三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2010年09月

大つけ麺博

少々イベント過多な印象もありますが、面白いお店も来ていますし。先般の赤坂はガラガラであんなに快適でしたのに、「つけ麺博」だというと混むのですね。

雨の中、ティッシュで座席を拭いて傘を差して屋外で喰うと、何だかありがたみがなくなってしまい、800円の割高感さえ感じるのですが、1クールの期間は短いし金土日祝日を避けると、初日しかないかなと。

そんな天気でも、「花の季」さんは美味しうございました。個別記事は週末に。

個人的に一番驚いたのは、「元」で接客をされていたボリショイ選手の体格でした。公称身長は148センチなのですね。この体格で20年選手ですから、すごいものです。もうお一方は、ぱっと見、久住智子さんかなぁ、と思ったのですが、引退されたはずですし、一般の従業員の方かも。プロレスにも疎くなってきました。

煮干中華蕎麦 一段搾り+玉ねぎ増し@月と鼈・新橋

新橋に期待できそうな新店オープンの情報を得まして、仕事帰りに寄れる場所でしたので、さっそくの訪問。「月と鼈(すっぽん)」さん。場所としては、「愛宕」と「おやじ」がある通りの両店の中間くらい、というか、「玄々」(現「くぼ田」@東新宿)の跡地ですね。煮干しを看板にするお店で、某店との関係が噂されてますが、それは他の方に。

つけ麺の方が券売機では上の配置、中華蕎麦とつけ麺のそれぞれに「濃厚煮干」と「一段搾り」があり、前者だと動物系が白湯スープで濃度が上がるよう。中華蕎麦にすることまでは事前に決めていましたが、「一段搾り」は厳選された煮干しの一番だしとのことで、好みとしてまずはこちらでしょう。いかにも合いそうなので、玉ねぎを増してみます。

写真(後日追加)

出て参りました1杯は、煮干しの香りを存分に湛えながら、えぐみや酸味を全く感じさせない、上品さのあるもの。丼に魚粉など付着することもなく、雑味のない煮干しの旨みだけが凝縮された印象で、これが「一段搾り」のなせる技でしょうか。油の加減もほどよいですが、塩分がややきつめに感じられるところだけが惜しい。

麺はカネジンの少し縮れた中太麺。みっしりとして適度な弾力とコシ。噛むごとに麺の香りと煮干しの香りが口中に広がり、スープとの相性も申し分なし。この麺であれば、より動物濃度の高いスープにも合うでしょうね。

チャーシューは2枚入り、ほろほろと柔らかく美味。メンマもいい素材を使ってます。粗く切られた玉ねぎのシャキシャキ感と甘みは、予想どおりスープと好相性。

是非とも「濃厚煮干」もつけ麺も食べに来なければ。接客も申し分なく、早晩人気店になることでしょう。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

坦々つけ麺@てんぐや・曙橋

短命であることを予期しながら訪問機会を逸してきたお店に、やっとタイミングが合い訪問してみたら案の定既になくなっていた、というのは、何とも言えない悔しさがあります。曙橋の「田中寛兵衛」さん。一度定休日に当たってフラれたこともあったんですよね。想定内の事態ですので、リカバリーは考えてあります。以前から気になっていた、坦々麺で有名な「てんぐや」さん。

店頭に服部(幸應)先生のお勧め記事が貼ってあって、一度入りたいと思っていたのです。ネットで調べると、15年以上前のラーメン本に掲載されていたようですし、坦々つけ麺を10年以上も前から提供していたのですね。そのような事前情報はありませんでしたが、残暑が厳しすぎたため通常の坦々麺を食べる気力がなく、「坦々つけ麺」に。

写真

このつけダレは好み。豚骨+鶏ガラのスープ自体はさらっとしたものですが、タレにしっかりとしたコクと適度なしょっぱさがあります。胡麻の風味やラー油の辛さもきっちりと感じさせながら、べとつくような甘さや油のくどさがなく、麺をさっぱりと食わせるというつけダレ本来の役割に徹しつつ、坦々麺としての個性を維持しています。

麺はクラシカルな細縮れ麺。長い歴史が示すとおり、今風のつけ麺ではなく、いわゆる「ざる中華」の進化型であることがよく分かります。さらっと食べられてしまうので、麺量が倍くらいあってもいいですね。

具はすべて別皿での提供。チャーシューにもメンマにも、特段こだわりを感じるようなところはありませんが、このつけダレにはモヤシが大変よく合います。

坦々麺を看板として20年以上も愛され続けている理由が分かるような気がします。涼しくなったら坦々麺も食べに来たいです。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

