の元店長の独立店というが、味の深みでは出身をはるかに越えています。

少し多めの油に、丸みのある塩ダレ、そして奥の方から控えめに魚介の香りが立ちのぼってくる。鶏を中心に据えながらも、決して単調にならず表層的な旨みにも頼らず、最後までまったく飽きがこない。

麺は中細ストレートで、しなやかさと喉越しの良さを備えたもの。歯ざわりはソフトであるが、コシはしっかりしておりこちらも好印象。麺とスープといずれも勝ちすぎず相性は○。

きれいなピンク色に仕上がったチャーシューは、肉のうま味を活かしたものでほろほろと崩れる。メンマは大ぶりで小気味よい食感、控えめな味付けで決してスープの邪魔をしない。味玉については醤油味でもいいかなぁ、という印象。

今年はほとんどつけた記憶がないが、これは文句なく9点。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)

ラーメン+味玉@博多ラーメン しばらく 日本橋店・水天宮前

色々新店ができてるのは知ってますが、大山とか三茶とか、平日は無理だって。
「okajin」は今回も時間的に断念で、こちらに。

粘度が低くて豚骨全開のスープも、細ストレート麺にざくざく感がなく、好みとはだいぶ離れたもの。
☆☆☆☆☆☆★(6.5)

まかない二番醤+海老煮玉子@つけ麺生粋 四日坊主・水道橋

新店というか、「つけ麺」とか「四日坊主」とか付くので別ブランドなのかと思ったら、どうも単に神保町店の縮小移転というだけのようです。旧店舗の閉鎖も確認しました。「つけ麺生粋 四日坊主」さん。

「豚そば屋 けっぱれ」の跡地はテーブル席中心でやたらに広かったから、賃料がきつかったのでしょうか。今度はカウンターのみのずいぶん狭い店になった。なぜか看板が手書き。「つけ麺」が屋号につく割に「上生粋醤油」とか普通にあって拍子抜け。食べたことのない「まかない二番醤」で。

このメニゥがまさかのあつもりタイプ。つけ麺メニゥだなんてどこにも書いてなかったのに。まぁいいや。

つけダレは、コンセプトとしては魚を抑えたものらしいのですが、逆に秋刀魚の肝の苦みがよりリアルに出ているような気がしました。タレの味自体も当然濃いめで、辛さも利かせたもの。

鶏白湯とのブレンドよりも、より「生粋」らしいアプローチ。麺の方になみなみと張られたほぼ透明なスープは、鶏ベースのたいへん丸みがあるもので、麺を食べる過程で自然とスープ割りがなされていくが、薄まるというよりは姿を変えていくという印象。

麺は中細の軽くウェーブがかかったもので、ハリのあるタイプではなく決してつけめん向きとは言えないが、スープに泳いでいるとさほど違和感を感じない。こうしてベースのスープを味わうと、あの暴力的なまでの秋刀魚風味がもっぱらタレに由来することがよく分かる。

チャーシューはサイコロ上に切られてつけダレにゴロゴロ入り、相応に旨い。150円とややお高めな海老煮玉子は、白身の半分くらいまでピンク色と海老の風味が入って、なかなか面白い。

多店舗展開店ながら、味は高値安定といった感じ。☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

焼豚わんたん麺@一番いちばん・町田

あまり行きやすい場所にないもので、「とら食堂」系列の白河ラーメンとの出会いは、昨年の「もめん@みずほ台」が初めてでした。独特な手打ち麺の食感に魅了され、白河系は積極的に回ろうと決意したものの、仲町台とか西国分寺とか、行動範囲から外れすぎ。

こちらも梅ヶ丘から町田という微妙な移転をしましたが、「とら食堂」直系では都内で一番有名な店ですから、久々の町田遠征。「一番いちばん」さん。近いには近いんだけど、ボックス席もグリーン車もない電車は嫌なんだよね。

午後1時半過ぎながら、途中の「風来房」「おやじ」と並びができていて、大行列かと覚悟したら、8割程度の入り。白河系ってのは爆発的な人気とはいかないもんですね。

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1回ですべて味わいたかったので、「焼豚わんたん麺」?1150にしたが、焼豚の量が半端じゃないな、これは。

