三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2008年08月

味玉中華そば@懐かしの中華そば 賓むら・本厚木(閉店)

当ブログでは大絶賛しましたし、深夜時代の「大胆MAP」で07年上半期ベスト新店のひとつとして紹介されたりもした「賓むら@秋葉原」が、昨年末に2号店を出したと思った矢先にあっさり「祭」に業態替え。残った方の元2号店@本厚木に行って来ました。

「本丸亭」にも近く「麺や食堂」のはす向かいという、神奈川県を代表する2店に挑む最も無謀な場所。前回見たときは日曜昼で客無しでしたが、今回もやはり。白を基調とした明るいきれいな店内で、奥様の接客も大変感じがよいのだけど。「味玉中華そば」を。

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開店当初から評判がよろしくなくて覚悟はしてましたが、秋葉原で感激したあの「賓むら」の味とは全く違います。

幻の名店「○る○」の味を再現する店だったはずなので、どちらかの味が「正しい」ということにはなるのでしょうが(「ふ○た」は敷居が高すぎて訪問予定はありません)、この味では……。

まず、丼が異常に小さくて、麺も具もきつきつに入っています。冗談でないのなら、スープの量を節約するためなのでしょうか。スープが少ないせいもあるのか、麺のかんすい臭というかアンモニア臭というかがかなりきつい。

1号店のスープは全体的に甘みがあって、魚介の香りがきれいに出ていた覚えがありますが、こちらは香りが独特。正確な素材の情報がないので印象になりますが、スルメと甲殻類のようなあまり記憶にない風味。苦手。

秋葉原と同じくコラーゲンをやたらに強調しており、表面の透明な油層はかなり厚め。ここだけ似てますかね。油自体の味はあまりなく、重たくはないです。麺は細縮れで、食感はそれなりなんですが、とにかく上述の臭いがアウト。

チャーシューはやわらかく、味玉の加減も良好。ホウレン草も程良い歯応えで、具は全体によく仕上がってます。☆☆☆☆★(4.5)

支那ソバ+玉子@丸仙・武蔵小杉

武蔵小杉でラーメン本に必ず載っている店というとこちら。「丸仙」さん。店名に「ラーメンショップ」などと付き、見た目はありきたりな町のラーメン店という感じながら、まさかの行列。地元の人気店なんですね。

せっかく来たので並びます。8人くらい待ったでしょうか、私としては並んだ方です。接客はイマイチですが、並んでるうちに注文訊いてくれたり、オペレーションはよさそう。「支那ソバ」+玉子で。

豚ガラ鶏ガラに鰹・昆布等+野菜とのことで、ひと口目はやたらにいろんな旨みが飛び込んできましたが、食べ進めると魚介の利きはさほどでなく、支那そばというネーミングがしっくり来ます。

スープはやや白濁していて、動物系のコクがよく出ている反面、味としてはいまひとつはっきりとしないですね。タレがもう少し強い方がまとまるかも。

麺は細縮れで、予想に反してポキポキした食感。噛んでみるとやや粉っぽい感じで、茹であがりが早いのかもしれないし、加水率が低めなのかも。

具では、肩ロースっぽいチャーシューがやらかく、味付けもしっかりして旨い。玉子は固茹でのおでんタイプでした。メンマは既製品でしょうか、得意な味じゃないです。

地域密着の店ですね。店内には色んなスポーツ選手と店主の写真が飾ってありましたが、所英男の説明が「K?1リングの魔術師」だそうで、それじゃ立ち技の選手みたいで……。☆☆☆☆☆☆(6.0+)

特らーめん@みやぎ野・武蔵小杉/新丸子

前日に落雷だ停電だと騒ぎになった土地にわざわざ行くこともない気がしますが、決めてたことなので。中原区はど真ん中、武蔵小杉へ。まずは過去に何度か通りかかったものの、いっつも中休みだったこちら。「みやぎ野」さん。

外観よりは広いお店でしたが、何だか薄暗くて、あんまり居心地はよくないかな。土曜午後1時でほぼ満席。券売機の筆頭に具増しメニューを置く、あまり好きではない商売のやり方に乗ることにして、「特らーめん」を。

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スープは、豚ガラ鶏ガラの動物系が25、昆布、スルメ、宗田鰹、煮干しの魚介系が75とのこと。

