三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2009年08月

ラーメン(並、かため)@横浜家系 侍・駒場東大前

「まこと家」「桂家」と並び、都内の家系店で高い評価を誇る店。淡島通り沿い、駒場学園高校の近く。池尻からも駒場東大前からもちょっと歩きますね。「横浜家系 侍」さん。日曜定休なのでちょっと敷居が高かったのです。訪問は6月13日。

店名からは出自が分からず警戒していたところもありましたが、「町田家」出身とのことで、それだけの人気になるのも納得。14時半頃到着しましたが、6割くらいの入り。連食なので無難に「ラーメン(並、かため)」で。

「町田家」の系譜らしい、濁りの強いスープ。デフォルトでタレはかなりしょっぱめ、鶏油も多めです。これらを受け止めるという意味では、ベースのスープがやや物足りなく感じます。もう少し豚骨濃度、重量度が高い方が、全体のバランスが取れるように思えました。

麺は酒井の平打ち気味な太ストレート麺。相応のもちもち感とみっしりとした質感を備え、さすがに美味しいですね。店の看板には、店名の一部と見まがうばかりに「豚骨醤油極太麺」とありますが、ごくごく通常の酒井の麺。

チャーシューはそれなりの厚さがあり固すぎず、家系としてはまずまず。ほうれん草もきれいな緑色で見栄えがいい。傑出したところはありませんが、相応にしっかりした家系ラーメンだと思います。☆☆☆☆☆☆(6.0+)

つけ麺@麺野郎・横浜中華街(全国選抜ラーメン駅伝)

中華街の「横浜大世界」なる施設で行われている「全国選抜ラーメン駅伝」というイベント。日本全国の有名店が2週間ずつリレー形式で出店するのですが、仕事上中華街で昼飯となる8月20日が一番気になっていた「麺哲支店 麺野郎」(関西代表)に当たりましたので、このイベント初訪問。

名店が揃う中華街に、こういう施設がなぜ必要なのか全く理解できませんが、本当にただのフードコートなのですね。数量限定の「創作塩つけ麺」というメニューもありましたが、未訪の店ですから基本の「つけ麺」で。

注文した瞬間に、「すぐできます」とあり得ない答え。午後1時半、誰も待っていない中での茹で置きとは、まさかランチタイムの余りでは無いことを願いたい。期せずしてつけ麺の茹で置きを初体験。

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ぷよぷよっとして弾力もコシも中途半端な、どっかの店の暖簾分け店で食べたような食感の麺。とにかく一応お金を払っているので、茹でたての時にどんな感じであったのか、一口でもいいから知りたかったです。

名古屋コーチンがベースだというつけダレは、さらっとしていながら鶏のコクはしっかりとして、塩分と酸味が強め。具の豚肉の旨みも出ているように思えました。麺ありきのつけダレという印象で、とにかく麺がこれでは良さがわかりません。

チャーシューというか、ゴロゴロと入った豚の塊は、やや脂身が多い気がしました。スープ割は、そういう気になれませんでした。色んなものの無駄だったなぁ、ということで、そのまま「菜香新館」に口直しに向かいました。

ラーメン(並)+たまご@一乃利・茅ヶ崎市

8月14日。自転車での「まつり家」→「真鍋家」連食計画が頓挫し、やむなく「味噌の金子」、そして門沢橋から南下。神奈川県民として一度は食べておきたい「神龍」を目指したのですが、やってない。これ以上の代替店は考えてなかったので、その近くで名のある店に。「一乃利」さん。

専門業者がプロデュースしており一見そうは見えませんが、「矢口家」出身だという家系店です。店内に豚骨臭もないし、珪藻土の壁などすっきりして清潔感ある店舗は女性でも入りやすそう。「ラーメン(並)」にたまごで。「かため」と言った気もしますが、定かではないです。

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適度に乳化したスープは、いくぶん獣臭さがありますが、においの割にさほどコクが感じられず、スープそのものは家系の中ではライトな部類に属するでしょうか。そのぶんタレはしっかりと利かせています。

