三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2009年03月

3月の5杯

月末に大阪出張がありました関係で、ずいぶんと充実した月になりました。大阪を代表する行列店は、さすがに接客等のサービスも含めすばらしかったです。

麺乃家@上本町 
総大醤@天神橋筋六丁目 
弥七@中津 
洛二神@天満
G麺7@上大岡

次点は、無鉄砲@大国町/今宮戎、たらふくまんま@銀座、なおじ@目黒あたり。

坦々麺@赤坂離宮 2ビル店・羽田空港

いっつも食べたいと思っていたのですが、到着時刻が遅かったり仕事が詰まっていたりで機会がなかったお店。空港到着が午後7時と最高のタイミングでしたので、これはチャンスと訪問。「赤坂離宮 2ビル店」さん。

空港内とはいえ名店の看板を掲げてるわけですし、「赤坂離宮」に1人で麺類だけ食べに行くのは現実的でないですし、ある意味ここでしか食べられない1杯かな、と。五目の汁そばだとセットがあったのですが、やはり「坦々麺」が食べたくて単品で。

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広東のお店ですから当然四川のイメージとは異なりますが、さすがに香辛料の使い方が繊細な印象ですね。最初は八角のような香りがふわっとして、その後から花椒の香り、そして胡麻(芝麻醤)が品良く香ります。ラー油は控えめ。

上に載った揚げたものも香ばしく、非常にいいアクセントなのですが、正体に確信が持てず(ゴボウのように根菜っぽい感じ)、調べてたら某ページで「揚げ生姜」だとの記載があり。そうなんだろうか。

挽き肉がちょっと独特のクセのある味付けで、味わいが魚っぽい印象。これは好みではなかったです。麺は中華料理店らしい滑らかな細ストレート。しなやかで相応のコシもあって美味しいです。

接客含め相応に満足できたのでマンゴープリンをいただこうと思ったら、隣で幼稚園くらいのガキが飛行機のおもちゃで騒ぎ始めたので、席を立ちました。私があのくらいの年齢の時は、ファミレスともう少しちゃんとした店の区別くらいはできていた記憶があります。親の育ちが悪いのでしょう。

その程度の店ですが、高級店の片鱗はうかがえますし、マンゴープリンを食べにもう1回。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

閉店

ネットに全然情報がないのですが、先ほど通りかかったところ、神保町の「らーめん ひろ」が閉店してますね。よくよく調べると、1年くらい前に既に無かった様子。

「ちょうなん」と合わせて情報修正。

支那そば(醤油)+味玉@将華・京急富岡

ようやく訪問を果たした「和光」から、最初に来たバスに乗ってみると、着いた先は京急富岡。初めて来る土地ですが、ラーメン本掲載店がありますので、せっかくですから訪問。「支那そば 将華」さん。

駅前から伸びるこぢんまりした商店街の一角にあり、見た目は居酒屋風ですね。お昼時は完全に外れていましたが、地元の方でほぼ満席の人気。定番の「支那そば(醤油)」+味玉で。

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まず目に付くのは、「渦」や「いまむら」のような歪んだ丼。意識してるのでしょうか。スープは、やや鶏油が多めの鶏ガラ豚骨+魚介の正調和風醤油。

魚介風味以上にお醤油ダレがしっかりと利いていて、程良い甘みがあります。動物系のコクも十分、アクセントとしての焦がしネギも良く合っており、全体に手堅い仕上がり。おそらく無化調でしょう。

麺は中細の縮れ多加水麺。お店で手揉みを加えたものだそうで、むっちり感がありコシもまずまず。具はチャーシュー、メンマ、味玉ともこれといった特徴はないですが、ひとつひとつ丁寧に作られている印象。

派手さはないながら魅力を感じる1杯でしたが、HPもちゃんと作っていて、雑誌に紹介されたことやこだわりもアピールしておきながら、この狭い店舗で喫煙させるというのは神経を疑います。☆☆☆☆☆☆(6.0+)

ワンタンメン@銀月・湯河原

湯河原に来てまず驚いたのは、こんなに大きい町だったっけか、ということ。すっかり油断してたら、店と店の間が1キロ以上離れていたり。それから、ラーメン店がやたらに多い。人口比では神奈川県随一では。「坦々焼きそば」という看板もやたらにあって、これは町おこし系メニューでしょうか。