まさにその通りの味ですね。節系や煮干しの風味がよく出た、オーソドックスなスープ。特徴がないとも言えるし、だからこそ飽きないとも言えそう。店では昔ながらの支那そばだという表現をしてますが、それは違うような。素材の味をしっかり活かした、きわめて今風の味です。

麺は中細の縮れ。むっちり弾力がありコシもそれなりにあって、まずまず美味しい。もう少し固めの食感の方がスープには合うのかな、とも思います。

特製にするとなぜか山盛りの岩海苔が。特にスープの邪魔にはなってませんが、合ってるかなぁ。チャーシューは肉厚でやらかくなかなか。メンマは臭み無く○。味玉もそれなり。

カイワレは早めに始末したつもりでしたが、最後にスープを飲んだら青臭さが出てましたね。残念。全体に、無難にまとまってると思います。☆☆☆☆☆☆(6.0+)

塩清湯麺@ジョニーヌードル・半蔵門

仕事をサボって、もとい昼休みをフルに活用して、「ジョニーヌードル」再訪。前回の醤油に感動し、スープの異なる塩も食べてみなければ、と機会をうかがってました。

しかし麹町や半蔵門は何度行っても地理がよく分からない。地図を忘れたこともありますが、さんざん迷った挙げ句、「つじ田」を起点にしたら辿り着けました(苦笑)。12時半でも何とか待ち無し。

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「塩清湯麺」+味玉。HPの写真がとんでもなく美しかったので期待してたのですが、何か全然違う。ナルトはないでしょ。

味は折り紙つきですからね。魚介を利かせる醤油に対し、塩は赤穂の塩+日高昆布というスープは、シンプルにして堂々たる存在感。昆布の旨みと甘みが、まっすぐきれいに出てますね。

個人的に甘みの強いスープは苦手なのですが、くどさを感じる一歩手前の絶妙なところで抑えられてます。塩も尖ってなくて○なのですが、キレの良さでやはり醤油に軍配ですかね。

麺も醤油とは変えて26番ストレート。サクサクと軽快な食感で、麺の甘みとスープの甘みとがよくマッチしているかと思います。オペレーションの問題として、提供前にもう少ししっかり麺をスープに泳がせておいた方がいいかも。

前回と同じく、スープや麺に比してチャーシューがずいぶん凡庸に思えます。味玉はそれなりの出来。次回は担担麺を。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

節つけ麺@節のそなた・大和

最寄りの新店を探していたはずが、地図をたどっても未訪が見あたらず、結局大和に。活動範囲を外れるのと興味がなかったので詳しい系譜は分かりませんが、「厚木大勝軒」から「節物語」「節の一分」等を展開していた勢力が南下してきたようです。

「節のそなた」って、遂にネーミングセンスが崩壊すると同時に、大勝軒の名前を出すのも止めたみたいですね。店内は牛丼屋みたいなFC感、客数に比してバイト店員ばかりが多く(全員日本人!)、そのくせ野菜屑がやたら落ちている不衛生な床。早くも後悔しつつ、「節つけ麺」を。

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えっと、意外と食えました。私語ばかりのバイトに店を任せててこのレベルが出せるなら、凡百のつけめん店には脅威ですね。じきに藤沢まで来るでしょう。

もはや東池袋大勝軒の面影はまったくなく、コッテリしすぎず程良い動物系ダシに、節強烈。ただし節度は守られていて、えぐみ・嫌味が出る手前で抑えられていて、濃いめのお醤油ダレともうまく調和しています。

とどめにゴルフボール大の節粉の餡団子が入っていて、これを溶かすと更に魚粉強烈になるのですが、それでも一定ラインは守られていて、ふざけた感じにはならないんですよね。

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麺は表面がざらついた感じの中太ストレートで、やや固めのもの。可もなく不可もなくといったところですが、タレに長く浸けると多少のもっちり感が出るかな。風味はいまひとつ。

大きなチャーシューはあまり感心しませんでしたが、つけダレにたっぷり入る野菜はその都度茹でていて好印象。割スープがポット式なので、途中で麺の方にかけたら雰囲気が変わるかも。割スープは魚介強烈ではなかったです。

店内の鰹節や鯖節の箱も一流産地のもので、案外素材はいいのかもしれない。☆☆☆☆☆☆(6.0+)

