三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2009年01月

佐野ラーメン@佐野ラーメン みやび・平塚

平塚でなぜか佐野ラーメン、焼肉店が経営母体、などと惹かれるものがなくスルーしていた2008年4月オープンの新店ですが、仕事で平塚に来たついでに行ってみました。「佐野ラーメン みやび」さん。

訪問は12月ですが、開店から半年余りの間に何だかすごいことになっており、佐野ラーメン、尾道ラーメン、札幌ラーメンにオリジナルの赤玉ラーメンというのまであって、どこまで本気なのか気になります。とりあえず、「佐野ラーメン」を。

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店内の説明書きには鶏ガラベースに野菜とかありますが、これは佐野ラーメン一般についてスープの特徴を表したものでしょうか。見た目には確かに澄んでいるのですが、その素材では考えられないクセの強さ。

ネットでは牛骨使用説が有力ですが、私も1票入れます。先日、米沢でスープに牛骨を使用してるお店に行ったら、1軒だけ異質な味わいで近いものがありましたから。これを受け入れられるかで、好みははっきり分かれるかと思います。

麺は確かに佐野らしい中太平打ちのぴろぴろした麺で、もちもち感もなかなか。スープが普通の鶏ガラスープならいい線行きそうな気がします。

具では、焼肉店の姉妹店ということで期待したチャーシューが、予想に反して固かったですね。メンマと味玉は特に印象に残らず。青菜がなぜか「高菜」で、これがまたクセが強くて参りました。

極上マー油らーめん@うまみ屋・平塚

自転車で平塚の未訪店を、と思ってやってきたら、レンタサイクルがお休み(昨年12月23日祝日のことです)。予期せぬ事態に、とにかく駅から歩けそうなお店ということで、2008年8月オープンの新店、「うまみ屋」さん。

以前は「相模家」という家系店があった場所だそうですね。居抜きに近い形で使ってるのかな、あまり新店という感じはしません。筆頭メニューということで「極上マー油らーめん」を。

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ビジュアル的には細かいブツブツがたくさん浮いていて、お馴染みの真っ黒なマー油とは違いますね。ベースは当然豚骨ですが、結構シャバシャバしている印象。そしてとにかくタレがしょっぱい。

肝心のマー油はあまり利いていませんね。ニンニクの香りもあまりしませんし。油の量は当然増えるわけで、重たい感じだったのでスープは控えました。

麺は多加水気味な、ぷりぷりもっちりとした中太の縮れ。これ自体はまずまず。ベースのラーメンは家系っぽいようですが、家系の麺ともやや違うかな。

チャーシューはバラでそれなりに柔らかいです。味玉はギザギザを付けて飾り切り様にしようとしたみたいですが、あんまり見栄えが。味はなかなか。ホウレン草にも家系ぽさを感じます。

札幌味噌らーめん@麺仙 葵賀佐・千石

新年1発目の話題の新店は、1月9日オープンのこちらですね。「すみれ」で修行後、札幌琴似で「麺匠 咲弥」を立ち上げた店主が念願の東京進出という、同店の姉妹店「麺仙 葵賀佐(あがさ)」さん。1月17日と比較的早めの訪問のためか、最寄りが千石という場所のせいか、午後3時という時間のせいか、混雑無し。

店内には「村中一門」の店名が貼り出され、私の既食は「狼スープ」のみですね。また札幌出張したいものです。いわゆる「純すみ系」の中で、「村中一門」というのは何が違うんですかね。「札幌味噌らーめん」+「名物味玉」を。

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予想通り、じゃないな、期待通りの味ですね。多めにラードが張られた熱々のスープの中から、何とも香ばしい味噌の風味。そして甘すぎずしょっぱすぎず。「すみれ」はもっと油っこいイメージがありますが、全体のバランスも好み。

きめの細かさもあるのかな、重量感はさほどでもなく、レンゲが止まらなくなりますね。チャーシューの上に申し訳程度におろし生姜が載っていますが、もう少し利かせてくれるといいかな。

麺は森住製麺の中太縮れ。しっかりと若干固めに茹で上げられ、熟成感・プリプリ感は間違いなし。

チャーシューはサイコロ状のと大きめのが2種類入りますが、片方だけでもいいかな。炒めたモヤシや玉ネギはシャキシャキ、挽き肉もしっかり入って存在感があります。味玉はそれなり。