麺は平ザルで手際よく揚げていたが、さすがは「とら食堂」出身というべき手打ち。ぴろぴろの啜り心地に、ぷりぷりもっちりとした食感。スープをよく持ち上げ、納得の旨さ。

スープの方が若干イメージと違ったかな。鶏ガラ・ゲンコツ・背ガラに昆布と野菜というスープは、動物系のコクはしっかりしているが、タレが随分と濃いめで油もやや多い。

お醤油の風味とコクで飲ませるタイプで、もう少しキレがあるものを予想していた。タレに魚介系の素材を合わせてるようにも思えたが、どうなんだろ。

炭火で焼いてから醤油で煮込むという白河独特な製法のチャーシューは、脂身がない部位とバラと2種類。どちらも火を通しすぎずジューシーで旨い。絶品。逆に名物のワンタンはとりたてて特徴が無かった。

期待値があまりに高かったのだが、自分の「もめん」のときのブログと比べると感動に温度差があった。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0?)

かけ拉麺(煮干し増し)+あぶり焼き豚+半熟卵(塩)@いまむら総本店・関内

川崎でも横浜でも過去に全くいい印象はないのですが、5月20日にリニューアルされたとのことでさっそく(一応仕事のついで)。横浜で仕事の時は、ここが美味しければ最高ですしね。前回は店の名前が無い頃なので別エントリにします。「いまむら総本店」さん。

今回のシステムは「拉麺」か「つけ麺」の「かけ」を頼んで、トッピングをひとつひとつ足していくもの。必然的にレジが行列になるし、12時台はどうするんだろ。今回は、「かけ拉麺」(?500)に「煮干し増し」「あぶり焼き豚」「半熟卵(塩)」で?840。

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過去の嫌なイメージが払拭される、なんとも繊細な1杯。トッピングをおかずにかけを食うというこのスタイル、しっくりきます。

比内地鶏のスープと煮干しのスープのWだといいますが、全くクセがなく、そして実に滋味深い。煮干しを突出させず、まろやかながら最後まで飲み干しそうになるスープ。

煮干し増しでこれだと、通常のスープはどこまで穏やかな味なのかとかえって気になりますが、「裏不如帰」より好きかも。そのくらいの実力を感じます。いやぁ、美味しかった。

麺は中細のストレートで、「中西食品」とある。サクサクとした軽快な食感で、このスープにはこの麺しかあり得ないでしょう。

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具は備長炭で炙って、焼きあがるそばから別皿に載せてくれるスタイル。あぶり焼き豚は、レアに仕上げた焼き豚にタレを付けて炙ってました。当たり前だが最高に旨い。半熟卵はなぜか冷たくて味もなかった。

その他、あぶりラム肉や比内鶏焼き、スーチキ(スモークチャーシュー)などもあり、あの拉麺がワンコインですから、トッピングを1000円分くらい豪華に食べたら相当にお得感がありそう。

昼14:30までという敷居の高さなので、できれば次回を14時に入れて……。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

玉子ラーメン@えどや・小岩

数日食べてないのでストックネタから。最近こそかなりの頻度で新店チェックをしてますが、これを見てるとやはり知らないお店も出てくる。石神本新店から、「えどや」さん。

最寄りは小岩ですが、南口の駅前から放射状に延びる商店街から少し外れたところにある。2階が住居になってる古めかしい建物の一画で、居酒屋が並ぶ中に1軒だけ、黒を基調とするラーメン店。以前は「三五郎」という名店だった場所とか。

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やや濁りのある独特な色のスープは、動物系と魚介系を別に仕込むWスープ形式とのこと。

一見穏やかであっさりしたスープに思えるが、何といっても鼻にふわっと抜ける魚介の香りが抜群にいい。決して動物系の力強さは感じないが、思わず最後まで飲み干したくなるような味わい深さを秘めている。

お醤油ダレに赤ワインを用いているとのことで、「そら@神田」みたいな感じなのかと危惧もしてましたが、そうといわれれば何となくといった程度で、ほどよいコクを与えるくらいにとどまっています。

麺は平打ち気味の中太で幾分か縮れたもの。つるつるっと啜り心地は良好で、もちもちとした食感も良い。スープとの相性も申し分なし。

チャーシューはほろほろと崩れるような良質なもの。味玉は色こそ真っ黒であるが、ほんのり甘めのやさしい味で半熟具合もいい。メンマもかなり色が濃いが、やはり控えめな味付けで○。