つけ麺@いけ麺・神田

休日出勤、というやつですが、気になる新店もありますので、仕事半分遊び半分で。オープン2週目での訪問は、神田の「いけ麺」さん。ありそうで無かったというか、最初に付ける勇気がある人が今まで現れなかった店名ですね。

もちろん、「ラーメン、つけ麺」が2枚看板です。奇をてらった店名に見えて、堅実そうな感じのご夫婦がやっておられます。平日昼間が勝負という立地ですから、土曜午後の訪問では先客なし。評判のいい「つけ麺」を。

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こちらも店名に似合わない、どちらかといえばクラシカルな部類に属する1杯。魚介をガツンと利かせるわけでも、甘辛酸の三位一体で勝負するわけでもなく。

ベースは鶏が中心ですかね、さっぱりながらも物足りなさはないスープに、生姜の香りが非常にきれいに出ているのが特徴。醤油の味はさほど立たず、ほどよく酸味が利いています。油の加減もよいです。

麺は中太縮れ、むっちりとした食感でさっぱりしたつけダレとの相性は良好。こういうつけ麺には、シャキシャキしたモヤシがよく合うんですよねぇ。

チャーシューは冷たいと脂が固まってますが、少しタレに浸せばいい塩梅。メンマはちょっと甘めのはっきりめな味付けで、麺をいただく間にタレに浸さずつまんで食べても旨い。

店名に比して手堅いお味で、仕事も丁寧ですね。やや飲食店不向きにも思える立地ですが、頑張って欲しいです。☆☆☆☆☆☆★(6.5?)

つけめん@鼓・桜ヶ丘

少ないながらネットの情報もありますが、久々に知る人ぞ知るようなお店に行って来ました。桜ヶ丘は、「鼓」さん。駅から至近ながら、表通りから1本入ったところにあり目立たない。ところが、ここがあの「豪快」の移転前店舗だというから驚いた。

夫婦でやっておられる店と聞いていたが、ご近所同士っぽいおばちゃん二人。ラーメンとつけめんで評価が極端に異なっていたので、評判がいい「つけめん」の方を。

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予想通りクラシカルなつけめんですが、これがまた予想以上に旨い。「ざる中華」が好きな人は気に入るはず。店のおもてに書かれた「潮騒の味」という文句はピンと来なくて、魚介の香りはさほどでもないのですが、心地よい酸味で食べさせますね。

動物系のコクもしっかりしていて、シャバシャバした印象が無く、油の加減もほどよい。変に甘みや唐辛子の辛みを過剰に足すようなことをしないのも好印象。

麺は中細ですが、水でよく締めてあり、しっかりとコシがあって風味も良く、つけダレに対して抜群の相性を誇ります。地元の製麺所の既製品だろうと期待してなかったのですが、これ以上の麺があるだろうかというくらい。

具もなかなかのもの。チャーシューはつけダレに少し浸せばほどよく柔らかく、メンマも臭みなし。ワカメは好み次第でしょうか。刻み海苔があってもいいなぁ。半分の茹で卵は味玉ではないですが、塩加減がいい感じ。

こういう店を見つけたときが、一番気分がいいですね。☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

半肉入りつけそば@麺 高はし・赤羽

平日休みを利用しないと行かれそうもない店、ということで浮かんだのがこちら。赤羽の「麺 高はし」さん。昼営業約2時間、夜は1時間以下+行列店という敷居の高さ。ファーストロット狙いで開店15分前に着いたが、7席に対して10人目で逃しました。トータル25分待ちくらいか。「半肉入りつけそば」を注文。

接客面でネットでは悪い評判ばかりなので構えてましたが、携帯禁止と1万円札が使えないとのありがちな貼り紙があるほか、生玉ネギスプーン3杯以上有料のローカルルールがあるくらいで、気さくな感じのご主人でした。

行列中に煙草をふかすような輩もなく客層もちゃんとしたお店で、非常識な言動をして注意を受けた人間が過剰反応するから変な評判が立つんじゃないのかね。接客業自体が向いてないような若いのが偉そうにやっている店が、他にいくらもあるのに。

つけダレは、甘・辛・酸のいずれも強調しない、非常にシンプルな味わいのもの。豚足・モミジ等+魚介だそうですが粘度は高くなく、動物系の旨みに魚介の香りがきれいに出て、さっぱりといただけます。