この系統の味は、23区近辺では高田馬場の「純連」と川崎ラゾーナの「すみれ」くらいしかない(と思います)ので、早晩人気店になると思います。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

汁なし坦担麺@麺や 双六・戸田公園

1年越しでの課題店訪問は、戸田公園の「麺や 双六」さん。最近では某誌ランキングの坦々麺部門で1位に推される躍進ぶりですから、そろそろ食べに行かないと。もちろん汁なしが目当て。

6席の店ですので一定の覚悟はありましたが、午後2時半で8人待ちとは正直驚きました。ご主人が1人でやってるんですね。ライスが1杯セルフサービスということで、未経験の白飯投入をしてみようかと、炊飯ジャーからよそって待ちます。

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いざ対面してみると、思ったよりもタレが多いんですね。よく混ぜていただけば、しっかり花椒の刺激が効いていて、嬉しくなります。辛さは抑えめなのですが、ラー油がたっぷりと入っているので、ややコッテリとした印象。

麺はもっちもちな中太の多加水麺。意外性のあるセレクトですが、存在感ある麺がタレに負けることなく、タレをよく絡めて旨いです。ナッツの食感や海老の香りがアクセントになってますね。挽き肉もたっぷり。茹でキャベツが入ってるのは珍しい。

麺が終わってから白飯を投入してみたのですが、さすがに油っこくてきついなぁ。余った挽き肉やナッツをご飯にかけた方が、美味しくいただけました。

期待を裏切らない本格派でした。次は汁ありですね。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

重厚中華そば@重厚煮干中華そば 大ふく屋・赤羽

神奈川→浦和の移動ということで、北浦和を開拓してみたいと思ったのですが、時間的にきつく断念。例によって乗換駅である赤羽で途中下車。赤羽は何度来ても未食店が無くならないのがすごいです。今回はもちろん、話題の「せたが屋」グループの新店、「重厚煮干中華そば 大ふく屋」さんへ。

「大大」「ふくもり」「せたが屋」から各々文字を取って「大ふく屋」なんだそうで。「ふくもり」だけいまだ未食だなぁ。11時40分頃到着で列は5人目。覚悟していたより少なくてひと安心。看板の「重厚中華そば」を。漬け玉子をプラス。

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舌にさらさらっと来る粘度が高めのスープで、野菜でとろみを付けてくるタイプ。どっかで食べたような味ですが、さすがは「せたが屋」の貫禄で、きれいにまとめているなぁ、という印象。油っこくないですし、万人に受け入れられそう。

ただ、「重厚」という言葉の響きとは少し違う気もします。もう少し煮干しがガツンと来るのをイメージしていましたし、出汁の濃度が全体に薄めな感じを受けます。

麺は中細のぼきぼきしたストレート麺。これこそとんでもない変化球で来ましたね。オープン当初とは違う麺のようで、麺自体としては好きなタイプですが、このスープにしっくりくるかと言われると、どうなんでしょう。

具では、メンマがジューシーかつ歯ごたえもあり、ほんのりごま油の香りもよく秀逸。チャーシューは気付いたら無くなっていたので、堅いとか味が濃いとかいうことはなかったはず。味玉は可不可無く、わざわざトッピングしなくていいかも。

安心して食べられる味であり、予想の範囲内でもありました。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

米沢訪問記

月曜の仕事ということで、前乗りで米沢ラーメン食べ歩きを敢行してきました。米沢が厄介なのは、人口9万人に対してラーメン店100店以上と訪問候補店の絞り込みが難しいこと、必食とされる店が市街地を外れていること、駅が町の中心部から外れていること等々、新幹線出張にはつらい条件も。

加えて、いざ着いてみれば雪が降った後で、路面が凍ってとにかく滑る。それでも到着時間が早かったので、結局一度もタクシーを使わず完全に「食べ歩き」通しました。計ってみると総徒歩距離10.8?という尋常でない数字が出たのですが、疲労感もなく。

予定では11時の開店に合わせて「喜久家」からスタートのはずでしたが、早く着きすぎまして、もう少し歩いて「まつかわや 上杉店」で1軒目。次いで御三家の一角「山大前 やまとや」に開店と同時で2軒目。

