三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2009年02月

ねぎ豚らーめん@梅もと・雑司ヶ谷

食べ歩き歴が浅いもので、「基本の名店」とでも言うべき未訪店がいくつかあります。今回は「梅もと」さんにやってきました。結構混むかと思いきや、土曜の2時半なら半分程度の入り。極狭のカウンターに、あとは座敷。

店員さんがお客と座敷に相席でまかないを食っていたり、アットホームな雰囲気というか何というか。座敷はビニール袋に靴を入れて持って上がるようです。世間的にはとにかくつけめんの盛りで知られる店ですが、素直に石神本に従い「ねぎ豚らーめん」で。

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奇をてらわない、シンプルで飽きのこない味という印象。豚骨・鶏ガラのコクと旨みがきっちりと引き出されたスープに、丸みのあるお醤油ダレ。油の加減もほどよく、ほんのり甘みがあって麺がいくらでも食べられそう。

予想通り、つけめんでなくとも麺の量は多いです。決してハリやコシが強くない中太のややウェーブがかった麺で、どちらかといえばクラシカルな部類。するするっといけてしまいますが、同じ麺であれば冷水で締めたものを味わってみたい気もしました。

具は本当にネギと豚だけなんですね。ネギは完全に辛みや臭みが抜けていますが、逆に大勢に影響を与えていない気もします。巨大ロース肉の煮豚は濃い甘めの味付けで、箸でほろほろと崩れ、かぶりつけばジューシーでさすがは看板の逸品。

超有名店ということを考えると多少の物足りなさはありますが、いつかつけめんを食べてみたいです。☆☆☆☆☆☆★(6.5?)

中華そば 玉子入り@さんかく・目白

ここ半年くらい、行きたいと思いつつ後回しにしていたお店。新宿の「思い出横丁」にあったお店があの火事の後、移転再開したという「さんかく」さん。創業は昭和22年。地図では目白駅のすぐ西側なのですが、まさに路地裏の隠れ家的立地。

改札を降りたら左手すぐの細い下り坂を降りていくと分かれ道。電柱に「この坂のぼる50歩くらい右側」との味のある案内があり、また細い坂を上っていくと、小料理屋のような落ち着いた佇まいのお店が。何とも風情があります。「中華そば 玉子入」を。

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確かに海苔が三角形ですね。豚骨+鶏ガラベースの清湯スープですが、いわゆる昔ながらの正調な東京ラーメンに比べると、厚みがあるというか、特に豚の風味がかなりはっきり前面に出てきてるのが面白いです。

皆さん指摘が多いショウガの香りは控えめながら、香味油が効果的に使われている印象。タレのお醤油のコクと香りもほどよく、全体のバランスがよく取れたスープ。

麺は清湯スープにはあまりに意外な、多加水の中太縮れ。つるっと滑らかな口当たりでぷりっと弾力があり、もちもちっとした食感。スープのコクと旨みがしっかりしているので、違和感はないですね。

チャーシューは適度な歯応えがあり味付けは控えめ、メンマは細めでほんのり甘く小気味よい食感、味玉も優しい味付けかつきれいなゼリー状半熟でした。飲み物もジャスミンティーだし、客層も落ち着いた感じで、とても居心地がいい。

坦々麺や四川坦々麺もあるので、また来てみたいです。☆☆☆☆☆☆★(6.5)。

セット@味彩・銀座/新橋

「トーキョーノスタルジックラーメン」は最近のラーメン本の中で秀逸だと思っているのですが、ぱらぱらとめくっていて行ってみたくなったのがこちら。銀座の真ん中、並木通りに面してこんな普通のラーメン店があるというのは、絵になる光景です。「味彩(あじさい)」さん。

喫煙者の巣窟だろうと思って行く機会を作れずにいましたが、平日午後3時を回っていればさすがに先客無し。ラーメン+半チャーハン+シューマイ2個でわずか700円とは、銀座でなくとも格安。趣味だけでなく食事も兼ねてましたので、迷わずこのセットを。

最初にショウガの香りがふわっと来る、豚骨+鶏ガラベースのまさにクラシカルな東京のラーメン。豚足を使っているのが特徴だそうですが、クセもなくいただきやすいです。油はかなり控えめ。