しかし、丼に直接口を付けて飲んでみると、鶏油の味が一番に立ってしまい、口全体が油っこく、全体のバランスとしてはあまり良くないように思われました。

麺は増田製麺の太ストレート麺。それなりに家系を意識した麺だとは思うのですが、もっちり感が強いのと酒井などに比べるとやや太いのとで、口の中でもごもごしてしまい、ちょっと食べづらい。

チャーシューはやや固めでしょうか。味玉はきれいな半熟で、味付けもほどよく旨い。ほうれん草や海苔はごくごく普通。☆☆☆☆☆★(5.5)

ラーメン(並、かため)@真鍋家・藤沢市

自転車で「まつり家」からの連食を狙うも、お盆休みで断念した「真鍋家」さん。やはり行ってみたいので、バスでのアプローチに変更。本数が多い長後駅からが賢明。「綾瀬車庫」「海老名駅」「宮原南」行きのどれかで、「用田辻」まで。

午後1時過ぎに着いてしまい、家系トップクラスの評価を受ける店ですから相当な混雑を予想しましたが、先客3名と意外に空いています。後客はぽつぽつ、私が帰る頃には6割くらいの入りに。いつもどおり「ラーメン(並)」をかためで、+味玉。

「寿々喜家」出身らしい、ライトでまろやかな中にも、豚骨の旨みとコクがしっかりと出た豊かなスープ。鶏油の加減もちょうど良い。タレはデフォルトでかなり濃いめ。やや醤油の角が立ちしょっぱさが突出しており、麺を食べ終えたらひと口ふた口で十分という印象だったのが惜しい。

麺はもちろん王道酒井の平打ち太縮れ。やや固めに過ぎるというか、いつものもちもち感がもう一つ発揮されていない気がしました。家系は「かため」が基本と思っていますが、ここでは普通で良かったかも。

チャーシューは出身店譲りのジューシーな肩ロースで美味。ほうれん草は色味があまりよろしくなかったですが、味は良好。味玉はタレ同様にちとしょっぱすぎるかな。

清潔感、接客面等はさすが。醤油の香りはこのままで塩分がもう少し抑えられれば。☆☆☆☆☆☆☆(7.0?)

あえそば@菜良・茅ヶ崎

二郎系には全くハマることがなく、人生の記念に三田本店に一度連れてっていただいただけで十分だと思っている私ですが、インスパイア店でここまで評判が良く、地元茅ヶ崎ということもあれば、やはり気になってしまいます。「菜良(さら)」さん。関内二郎インスパイアという汁無し(「あえそば」)を是非とも食べてみたいと思いまして。

8月12日、お盆のお墓参りのついでに訪問。この系統とは思えぬ、どこにも黄色がなく、籐の椅子に座ってゆっくりと食べられるお店。驚くのは、女性客が3割くらいいること。カップルだけでなく、1人でやってくる人も。三田や目黒、神保町の行列はよく見ますが、通常は女性って1割もいないような。店がきれいなら、食べたい人はいるんですね。

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ビジュアルは、ネットで見た関内の汁無しに似てますね。麺の量が想像以上に多く、慣れていない天地返しは断念し、よく混ぜてから。
とにかく自家製の極太麺が旨いです。ごわごわな中にももっちり感があり、いたずらに固いわけではありません。

タレは甘辛で比較的量は多め。通常の油そばと比べると油っこさは少なく感じられたのですが、底に残ったタレをすくってみると、背脂がしっかり入っています。生卵のマイルドさでマスキングされるのでしょう。

野菜はシャキシャキでたっぷり、細切りの豚も美味しいのですが、どっさりかかったニンニクチップの味がやや強く、また卓上には七味唐辛子しかないので、半分くらいで満腹より前に飽きが来ますね。あとひと変化あると、なお良いように思えます。