そこから一気に3キロ以上北上して、御三家の一角「熊文」で3軒目。余裕があったので近隣の「かど久」で4軒目。また一気に南下して、大河で盛り上がる上杉神社を観光して(直江兼続の「愛」の兜を観てきました)、宿に向かう途中で当初予定の「喜久家」で5軒目。ここまで所要時間4時間くらい。夜はせっかくなので牛。

本日は、チェックアウトから仕事まで時間がありましたが、生憎の雨。前日目を付けた数少ない雨宿りスポット、上杉城史苑までタクシー移動して、土産店併設のカフェで雨の様子見つつ、止んだのを見計らって最後の課題店「桂町さっぽろ」さん。その後なお時間が余り、牛。

仕事後、雨足がまた強まり、雨宿りができる場所が本当になく(ファーストフード店やドトールを懸命に探しましたが、ミスド1軒以外発見に至らず)、たまたま目に付いた店が訪問候補店だったため、帰りの電車まで時間つぶしで予定外の1杯。「富よし」さん。

大都市以外で泊まりで食べたのは初めてでしたが、米沢に根付いたラーメン文化を満喫できました。「御三家」と呼ばれる店(もう1軒「ひらま」は最寄り駅が違うので断念)だけは外せないと思って大移動しましたが、個人的には「まつかわや」「富よし」「桂町さっぽろ」の3軒が気に入りました。

ラーメン@唐そば 渋谷二丁目店・渋谷

渋谷で行ったことのないお店、続いては「唐そば」さん。2号店ではなく1号店です。私が渋谷に通ってた頃は「すずらん」も「はやし」も「櫻坂」も無く、行列店だったもので。今でも休日お昼時で8割前後の入りはさすが。

ラーメンと後発のつけめんのみの超シンプルなメニュー構成に、卵は卓上のゆで卵を自分で剥く方式。700円と九州豚骨としては少し高めな1杯に、一応ゆで卵も。

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勝手に博多豚骨の店だと思っていましたが、元々は北九州市のお店なんですね。白濁してますがスープも100%豚骨ではなく、鶏ガラや香味野菜を合わせているとのこと。麺も太めで、「かため」注文とかしなくてよかった。

スープはクリーミーで、薄いとか水っぽいとかいう印象ではないですが、豚骨の甘みなど素材の旨みはさほど感じられないです。かなりしっかりとしたしょっぱめのタレに多くを依存していて、これはこれでラーメンのひとつのスタイルだとは思いますが。

麺は滑らかな中太ストレート。加水率は高めでコシも強く、豚骨ベースでもこのスープならこの麺でなるほどと思わせます。

3切れ入るバラチャーシューはとりたてて特徴はなく、あとはモヤシとキクラゲ。キクラゲはいいとしても、モヤシというのは合っているのか、今ひとつピンと来なかった。

時代なんですかね、一昔前なら、という感じが否めなかった1杯でした。☆☆☆☆☆★(5.5)

ネギらあめん(白)@らあめん 渋谷三丁目・渋谷

ここ1月ほど、過去に買い(読み)落としていた本をひたすら探してまして、その関係で渋谷へ。最初から渋谷ありきではありますが、食べ歩き歴が浅いもので、渋谷でも当たり前のような店に案外行ったことがなかったりします。まずは、「らあめん 渋谷三丁目」さん。

言わずと知れた「英@経堂」の姉妹店ですが、私が渋谷に通っていた頃は無かったお店。近隣の「やすべえ」の行列に衝撃を受けましたが、こちらは並び無し。日本語がなかなか上手なおばちゃんが元気に呼び込みをしてます。スープが「白・赤・黒」とあるようなので、「ネギらあめん」を基本の白、麺かためで。

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いや、文句なしに旨いです。正直、「英」はそこまで美味しかった印象がないのですが、「英」についてラーメン本で書かれているコメントをまさに体現したようなスープ。

男女問わず広い世代に受け入れられるであろう程良く濃厚なスープは、豚のコクと旨みを余すところ無く存分に凝縮していながら、臭みは皆無。粘度もほどほど。タレも豚骨の旨みを引き立たせる絶妙な塩梅で、実に優等生な仕上がり。