課題店「麺の蔵」の夜の部が18時開始ということで時間が空いたため、「激ウマラーメン神奈川」から「銀月」さん。信用してない本のひとつですが、1枚板のカウンターがありジャズが流れるおしゃれな店で、デートにも使えるんだそう。

入ってみると、まぁ喫茶店みたいではありますね。ジャズは流れていますがテレビの音量がはるかに大きく、椅子もテーブルも全部ベトベトで、調理をはじめると煙が店内に充満し、換気に難があるよう。デートには使わない方がよさそう。例により「ワンタンメン」。

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豚骨ベースの清湯系+魚介のスープは、お醤油ダレのコクと香りが利いて、いくらか角が立った印象を受けます。オーソドックスな和風スープと呼べるものですが、とりたてて特徴はなく、化調っぽさが気になるのがちと残念。

麺は中細の縮れ麺で、非常に滑らか。ハリとコシがもう少しあるといいかな、と思いますが風味はそれなりにあってあっさりスープとの相性は良好。

ワンタンは皮の滑らかさに感心したのですが、肉に下味がほとんど付いてないような。勿体ない。チャーシューはしっかり醤油の味が染みこんでひたすら堅いもの。

「地元で長年愛されている、木の温もりを感じる店」程度の表現ではいけないんですかね。☆☆☆☆☆(5.0)

ワンタンメン@味の大西 本店・湯河原

福生の「喜奴屋」の進出とか熱海の名店の復活とか、いつの間にかチェックが5軒も入っていた湯河原。夜の部狙いで何軒か行ってみようかと、何年ぶりかでやって来ました。午後5時ちょっと前に着いてしまったので、まずは通し営業+必食のこちら。言わずと知れた「味の大西 本店」です。

改札を出て、商店街を右方向に下っていくとまもなく見えてきます。町の食堂といった趣で、カキフライ定食を食べてる人の姿もあります。店員さんもかなりフレンドリー。小田原系のルーツといわれる店ですので、「ワンタンメン」を。

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予想どおりとんでもない量ですね。1軒目にしといてよかったです。小田原系のルーツだというのは見た目からして判りますが、思ったほどクセが強くないです。真っ先に気付くのは、独特の焦げた香りがなく、強烈な豚骨臭もありません。

醤油の色もさほど濃くなくて、化調の存在感も控えめ。ラードも決してくどくない。豚骨も醤油ダレもしっかりと主張しますが、ワイルドにしてマイルドといった印象で、小田原系ほどには食べ手を選ばないように思えます。

麺は手もみ(風)のぴろぴろした中太縮れ麺で、もちもちした食感。啜り心地も楽しいし、量が多くても伸びにくいし飽きません。

ワンタンは、おそらく焼き餃子と同じ餡を包んだと思われる大ぶりなもので、豪快に5,6個入ります。チャーシューは醤油味の染みこんだみっしりしたもの。メンマは薄い甘めの味付け。もやしは細めの懐かしいタイプ。

小田原系大好きという人には物足りないかと思いますが、余所者にはこのくらいが丁度いいです。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

城門ラーメンセット@中華ダイナー 城門・茅ヶ崎

「桂林」のご主人が辻堂に復活させた(「洞洞神」)のに続いて、かつての経営者の妹さんが「城門ラーメン」を復活させたとのことで、茅ヶ崎まで。一度消えかけたいわゆる「ご当地ラーメン」が復興するというのは、非常に珍しいことではないでしょうか。「中華ダイナー 城門」さん。

最近の茅ヶ崎らしい、白と黒を基調にした清潔感ある落ち着いた店内。店員さんもたいへん感じがよく、城門ラーメンのイメージとはちょっと違いますね。ミニチャーハン(水餃子選択可)とコーヒー(ジャスミンティー選択可)がつくセットで。場所はみなみマートの真ん前です。

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ラーメン自体も上品に思えてしまうのが不思議ですね。すっきりとしたお醤油味の清湯スープに、生姜の香りと揚げた玉ネギの香り、ザーサイのコリッとした食感。プラスもちろん溶き卵と挽き肉。

とろみはイメージほど強くないかな。近くにあったら週に一度は食べてしまうような、ソウルフード足り得る味ですね。私はリアルタイムで食べていた世代ではないですが。黒酢を入れても相性よし。

