三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2008年10月

10月の5杯

「中村屋」の東京進出、明日は「支那そばや」本店が戸塚に開業と、少し様子をみたい混みそうな話題が多い中、私の10月の5杯。

博多だるま@福岡市内
風武@新高円寺
でんでん@八王子
伊駄天@立川ラーメンスクエア
りょうたん亭@方南町

神奈川県内と福岡も相当食べたんですけどね。東京の西の方で美味しいお店にたくさん出会いました。次点は「郷家@福岡市内」と「一刀斎@相模大野」。

坦々麺@鳳鳴春 霞ヶ関店・霞ヶ関

飯野ビルの取り壊しが始まりましたね。完成は2011年でしたか、「虎ノ門よかろう」は本当に戻ってくるのでしょうか。昼飯は最近、大間のメジマグロなんかを食わせてくれる店があったりで不自由してないのですが、午後にこのあたりを通ると「だんだんめん」が恋しくなることも。

で、本当に久々ですね、「お膝元」の「鳳鳴春 霞ヶ関店」(弁護士会館地下)で坦々麺を食べてきました。銀座の本店はもう少しちゃんとしたお店だったような気がしますが、こちらは場所が場所だけに、ね。接客とか、接客とか、接客とか……。

出てきた1杯は、とりあえず盛りつけにもう少し気を遣ってほしいなぁ。これも霞ヶ関クオリティというか。

スープですが、いかんせん薄いですね。品があるとかでなく、単純にダシが薄い。辛さはほどほどにあるのですが、胡麻の香りだとか香辛料の香りだとか、中華料理店ならではを見たい部分もいまひとつ。多めに入った挽肉が相応のコクを与えてはいるのですが。

麺は中華料理店っぽいやらかいものではなく、比較的コシの強い中細縮れ。一品でランチ提供しているだけあって、結構量が多い。可も不可もなくといったところですが、途中でのびてこないのは○。

具は青菜と挽肉のみ。挽肉には割としっかりと下味が付いています。挽肉を食べきるには穴あきスプーンが必須ですが、「二代目けいすけ」のレンゲくらいでかくて不便。

全体としては、まぁ霞ヶ関なりの味。☆☆☆☆☆★(5.5)

麺行使 伊駄天@立川ラーメンスクエア

※帰宅後追記
早朝の八王子も、ラーメンスクエアあればこそ。

トライアウトを制したメニュー(後で知りました)、「燻玉香る肉そば?フレーバーチャーシュー麺」を。
節系が強めに出たスープは確かに既食感はありますが、魚介の香りの豊かさ、無化調らしいキレの良さ、みっしりした三河屋の平打ち麺との相性等々、光るものがたくさんありますね。

フレーバーチャーシューの炙ったいい香り、燻玉の香り等々、全体のバランスが非常によく考えられてます。玉ねぎのシャキシャキ感も○。穂先メンマも旨い。

ラーメンスクエアも4軒目の訪問になりましたが、個々の店のレベルが高いですなぁ。
☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

チャーシューメン@揚子江ラーメン・梅田

福岡の翌日の大阪。降り立つのは初めてですが、とりたてて食べたいものも見たいものもなく。せっかくの出張ですから、ネットでレビュー件数が多いラーメン店の中から行かれる範囲で。帰り道に当たる梅田は「揚子江ラーメン」さん。

開店40年以上という老舗は、禁煙ルームが設けられており、なぜかカウンター席の前が鏡張り。全体にリーズナブルな価格設定でしたので、チャーシューメンを。

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ビジュアルのインパクトは今年一番かも。完全に澄みきった透明なスープに、唯一の色彩である春菊の緑が際だちます。

お味も見ためどおりの、大変やさしいスープ。決して薄いわけではなく、鶏ガラからしっかり抽出された旨みがじんわりと身体に染み入ります。豚骨も使われていますが、あくまで脇役といった趣。

塩加減も絶妙で、素材の旨みを引き立てます。薬味に揚げ玉ネギが用意されていますが、入れる必要もないかと。ここまで究極のシンプルを、出した方も受け入れた方もすごい。

空いてるときは1分で提供できるという麺は、しなやかな中細ストレートで軽快な食感。スープにはよく合っていますが、もう少しダマにならないようにほぐして欲しいなぁ。

具では春菊が秀逸。澄んだスープにほんのり香りのアクセント。シャキシャキした食感も○。メンマなどの余計な物も入らないのがいい。チャーシューはただ堅いばかりで残念。

こういう1杯がソウルフードたり得るところに、大阪の食文化の懐の深さを感じます。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