麺は博多系としてはいくぶん太めなストレートで、他店と較べて量も多いかな。小麦の香りがよく、固めでも粉っぽさやねばつきはなく、「英」で感じた麺自体の甘さも強くなくて、これまた旨い。

チャーシューは「英」同様のスモークタイプのピンク色で、ジューシーで美味。細切りのメンマも「英」と同じ。薄味でこれなら豚骨スープでも違和感がありません。無料の高菜もちょうどいい辛さで、白飯を付けても良かったなぁ。

座席の間隔があまりに狭く落ち着かない点は残念ですが、ハイレベルな1杯。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

成都坦々麺@静蓮・小田原

アッキーナの表紙が目立つ、先日発売の「ラーメンWalker神奈川」で初めて存在を知ったお店。ラーメン系ブログではほとんど紹介がないですが、坦々麺の大御所サイトには確かに載ってますね。小田原出身で、四川飯店・陳建一氏の下で修行をした方が地元に開いたという四川料理のお店、「静蓮」さん。

HPがすごく綺麗に出来ていてすごく美味しそうで、期待の汁無し坦々麺は「芝蘭@下赤塚」からレシピを伝授されたというのだから、居ても立ってもいられず小田原へ。店の雰囲気は想像以上に大衆向けでした。注文は迷わず「成都坦々麺」。

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う?ん、確かに「芝蘭」の系譜の味であることは分かるんですが、味が黒酢一辺倒というか、花椒の香りや痺れる辛さがほとんど感じられないですし、単調に思えます。帰宅してHPを見返すと、やはりオリジナルより黒酢を増やしてあるようです。

汁有りの方も、干しエビや山椒を使用したバージョンが裏メニュー的に存在するようですので、そういう味はこの店の基本ではないのかもしれませんが、本場の味のニュアンスを再現と聞いてたもので、ちと残念。

麺も見た目からすると、カップ焼きそばを彷彿とさせる太さと縮れ。もちろん食べてみれば全然違うわけですが、やはりスナック的な印象が否めない気がします。具はナッツと挽き肉など、たっぷりめに。

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これで帰るのも勿体ないので、杏仁豆腐を追加。こちらはしっかり作られていて好印象。ぷるぷるとした食感は固まり具合が絶妙ですし、香りが良くかついたずらに甘くないシロップも美味しい。杏仁の香りがやや弱い気はしました。

「芝蘭」と同じ締め方になりますが、麻婆豆腐にしとけばよかったかな。☆☆☆☆☆☆(6.0?)

ワンタンメン@湯本ハイカラ中華 日清亭本店・箱根湯本

小田原の町をふらふらしてから足柄の「東京大勝軒」に足を伸ばしてみたら、通し営業ではなく空振り。小田原に戻り小田急で秦野の「めんくら」へ行こうと思い立つも、逆方向の電車が先に来たので、場所的におそらく通し営業であろう別の課題店に。

果たして無事通し営業でした。箱根湯本の駅前からちょっと裏通りに入ったところにあります、「湯本ハイカラ中華 日清亭本店」さん。中は大正モダンな喫茶店か洋食屋かという内装で、観光客向けのイロモノ的な店かと思いきや、大正元年創業というとんでもない老舗。

やたらボリュームのあるセット系メニゥが充実していますが、小田原で食った後に焼売や揚げワンタンなど食えるはずもなく、「ワンタンメン」を。

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鶏ガラ豚ガラベースのスープは、油をほとんど感じさせないもののダシがしっかりしていて飲みやすく、お醤油の香りがふわっと立ちのぼります。シンプルにして雑味なく、思わず引き込まれるやさしいスープ。

竹を使って打つ自家製麺は、実際にご主人が店頭で実演。小田原系や白河系のようなピロピロしたものではなく、絹のように(と表現されるであろう)滑らかでしなやかなもの。中細で薄平べったく、食感的にはたよりなげ。しかしこのあっさりスープにはしっくりきます。

ワンタンの皮も麺と同様に薄く、全部が互いにくっつきあい、具は全く存在感がありません。チャーシューは噛み締めるタイプで少し固め。メンマは笹掻き状の独特な形状で、臭みなく○。

単に競合店がないから神奈川ラーメン本の最終頁が定位置になってるものと思ってましたが、この手打ち麺は食べる価値あり。☆☆☆☆☆☆★(6.5)
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