まさに「飽きない味」を体現しているといった趣で、神奈川県から、とか行列してまで、となるとどうだろう。出てくるのは基本味で、あとは生玉ねぎや魚粉などを加えて自分なりにアレンジして食べればいいのでしょう。

麺は開化楼の低加水太麺なのですが、特徴がないのが特徴といった感じ。格別コシが強いとかもっちり感があるとか、風味がいいとかみずみずしいとかもなく、開化楼のつけ麺というブランドイメージとは離れるかな。

「半肉入り」とはいいますが、ローストされた旨みたっぷりのチャーシューがゴロゴロ入ってます。麺を浸けるのに邪魔になるような凄まじい量で、まずはチャーシューをひたすら食べることになりましたが、心意気が嬉しいですね。

近所にあって、昼時を外せば並ばず食えるような店だったら常連ですね。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

Concept@CONCEPT(コンセプト)・板橋

先月オープンの新店。埼京線の板橋という駅の存在自体、今回初めて知ったのですが、東口に降りればそこは北区滝野川。名前の割に板橋区の外れにあるんですね。東口を降りて左方向に、線路沿いの坂になった細い道を30秒ほど。「CONCEPT(コンセプト)」さん。

狭いというか、7席ほどの店内に天井のクーラーに加えて工場用クーラーと多数の送風機。極端に空調が悪かったらしい。ついには室内用の食券機が場所を追われて店外に置かれています。今回は店名を冠した和風らーめん、「Concept」を。

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和風でイメージする、清湯系に魚介の香りを利かせたものではなく、豚骨ベースの白濁したスープに魚介ダシを加えたもの。

臭みはなく魚介の香りを突出させることもなく、たいへんまろやかで甘みを感じさせるスープですね。表面にカツオ油を浮かべてアクセントをつけてますが、もう少しカツオの風味が強くてもいいし、焦がしネギなんかを少し足してもいいかも。最後にのせる柚子皮は効果的。

麺は中細ストレートで自家製麺。食べ始めはサクッと歯切れの良い印象でしたが、スープを吸うとかなり早い段階で弾力のあるものに食感が変わりますね。個人的には最初の感じが好き。

大きな具は炙りチャーシューだけになりますかね。注文ごとに炙っていてそれが暑さの原因にもなってるのですが、香ばしく旨い。つけ麺の高評価が続いているので、もう1回かな。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

味玉つけ麺(並盛、太麺)@つけ麺 紅葉・国分寺

出張があったりした関係で変則で夏期休暇をとってるわけですが、平日に2日休みがあってもやることもなく、土日では行きづらい未訪店の訪問に。まずは国分寺の「つけ麺 紅葉」さん。遠いのと行列店ぽいのでできれば平日に。

昼営業は最近再開されたらしいのですが、12時台に到着で待ちが1人のみ。ありがたい。4種類から選べる自家製麺から基本の太麺選択で「味玉つけ麺」の並盛を。

本当に来て良かったです。店内貼り紙では最近更に進化したようで、麺だけなら、今まで食べたつけめんの中で五指に入るかも。まず、滑らかでつややかで非常にみずみずしい。「新鮮さ」を感じますね。

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ひとたび口にしてみれば、歯をしっかりと押し返してくる抜群の弾力でもっちもち、噛めば噛むほどに小麦の旨みが口に広がり、これぞつけ麺の醍醐味。コシは適度で歯切れも良く、するするっといただけて飽きることがありません。

麺に比べるとつけダレに特徴がないですかね。多くの方が言われる通りかと思います。動物系+魚介系+野菜・果実スープのトリプルだそうですが、無難に流行に従いつつ粘度は低めでさらっとしてますね。

味としては、べとつく感じではないものの甘みがやや立ってます。決して麺に負けてはいませんので、麺を活かすという点では申し分無いものかと。スープ割をしたら妙に昆布が強調されたような気がしていまひとつ。

具では、味玉の仕上がりがとろっと半熟で非常にいいですね。チャーシューは細切れで特に印象はなく、メンマは塩辛くて全くつけダレに合ってないように思えました。

機会があれば、加水率等も変えてある細麺や平打ちも味わってみたい。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)
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