接客も丁寧だし、具のひとつひとつまで丁寧な仕事がされていることが伺え、好印象。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

豚鴨のつけそば/中華そば@多賀野・荏原中延

本日は「はるにれ」さえ食べられたら満足なのですが、まだ14時といわれると、欲が出てしまう。もしかしたら、の期待を込めて荏原中延まで歩いてみる。このへんもすっかり歩き慣れてしまった。

行列は15人くらいか。スープ切れ危ないかな、と思ってたら、奇跡的に私までで終わった。「つけそば」類しか提供できないとのことだったが、再訪だし、日曜日のこの時間で何かしら食べられるだけで有り難いのです。「多賀野」さん。1年ぶりかな。

個人的には、東京で旨いラーメンを教えてくれと言われて名前を出す店ではないのですが、ここがこれだけの行列店になるのもよく分かります。並び始めてから食べ終わるまでが、楽しい「多賀野」体験なのだ。

並んでいる人にまで丁寧に声をかけ気を遣う接客態度、外まで漂う魚介のいい香り、店に入ると各メディアでお馴染みの高野さんの姿がある。厨房が見渡しやすい低めのカウンター、それぞれが役割を分担して、各種スープやタレや油が丁寧に器に注がれていき、一体どんなつけダレができるんだろう、とわくわくします。

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「鴨せいろ」をイメージして作られたというつけそば。スープは清湯、鴨、豚骨の3種類とのことで、見ていたところ最後に器の中で合わせるようだ。

動物系のコクがしっかりしたつけダレは、ほどよい甘みがあって、油が少し多めで熱々、最近の流行というよりは正調のつけダレという趣きで、麺がするすると進む。最後の最後ということもあったのか、苦みがやや強めだった。

麺は大栄食品製、中太ストレートのむっちりしたもので、こちらも流行のアゴが疲れるような強いコシのあるものとは異なるが、つけダレに合わせてベストな選択がされていることがよく分かる。うず高く盛られた盛りつけ方も綺麗で食欲をそそる。

具は別皿提供、メンマはほどよい甘さで、箸休め的に食べても旨い。丸バラのチャーシューも上品な仕上がり。つけダレにも刻みチャーシューが忍ばせてある。味玉は燻製玉子に変更してもらったが、中はしっかり半熟なのに外は燻製でよくできている。

スープ割りは急須で提供され、こちらは実に綺麗な魚介ダシになっており、そのまま飲んですら旨い。割ってみると、それでもやや動物のコクが勝っているか。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

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前回の訪問は約1年前、19時前の訪問で7,8人の行列で済んだ。初訪なので基本の「中華そば」をいただいた。

店頭の香りに比して、明確に魚介というスープではなかったので意外だったが、動物系素材のコクと魚介の香りと全体に一体感があり、すっきりした後味ながら深みのあるスープ。「飽きがこない」とはこういうことを言うのだろう。

麺は中細のストレートに近いもので、こちらも予想に反してかなりの歯応えがある。スープも存在感があるので、これはこれで調和が取れている。

チャーシューは豚のうま味を活かしたもの、メンマも臭みが無くよい歯応え、味玉もしっかりと味が入っていて、丁寧な仕事が感じられて嬉しい。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0?)

塩ラーメン+半熟煮玉子@はるにれ・戸越公園

今年のアタマくらいから課題店だったのですが、訪問のタイミングがつかめなかったお店。大井町から2駅なんですけどね。「高山(本日閉店確認)」のときは西大井から歩いたが、今回は素直なルートで。戸越公園は「はるにれ」さん。

駅から徒歩1分くらいなのだが、「駅前ショッピングセンター」というシャッター率の高い迷路のようなビル内商店街を入ると、最奥にある。分かりにくいが、中は清潔感があり落ち着く空間。「エルム・アカデミー」なる学習塾が経営するという変わり種。

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何となく流行の魚介淡麗系かと思っていたが、予想に反していた。もう少しトラディショナルなラーメンというテイスト。

動物系の清湯スープがベースで、コクと旨みはしっかりしているが、はっきり突出したものはない。魚介の香りを強く感じないのは、煮干しを使わないというこだわりのためだろうか。