タレの味がいくぶんか薄いように最初は思われたのですが、チャーハンをいただいてからスープを口にしてみると、塩分もほどよくお醤油の香りもきれいに感じられるような。半チャンラーメンのマジックですね。

麺は滑らかな中細ストレート。こちらもクラシカルな印象で歯ざわりも柔らかめですが、おとなしめのスープにはしっくりときます。伸びは早そうなので、セットといっても必然的に麺が先になりますね。

チャーシューはみっしりとした濃いめの味付けのもの。メンマも特に臭み無し。チャーハンは昔近所の中華屋で食べたような、庶民の、されどお店の味。チャーハンが比較的油っこいので、スープとトータルでバランスがとれている感じ。シューマイはそれ自体個人的に好きではないのですが、手作り蒸したてで○。

ラーメンだけだとやや物足りないかも。☆☆☆☆☆☆(6.0?)

ワンタンメン@一冨士・大井町

大井町は未訪店がたくさんあって、とか思っていたら、さすがに減ってきました。今回は、あまりいい評価を見ない新店「TOMO」に行ったら昼営業終了、メニューが変わった「EX」がほぼ満席(先客3名)で回避、というわけでこちらにたどり着きました。「一冨士」さん(「一富士」じゃないです)。

改装されて新しめな町の中華屋の趣になっていますが、創業は昭和26年だといいます。基本のラーメンは580円で、ワンタンメンは830円、チャーシューメンは1080円?すごい価格設定ですが、こういうときは「ワンタンメン」ですね。餃子やビールもある店なので、580円で出ていくのは抵抗があります。

見た目は、数軒隣の「永楽」そっくりですね。茹でたもやしに焦がしネギ、という決してメジャーではないスタイルのラーメンが、この地に2軒も長く続いているというのが不思議です。

で、見た目以上に重ためのスープです。スタンダードな豚骨+鶏ガラベースですが、麺をいただくとしっかり油の味を持ち上げてきますし、ラードが多めなのかな。逆に、タレの味が最初はややぼやけている感じがしました。焦がしネギは「永楽」よりも少なめで、味の決め手にはなっていない印象。

麺は若干平たい形状の中太ストレート。もっちりした麺で、もう少し茹で時間が短いとベストかなというきらいはありますが、コッテリめのスープとの相性は良いと思います。

驚いたのは具がやたらに旨いこと。チャーシューは柔らかくジューシーで、チャーシューメンで+500円も何となく納得。ワンタンは皮がやや厚めながら、しっかりと具が入って存在感あり。モヤシもシャキシャキして茹で加減は○。あとはメンマと色つきゆで卵。

もう少し油を抑えてくれると嬉しいですね。☆☆☆☆☆☆(6.0?)

ワンタンメン(醤油)@支那そばや・相模原

相模原で午後イチという最高のシチュエーションにもかかわらず、月曜日。再訪希望の「虎心房だいにんぐ」「菜かむら」に、未訪の「がんこ総本店分家」「風と花」も定休で、「大勝軒」しかないかと歩くと、定休のはずの「支那そばや」が開いてるじゃないですか。

第3月曜は定休との情報でしたが、昼だけやってるみたい。12時台で「大勝軒」は行列なのに、ちょっと奥まったこちらは先客3名。ワンタンメン(醤油)+名古屋コーチン味玉でジャスト千円。他の「支那そばや」よりリーズナブルかも。

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いわゆる、丸鶏にコクと香りのお醤油味、やや多めの油、という「支那そばや」のイメージとはいくぶん異なりますが、これもオリジナルな完成された味で美味しいです。鶏の風味も和風だしの香りも突出させず、各素材のいいところを集めてひとつの味に収斂させていったという印象。

醤油ダレも非常にまろやかさを感じるもので、立ちすぎずスープと絶妙な調和を保っています。キレよりも広がりと余韻を楽しめるスープといったところでしょうか。

麺は滑らかな中細ストレート。「支那そばや」系列の自家製麺の中ではコシが強い方で、さくさくっと小気味よい食感でコシもあり、比較的伸びにくい印象。若干のかん水臭がありますが、小麦の香りもよく、スープとの相性は抜群。