麺は中細のウェーブがかった多加水麺。ぷりっとして相応にコシがあって、スープの持ち上げもよく美味しいです。

チャーハンがかなり好印象。一般のラーメン店のものと違い油のベタつきがなくご飯はパラパラ、ミニサイズでもしっかりエビが入っていたり、「中華ダイナー」のこだわりを感じさせます。

食後のコーヒーに違和感がないラーメン店はこの地域では初めてでは。ラーメン以外の付加価値もとにかく高く、誰にでもオススメできるお店。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

偶然

2月にたまたま名古屋で開催されていて、入りかけたものの人が多そうだったので断念したアンドリュー・ワイエス展が、今度は偶然福島県立美術館で開催されていたので観てきました。

6回目にしてようやく充実した福島出張になりました。麺類は短い滞在ながら、「精華苑」「石林」「佐川」で。地元の人に聞いても旨い店が浮かばないという福島駅周辺で、訪問10軒(12杯)達成となりました。「あきんどう」「すみれ」「よしだ屋」あたりが未訪なので、7回目の機会に行ってみようかと。

岩のりラーメン@岩のりラーメン ばんゆう・浅草

その昔、恵比寿が都内有数のラーメン激戦区とされていた頃、「山頭火」「一風堂」「香月」「恵比寿ラーメン」あたりと共に紹介されてたお店。「九十九」より古いはずなので、私が中学生の頃からあったでしょうか。それが尾道ラーメンの「萬友」さん。

いつの間にか閉店していたものと記憶してますが、いつの間にか浅草で復活していたとは知りませんでした。「岩のりラーメン ばんゆう」さん。店名がちょっと変わり、尾道はどっかへ消えてしまったのですね。せっかくなので「岩のりラーメン」を。

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何と、背脂はデフォルトでは載っておらず、別注文の無料トッピングになってしまったのですね。スープは豚骨鶏ガラの清湯に魚介を利かせたオーソドックスなスタイル、タレも醤油のコクと香りを活かした際だった特徴のないもの。

もう少し瀬戸内のイリコなどを明確に利かせてくれると尾道らしさが感じられる気がしますが、尾道系がチェーン店以外すっかり姿を消してしまった現状では、尾道を押し出すと逆にマイナスなのでしょうか。

麺は国産小麦100%という断面が丸っこい中太麺。もっちりした食感ながら、よく言えば歯切れがいい、悪く言えばコシの弱い麺。時々出会うタイプではありますが、どういうスープに合うのかいまひとつ分かりません。

チャーシューやメンマは可もなく不可もなく、というか印象に残らず。半熟玉子はほんのり味が入っています。肝心の岩のりですが、スープの大勢にさしたる影響を与えていない気がします。入れるなら岩のりよりは背脂かな。

HPを見てると素材へのこだわりは相当なものなので、あとは個性が欲しいですね。☆☆☆☆☆★(5.5)

ワンタンメン@来集軒・浅草(つくばエクスプレス)/田原町

何回か探したことがあるのですが、なぜか見つからなかった「来集軒」さん。今回も先に系列の製麺所の方に辿り着いてしまい、結局携帯で住所検索しました。午後2時半を過ぎても7割以上の入りは、さすがの地元人気店。

うわさ通りどことなく素っ気ない感じの接客に、とりあえず無難そうな大テーブルの片隅に腰かけ、最近老舗系ではこれと決めている「ワンタンメン」を。

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出てきた1杯は、予想以上に黒い、というか数年前の写真の色と全然違いますね。飲んでみると鶏よりも豚の方が強い印象で、甘みはさほどなく、濃いめの醤油ダレのコクとしょっぱさが際だつスープ。

ここまでワイルドなものとは思わなかったので、いわゆる古き良き東京ラーメンをイメージしてると、いい意味で裏切られた感じ。小田原系からクセを抜いたような、都内ではレアな味わい。

麺は細かく縮れた予想より太めのもの。啜り心地は楽しく自家製麺らしいむっちり感もあるのですが、湯切り不足なのかとにかく最初から最後までかん水臭がとれませんでした。

メンマは甘めの柔らかいもので、このスープにはしっくりきます。チャーシューは堅すぎず控えめな味付け。ワンタンは小ぶりながらコショーが利いて存在感あり。

今回はベストな状態ではないと思いますので、もう一度来てみたいと思います。☆☆☆☆☆☆(6.0)
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