お店のオススメも世間のレポートも塩が中心だが、このスープならお醤油味で食べてみたいな、という気もしました。お醤油の香りとコクが足されると、更にキリッとしたものになりそうな。

麺は製麺機が見えたので自家製なのでしょうね。つるつるっと喉越しの良い細ストレートで、サクサクとした軽快な食感。どことなくそうめんのような味わいで、清湯スープには良く合っている。

チャーシューはやらかいバラ肉で2枚。豚のうま味を活かした味付けで旨い。メンマはほんのり甘めのやさしい味。以前は青菜だったらしい水菜は、スープの熱が入るとやはり臭みがある。味玉はあえて別皿提供で冷たいが、こちらもやさしい味付けで半熟具合も良く○。

インパクトとは無縁であるが、駅を降りて嬉しい1杯とはこういう味かもしれない。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

更新予定

神田 磯野@小川町
 ラーメン王1人がやたらに推していたが、大方の予想通り比較的早く潰れた「仙蕪庵」の跡地に入った新店。価格まで前店を継いでしまったので心配だが、鶏のふくよかなおダシが利いたスープは正統派。お醤油の酸味が強いのが残念。麺は中太ストレートで、表面はつるっとしてむっちりした食感。気持ち太いか。ほろほろのチャーシューと150円の名古屋コーチンの味玉は絶品のひと言。ランチはご飯ものが150円になるので、昼ならご飯を付けるとお得感があるかも。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

三代目○助@新宿三丁目
 このところ、1軒旨いと1軒が全く話にならない、というのが続いてる気がする。妙な甘みのあるコクも豚臭さもないライトなスープ(「全く臭みのない豚骨スープ」というのは本当に褒め言葉になるのだろうか)に、固めで頼んだはずなのにどんどんやらかくなる中途半端な太さの麺。博多直送だというが、博多ほど低加水でも無さそうだし、豚骨で麺を残そうかと思ったのはおそらく初めて。博多と熊本の中間くらいの麺という印象で、何だかコンセプトがはっきりしない。期待してなかったのでマー油入りの黒を頼んだが、野菜のマー油だとかで、スープを補うに至らない。長野の店の暖簾分けだそうだから、こんなもんか。☆☆☆☆(4.0?)

しょうゆつけ麺+味玉@麺屋 はぐれ星・大門

ブログに書いてないが、1年前の今日は四谷の「こうや」に行っている。1年間で色んな店に行ったなぁ。「磯野」の営業時間が危なそうだったので、大門の「福気」にしようと思ったが、満席だったので気乗りしなかった新店のこちらへ。「はぐれ星」さん。

開化楼の麺箱を外装に使うなど、開化楼ブランドだけ前面に押し出す品のなさに呆れていたが、食券を買ってから喫煙可なのに気付く。四流私大卒の偏差値が低そうな煙草を吸うクソガキとガン首並べてつけ麺を食うだなんて、こういうのと一緒の空気を吸いたくないから今の仕事してるのに、と自己嫌悪に陥りつつ、2口くらい食べたら残して帰ろうと決めてつけ麺を待つが、一向に来ない。

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そしたら、大盛無料とか書いてたくせに、並盛が4口くらいの量しか無いじゃないか。そもそも完食に3分とかからなかった。

ここまで開化楼の麺を殺しきった店は前例がないんじゃないか。妙に表面が乾いてる感じで嫌な予感がしたが、全く弾力が無くぶちぶち切れてしまう。麺が悪いのかも知れないが、締めの甘さ+放置が原因ではないか。

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見た目だけは「TETSU」あたりに似てる麺に、つけダレが驚くほど合ってない。魚介があまり利いてなくて、甘酸がまさっているところに飴色の玉ねぎがたくさん入ったつけダレは、独特だが魅力は感じない。

このタレだったら、「やすべえ」みたいな麺が合うはずで、それなら選ぶべきは開化楼ですらないのではないか。卓上に玉ねぎや魚粉がおかれているが、入れたところで別に……。スープ割りなんてハナから頼む気もなかった。

味玉だけ旨かったが、デフォで半分入っているなら買わねぇよ。他の具はどうでもいいや。このところやたらに5点未満をつけてますが、これでは広告塔に使われた開化楼があまりに気の毒。☆☆☆★(3.5?)

※評価はあくまで味だけです。総合なら当然ゼロです。
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