ワンタンは極薄の滑らかな皮に包まれ、されど互いにくっつき合うこともなく、ピンク色に仕上がった豚肉は美味。これが+150円とはお得。丸バラのチャーシューは柔らかいですが、薄味でもう一歩。メンマも並。他店では常に期待はずれな名古屋コーチンの味玉は、黄身全体がきれいなゼリー状で絶品。

これだけのものをいただくと、本店ももう少し頑張って欲しいな、と思います。開いててよかった(なお、「六角堂」も定休、「おやじ」は改装中でした)。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

味噌ラーメン@一汁一菜・淵野辺

相模原での夕方の仕事の後、何となく二駅歩いて辿り着いたお店。行列店だということになっているし過去に石神本に載ったらしいのに、好意的なコメントが妙に少ない不思議な店で、気になっていたのです。「一汁一菜」さん。

店自体がまずものすごいインパクト。カウンターの塗装が完全に剥げている店というのを初めて見ました。ベニヤを貼ったみたい。とうに映像が出なくなったテレビがそのまま使われてたり、異空間であることは間違いありません。有名だという味噌で。

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何というか、味噌ラーメンでありながら「味噌」を感じないんですよね。タレはしっかりしてるのだけど、メインの味が分かりにくい。スープはといえば、豚骨鶏ガラに10種類の野菜を合わせるとかで、マイルドながら輪郭がはっきりしない感じ。

タレもスープも合わせて、全体としてはコクが感じられて決して薄いとは思われないのですが、風味に乏しいのかなという気がしました。赤味噌とも白味噌とも判別しがたい不思議な味。

ストレートに近い中太麺は、茹で過ぎだとしか言いようがありません。とにかくやわやわで、本来どういう麺なのか、スープとの相性はどうなのか、よく分かりませんでした。

チャーシューは固くてぱさつく印象、メンマは可も不可もなく。モヤシの茹で加減は良好。最後まで、色々なクエスチョンが残ったままの訪問となりました。

鶏塩らーめん@ラーメン みしま・千鳥町

2月に入って話題の新店といえばここでしょうか。「ラーメン みしま」さん。千鳥町というのがどこだか知らなかったのですが、池上のお隣ですか。「本丸亭」での修行経験があり、会津地鶏のガラを使ったスープ、というのに惹かれます。

鶏白湯が限定だということで私には珍しく午後1時前に伺ったのですが、満席&既に売り切れ。筆頭メニゥが限定かつ1時間半で売り切れですか、そうですか。気を取り直して清湯スープの「鶏塩らーめん」を。

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非常にクリアで程良く鶏油の浮いたビジュアルが、まずいいですねぇ。スープは、じんわりと利いてくる鶏の旨みがたまりません。タレは塩そのものの旨みを感じるもの。角が立たず鶏の風味を引き立てています。

鶏の挽き肉が入っているのですが、この旨みがもっとスープに移ると、「大喜」のような厚みのある味わいになるのかな、という印象も受けました。

麺は細ストレート。さくさくっと軽快な食感で、クリアでキレのあるスープとの相性は当然に○。

チャーシューは蒸し鶏タイプ。味付けもされてて美味しいとは思いますが豚でもいいかも。半熟玉子はそれなり。青菜はしゃっきりでスープによく合いますが、ワカメに関しては案の定(具の構成をメニューに載せてくれるのは嬉しいけど)。せっかくのスープが磯臭くなるだけで勿体ない。

浅漬けのサービスがあるのも嬉しい。限定の敷居が高そうなので、何ヶ月か経ったら白湯を食べに再訪ですね。帰り際、早くもラーメン王のサインがあるのを発見。抜かりなくチェックしてるんですね。☆☆☆☆☆☆☆(7.0+)

魚介しょうゆ@麺や 幸村・戸塚

戸塚に新店ができたというので、祝日出勤がてら。駅からは比較的離れていますかね。地元の方には、かつて「おもだかや」があった路地と言えば分かるでしょうか。「麺や 幸村」さん。12時過ぎに着いてしまい、満席に近い入り。

空間計画工房っぽい内外装で、席間隔もゆったりめで居心地がいいですね。しっかりお金をかけるべきところにかけていて、期待させます。「魚介しょうゆ」と「魚介とんこつ」の2本柱から、「魚介しょうゆ」。連食予定なく、ランチセットで+200円のチャーシュー丼も。