一時帰京

福岡残り

Aランチ@赤のれん節ちゃんラーメン・天神南
☆☆☆☆☆☆★(6.5+)

鈴木商店@赤坂
☆☆☆☆☆☆(6.0)

時間と腹は余裕があったのですが、頭痛が深刻で動き回れず。

明日は日帰りで大阪。一度東京に帰る意味がほとんど無いような。
食の予定は全く立てておらず。

旅先更新

三毛猫ファンの駄文日記は、出張で福岡に来ております。

せっかくCS真っ最中なのに、ホークスのお膝元で何も盛り上がれないのが残念ですが、課題店はすべて順調に食べ歩くことができました。

訪問順で
博多 一幸舎 大名店@赤坂
☆☆☆☆☆☆★(6.5)

豚そば(松)@獅士・赤坂
☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

弦瑛@赤坂
☆☆☆☆☆☆☆(7.0+)

郷家@天神南
☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

博多だるま@渡辺通
☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

2,3軒めの変則の2軒が期待と違いましたが、「博多だるま」で納得の1杯に出会えて満足。明日も時間はあるけど、結構満喫した感があります。

あさりしょうゆ麺@南蛮麺処 NOCCHI・神田

休日出勤というか、金曜日の遅い時間の新橋を歩くのは精神衛生上よくないので、適当に切り上げて土曜の昼間に多少残った仕事をのんびりと。問題は課題店が減ってきてることですが、一部で話題の「南蛮麺処 NOCCHI」さんへ。

途中「わいず」の前を通ったら、午後1時過ぎて行列になっていて衝撃を受けました。家系もどきでも何でも、豚骨醤油は強いですね。こちらは当然先客ゼロ。店員だか誰だかが普通に私服でテーブル席に座ってて、開店1月で既にやる気が失せてる様子。

名古屋生まれの台湾ラーメンがドイツで改良されて東京に逆上陸、と聞くと、別に旨そうではないけど一度は食べてみたい。基本の「クークー麺」と思ってましたが、思わず「あさりしょうゆ麺」を押してしまいました(限定らしい)。

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炒め野菜がたっぷりと載ったビジュアルは、いかにも創作系ですね。当初はアサリが見つからず注文を間違えられたかと思いましたが、中盤以降いくつか確認できました。

濃いめですがまろやかさも感じるお醤油味に、炒めた野菜のいい香りが加わって、コクのあるスープに仕上がってますね。サンマーメンなんかと同じで、ベースの味は分からなくとも旨いものは旨い。卓上にあった花椒を入れてみたら、これは合わなかった。

麺は熟成感のある中細縮れ。啜ったときの感覚から札幌系の味噌ラーメンの麺を想像すると、肩すかしを食らいます。噛んでみると歯を押し返す弾力もコシもない。ラーメン店ではあまり使われないような麺。

具はキャベツ、ネギ、モヤシ、豚肉、アサリなどを炒めたもので、当然何の変哲もない炒め野菜ですが、シャキシャキ感と甘みがいいです。

ラーメンは趣味の私としては、昼飯という感じでしたね。職場の近くにあったら、時々食べに行くかも。☆☆☆☆☆☆(6.0+)

みそラーメン@麺屋 一番星・川崎

川崎の西口というと今や、ミューザとラゾーナという感じですが、その間の道(西口通り)を歩いていくと、大規模再開発から外れた町並みが残ってるんですね。そんなところにある札幌ラーメンのお店、「麺屋 一番星」さん。

味噌を頼むと、おばちゃんに「卵麺か太麺か」と訊かれたので、札幌なら前者だろうと卵麺を選択。だがよくよく店内の貼り紙を見ると、前者だと札幌風、後者だと川崎風(?)、とスープも変わってしまう様子。危ないところでした。

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席の関係で調理の様子は見えませんでしたが、ネットの情報では、しっかり1杯ごとに野菜を炒め、火が上がるほどの迫力とか。出てきた1杯は、盛られた笹掻きネギの白さが印象的。

いいスープですね。豚骨ベースのスープは適度な重量感で、油は分離せず必要以上のコッテリ感はなし。ネギの下にはモヤシやキャベツもたっぷり、その甘みと炒めた香ばしい香りはしっかりスープに活きています。