この麺であれば、基本の「えぼし麺」も食べてみたいです。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

トロ豚和だし醤油らあめん@麺屋 穂華・自治医大

普段と多少毛色の違う出張。用事を終えて着いたのは、小金井駅。湘南新宿ラインの行き先として見慣れた名前ですが、小山のひとつ先だったとは。既に午後7時半を回っていて早く帰りたいところでしたが、気になるお店がありましたので、もうひと駅先、自治医大まで。「麺屋 穂華(ほのか)」さん。

自治医大駅から徒歩5分と聞いていましたが、駅前に繁華街などはなく、歩く人などあるはずもない真っ暗な国道4号沿いにしばし歩くと、ようやく見えてきます。徒歩で来たのは私だけでしょうね。いわゆる「パシオ系」のお店で、木の温もりを感じさせる内装にゆったりとした造り。午後8時で1人待ちでした。「トロ豚和だし醤油らあめん」を。

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帰宅してから気付いた、「ラーメンマップ栃木」の表紙を飾る1杯は、素晴らしい完成度。動物系素材のコクと旨みが凝縮されたクセのないスープに、丸みのある醤油ダレがしっかりと利いて、後からやさしい魚介系の香りがふんわりと立ちのぼってきます。

温度がやや下がってくると、魚介の香りがより前面に感じられるようになり、キリッとした印象に。このあたりの加減もまた絶妙。奥行きを感じさせる、いいスープです。

麺は中細のストレートで、啜り心地、喉越しともに良好で、コシもしっかりしています。ほど良く和だしの香りをまとい、スープとの相性も文句なし。

「トロ豚」と付いたチャーシューは、ネーミングから想像するような脂身のくどさがなく、肉の旨みをしっかりと閉じこめた絶品で、まったくスープの邪魔になりません。厚切りのメンマはほんのり甘い控えめな味付け、素材の旨さで食べさせます。

荷物を入れる籐かごが用意されるなど、細かい配慮が行き届き、接客のひと言ひと言にも心がこもっているように感じられます。新幹線を使わず湘南新宿ライン1本での帰宅はグリーンでも疲れましたが、それだけの価値がある1杯でした。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

ラーメン(並、固め)+味玉@まつり家・藤沢市

藤沢生まれとしても、神奈川県のラーメン好きとしても、ここで食ったことがないのはモグリだろう、というわけで、「まつり家」→「真鍋家」の連食を計画。近所のサイクリングとしては多少ハードですが、まぁ翌朝仕事じゃなければ。

「まつり家」で、ようやく横浜市内の直系店は全部回ったことになりますね。女性店主の店として有名ですが、席間が窮屈でカウンター下に荷物の置き場がないなど、直系店らしい長居無用な店内。清潔感はあります。いつもどおりラーメンの並を固めで、プラス味玉。

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出てきた1杯は、ずいぶんと醤油色。スープを飲んでみると、総本山の味にかなり近い。豚骨・鶏ガラのコクと旨みはきれいに出ていますが、濃厚というほどではなく、重量感は弱め。デフォルトにしては鶏油がかなり少なめで、見た目に比して醤油ダレのしょっぱさも感じられず、ちと物足りない。

麺は王道酒井の太麺。絶妙な太さに、程良いもっちり感と歯切れの良さ。今さらながら、家系にはこの麺以上は考えられませんね。手慣れた感じがなく不十分な湯切りが、多少気になりました。

チャーシューは直系らしいスモークタイプで、噛み応えがあって旨い。ほうれん草も適度な食感を残していて○。味玉は可もなく不可もなく。

とりあえず、長年の課題店に来られたということで満足。☆☆☆☆☆☆(6.0) 続きを読む

味玉そば(醤油)@麺家 永志・京急久里浜

6月19日、短期間に3回目の横須賀。時間が少しあったので、事前の準備はまったくしてきませんでしたが、思い切って京急久里浜に出てみました。少なくとも「(博多)せぶん」という店があるはずですし、期待できそうな新店の情報もあったはずですし。