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噂には聞いていましたが、すっごい醤油が濃いスープですね。見ているとスープ自体がかなり濃い色をしてます。魚介の香りも確かに感じるのですが、とにかく醤油のコクとしょっぱさに圧倒されてしまいます。

見た目にはずいぶんオイリーなのですが、コッテリ感はさほどでもなく。アクセントとして焦がしネギとあおさが加えられています。私は全体にちょっと苦手ですが、「とうかんや」がこのくらいのタレの濃さだったような。

麺は中細くらいのストレートで、さくさくっとした軽快な食感。とにかく小麦の香りがいいですね。スープの方向性とも合っていますし、間違いないところの麺ではないかと推測されます。

提供前にバーナーで炙るチャーシューは、ジューシーさに欠け期待どおりとはいかず。チャーシュー丼でも同様で、ちとぱさつきますね。メンマは薄味、太めでざっくりと食感で○。

もう1回、今度は魚介とんこつを食べに来たいと思います。☆☆☆☆☆☆(6.0)

中華そばこく煮干し@長尾中華そば・浅草松屋催事

普段は催事のラーメンなど全く興味がないのですが、今回は皆さん行かれてるようで好意的なレポが続出してますし、私もちょうど先月の出張で場所的に断念したお店ということで、行って参りました。浅草松屋の青森物産展は「長尾中華そば」さん。

そこそこ賑わってましたが、午後4時ということで6割ぐらいの入り。「シャモロック」も気になりますし、裏メニューの「ごぐ煮干し」とも悩んだのですが、あまりに強烈なのは食べ手を選ぶこともありますので、「中華そばこく煮干し」で。

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青森のどこかでこの味に当たるかと思っていたのですが、ついに来ましたね。まさに暴力的なまでの煮干し全開。これは「ごぐ煮干し」にしなくて正解でした。酸味とかえぐみとかいうのを超越した煮干しの世界。

ベースも一般的な青森ラーメンとは違う豚骨+鶏ガラの白濁スープで、煮干しをがっちりと受け止めています。強烈なインパクトの割に飲みやすさもあります。

麺は今回限りの開化楼とのコラボ。浅草ならではですね。中太のぷりっとした多加水麺で、青森のラーメンのイメージとは離れますが、スープとの相性はなかなかかと。

バラチャーシュー、メンマと具も美味しかったのですが、とにかくスープに圧倒されてしまいました。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

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一応物産展なので、帰りに「シュトラウス」さんのカシスケーキを。カシスのムースとプレーンなムースの2層構造で、シンプルながらカシスの酸味が利いて美味しかったです。

油そば+チータンタン@笑麺亭・糀谷/大鳥居

以前から、羽田空港へ行くときに京急の車窓から「油そば」の文字が見えて気になっていたのですが、その近隣に世間的にもっと評価の高いお店を見つけたので、訪問はそちらに。油そばを出す店がこんなに増えるとはねぇ。油そば専門店「笑麺亭」さん。

並盛りに玉子と「チータンタン」。よく考えたら卵が2個ですね。オープン1周年だそうですが、江戸川橋や入谷の某店とは無関係なのでしょうか(カロリーが低いとか、ラー油・酢を何周とか、冷めたら終わりとか)。油そばに関しては、暖簾分けとかFCとか聞かないですよね。

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白に赤字で店名が入る予想通りな丼に、定番のビジュアル。デフォルトの具でワカメというのと、卵が生で全卵だったのが変則的かな。タレもとりたてて特徴はなく、量が少ないように思えます。

一応最初は酢・ラー油なしでいってみましたが、生卵のせいもあってあまり味がしませんね。ラー油と酢を一気に投入したら、当たり前ですが前出の2店のような味になりました。

麺はむっちりとした太麺で、相応に美味しいです。ワカメはやはり違和感を覚えました。チャーシューは脂身が少なく柔らかくてなかなか。ただ、油そばにチャーシューが必要なのか疑問だったりもします。

最後に、チータンタン(玉子スープ)で締め。今後もこの味が増えるんですかね。そろそろちゃんと発祥の地で油そばを食べてみたいです。☆☆☆☆☆★(5.5)
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