味噌はしょっぱさも甘さも突出せず、バランスのいいブレンド。また、生のおろしショウガがスープの片隅に盛られていて、これを溶かしながらいただくとキリッと締まった味わいに。

麺は本場はさがみ屋製麺の中太縮れ。ふた駅隣は雑色の「楓」もさがみ屋でしたね。ぷりぷりと弾力があり、濃厚スープをきっちり受け止める力強いもの。

具は、とにかく野菜がたっぷりでシャキシャキした食感を残しているのがいい。チャーシューも比較的柔らかく○。キクラゲは珍しいですがコリコリした食感がいいアクセントに。

札幌味噌という枠を保ちつつ随所に個性を発揮した、満足ゆく1杯でした。☆☆☆☆☆☆☆(7.0+)

メンマラーメン@でんでん・八王子

正直、遠いなぁとは思うのですが、八王子のお仕事は楽しいものです。交通費まで出してもらって、いくらでも行きたい店がありますからね。今回は、定休日に当たってこの前行かれなかった八王子系の名店、「でんでん」さんへ。

明るく元気なおかみさんが、ひとりでやっておられるお店。家庭的な雰囲気が何ともいいですね。カレーのセットも興味があったのですが、もう1店気になっていたので、「メンマラーメン」を。

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出てきた1杯は、刻み玉ネギに中細ストレート麺という、正調の八王子スタイル。

ゲンコツ・鶏ガラをベースに昆布・鰹・野菜等20種類以上の素材を使用するというスープは、非常にコクがあり、厚みを感じます。適度な油感と、酸味が立ちすぎずコクと香りが引き立つお醤油ダレと、そのバランスは見事としか言いようがありません。

玉ネギもうまく辛みが抜けていて、クリアなスープにいいアクセントになってますし、最後にちょこっと載せる針生姜の香りも絶妙。これがすべて独学で作られた味だというのだから。

固めに茹でてもらった低加水の中細ストレート麺は、適度にスープを吸いつつも最後までサクサクした食感を保ち、これまた旨い。おかみさんの軽快な平ザル捌きも気持ちがいいですね。

厚めに切られたチャーシューはほろほろと柔らかく美味ですし、メンマはクセも臭みもなく、細く裂かれコリコリと小気味よい食感、薄めの味付けがさっぱりしたスープによく合います。

いつまでも、ここにあってほしい味。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

ミックスワンタン麺@しなそば 麺 風武・新高円寺

先週あたりからレポートが出始めて、とにかく行きたくて行きたくって仕方の無かったお店。新高円寺は「しなそば 麺 風武」さん。新橋の「ぶちうま」と並ぶ、路地裏系を超える立地。建物と建物の隙間のような通路を入っていくと、ひっそり営業しています。

ルック商店街の三平ストアの向かいで、通りに看板も出てるので迷うことはないかも。お店の雰囲気も隠れ家風で、白を基調に和を感じさせる落ち着いた店内。メニゥのラインナップはまさにそれ系ですので、「ミックスワンタン麺」+味玉を。

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上の具をどかしてみると、スープの中を漂う織物のように、きれいに揃った美しい麺の姿。それだけで芸術。写真撮るなら具は少ない方がいいですね(笑)

魚介系の香りや複雑な旨み、というのがこの系列のイメージですが、少し趣が違いますね。最初はふんわりと生姜のいい香りがやって来て、スープは鶏をベースにした何ともふくよかなもの。

ふわっと立ちのぼる丸みのあるお醤油の香りが全体をキリッと引き締め、ほどよい油加減でキレも良く、自然と丼を持ち上げて飲み干したくなるクリアなスープ。

麺は中太ストレートで、つるつるっと喉越し良く滑らかでしなやか。丁寧に茹で加減をチェックして平ザルで揚げられ、ほどよい噛みごたえとコシを備えています。スープに劣らず旨い。どこの製麺所でしょうか。

ワンタンはやや小ぶりですが、エビワンタンはぷりぷりっと食感良く、塩辛さや臭みが皆無でこれも絶品。肉ワンタンはゴマ油の香りがいいなぁ。チャーシューは焼き豚タイプではないですが、柔らかく美味。味玉の半熟加減も○。

開店ひと月足らずにして、素晴らしい完成度。大満足です。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)
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