「せぶん」はすぐに見つかり、問題は新店の方。どうしても見つからず住所から探そうと、携帯からYahooで「ラーメン/新店/久里浜」で無事ヒット。商店街からは少し離れているのですね。「麺家 永志」さん。4月オープンの新店。「昭和な中華そば」を名乗る基本の醤油味から「味玉そば」を。

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何とも落ち着くいいお味です。鶏ガラ中心であろうクセのないすっきりとしたスープに、節系の香りが押しつけがましくなくふんわりと立ちのぼり、やや色が濃いめのお醤油ダレのコクと香りで全体をまとめています。

どこが「昭和」の「中華そば」の味なのかまったく分かりませんが、見事なまでに素材の旨みの調和がとれたスープで、身体にじんわりと染み入ります。

麺は自家製麺の中細ストレート。細麺らしい滑らかさとしなやかさを備えつつ、ハリと弾力も併せ持っていて、相当な実力を感じさせます。

チャーシューは肩ロース、肉の旨みを残しつつタレの味もしっかり染みて柔らかく、存在感有り。メンマはほんのり甘めの小気味よい食感。大きめに切られた青ネギも、スープとの相性がよく考えられている印象。味玉は平凡。

間違いなく固定客がつかめる味だと思いましたが、分かりづらい立地、カウンターに対して明らかに高すぎる折り畳み椅子など、味以外の部分にやや疑問も覚えました。接客もすごく丁寧で好感が持てましたので、地元で認知されて続いていってほしいものです。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

麻辣担担麺@匠 Jang ・横浜

いつからあったのか全く記憶にないのですが、先日「菜香」グループのHPを見ていたところ、系列店であることを知り、一度は訪問せねばと思っていたお店。「匠 Jang」さん。菜香グループは、中華街できわめて少ない、まともな接客と喫煙者の隔離ができてるお店なので、好感を持っています。

ポルタの一画、いつ見ても釈然としない「一風堂」の行列を横目に、そのまままっすぐ行くと正面にあります。広東料理の老舗が、坦々麺と麻婆豆腐の専門店を出すとは。せっかくなので、四川テイストが強そうな「麻辣担担麺」を。

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さすがは「菜香」と言うべきでしょうか、そつのない仕上がり。四川は畑違いかと思っていましたが、すっきりとした清湯スープに芝麻醤と辣油の香りのバランスが良好。

胡麻のくどさや辣油の油っこさがなく、黒酢のさっぱり感に花椒もほどよく利いて、集合商業施設内の店舗でこれだけの味が食べられるというのは嬉しい。午後に仕事があることを考えると、「景徳鎮」あたりの本場の味より、このくらい日本人向けに抑えたものの方がありがたいこともあります。

麺は、ぽくぽくっとした食感の低加水な中細ストレート。もう少しコシが強いものだとなお良いと思いますが、しっかり坦々麺用に選ばれていてスープの絡みは良し。具は、挽き肉と微塵切りの搾菜などを炒めたもの、青菜。

横浜駅で昼飯というときにも、積極的な選択肢としていいお店が見つかった気がします。☆☆☆☆☆☆☆(7.0?)

暇つぶし

昔から、文庫本の背表紙の写真を見るとタイトルが気になって仕方がないのですが、「しょこたんぶろぐ」の「2009-08-07 08:59:36(タイトルは「メイデイ」)」記事の文庫本写真が目にとまりまして、解読してみました。

下から

立花隆 宇宙からの帰還
桐野夏生 光源
宮部みゆき 理由
馳星周 鎮魂歌
金原ひとみ オートフィクション
北川歩美 金のゆりかご
桐野夏生 アンボス・ムンドス
【幻冬舎文庫解読不能】
孤独の歌声 天童荒太
? 須川邦彦 無人島に生きる十六人
? 伊坂幸太郎 ラッシュライフ
伊坂幸太郎 終末のフール
真保裕一 繋がれた明日
江戸川乱歩傑作選
桜庭一樹 少女には向かない職業
桐野夏生 錆びる心
奥田英明 最悪

だと思います。小説が好きなんだなぁ、ということがすごく伝わってくる、オーソドックスなラインナップですね。
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