野菜つけ麺@しょうえい・王子

都内から浦和への移動。駅近くに未訪店がいろいろある王子で降りてみます。11時から営業の店を探して、ラーメン店がきれいに3軒並んだプチ密集地にやって来ると、候補店だった向かって右の「おくむら屋」だけが11時30分開店のよう。他の2店に客は流れないのでしょうか。真ん中の「金蘭」は聞いたこともない店なので、店員さんが呼び込みをしていたこともあって、左の「しょうえい」へ。

最近は、日本人の店員さんが一人もいない店舗というのも珍しくなくなってきましたね。ただし、このお店は接客がとてもよろしく好印象。多少片言ながら、マニュアルっぽくない言葉が自然と出てくるのがすばらしい。つけ麺がメインのようなのでそれに従うことにし、「野菜つけ麺」を最少麺量の300グラムで。

写真(追加)

事前調査をしてなかったせいですが、「やすべえ」っぽいですね。事後調査の結果、系列店だそうですから、「やすべえ」そのものですね。甘・酸・辛(唐辛子)をいずれも利かせつつ、「甘」が際だち、スープ自体は粘度が低いながら、べっとりとしたつけダレ。割と魚介も感じられます。

麺はこの系列どおりの太麺。もっちり感がありつつコシもしっかりとして、茹で時間も締め方もちゃんとマニュアルが守られている様子で、なかなかに美味しいです。食後の皿には、水もほとんど残りませんでした。

角切りのチャーシューは、しっかり肉の旨みがあり、野菜もシャキシャキして美味しいです。刻みねぎは辛みが強いので、減らした方がいいかも。メンマは既製品っぽく凡庸。玉ねぎ入れ放題は好きなサービスですが、入れてもあまり変化が感じられず。

時々必然的に当たってしまう味ですが、昔ほど苦手ではなくなってきているような。☆☆☆☆☆☆(6.0)

ラーメン+味付玉子@喜家・ともえ軒 大森本店・大森

ネット情報だと異業種参入の資本系、加えてRDBさんの喫煙種別に、「可(卓上に灰皿あり)」という都内の新店とはおよそ思えない文言が書かれており、躊躇われるところもあったのですが、何かあったら速やかに退店すればいいし、と行ってみました。大森の新店、「喜家・ともえ軒」さん。

大森駅を東口に降りて北上、「一本槍」を超えてさらに北、徒歩ではそれなりに距離があり周囲はほぼ住宅地とも思えますが、何か勝算があるのでしょう。満席で驚きましたが、複数組の子連れ客が来ていただけでした。「とんこつ」と冠するメニューもありましたが、素直に券売機筆頭から「ラーメン」に味玉で。

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運ばれてきた瞬間、魚臭いスープ。最後に振られた魚粉のせいでしょうか。いわゆる流行の豚骨魚介、粘度はこの系統にしてはやや低めで動物系はクセがなくさらっとしています。魚介の風味がやや立ちすぎている感があり、仕上げの魚粉は無くても良いのかも。

麺は四角い中太のストレートで、加水率が低めのもの。間違った組み合わせだとは思わないのですが、スープの絡みが驚くほどに悪く、スープの香りをまったく持ち上げてきません。スープ単独では決して薄味とは感じないのだけど。

チャーシューは柔らかく味付けもよく、メンマも太めで素材の良さが感じられます。味玉も味付け、半熟具合とも大変良い仕上がりです。何より気に入ったのは、水の代わりに供される冷たい緑茶。自社製品のようですが、抹茶が入っているのかしっかりしたお味で飲みやすく、何杯もいただいてしまいました。

今回は残念でしたが、ちょっとバランスを調整するだけで一気に良化する気もします。☆☆☆☆☆★(5.5)

らーめん+味玉@らーめん・ぎょーざ 水田商店 ・京急蒲田

最も嫌いな土地でありながら、なんだかんだで新店ができる度に訪れている町、蒲田。この町を歩いていると、自転車にも強制保険があって然るべきだと思います。京急蒲田の駅を降りてすぐ、アーケードの1本裏手に8月オープンの新店、「らーめん・ぎょーざ 水田商店」さん。

いい意味でも悪い意味でも手作り感たっぷりの店内。あたたかみは感じますが、動線を考えると座席配置は一考の余地あり。メインは「らーめん」1本、餃子とライスとのセットが人気のようですが、焼き餃子は好んで食しませんので、「らーめん」と味玉で。

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スープはデフォルトでマー油たっぷり。焦げた香ばしさよりもニンニクの香りが際立っていて、広く受け入れられそうな味わい。ベースの豚骨スープも比較的しっかりしているようで、決してマー油で誤魔化しているような印象ではないので、是非とも白いスープで味わってみたいですね。

麺はこの種のスープにはきわめて珍しい、平打ちの太ストレート。もっちり感が無く歯切れがよいタイプ。最初こそかなりの違和感を覚えたのですが、食べ進めるうちに合わなくもないのかな、と思えてきます。これもマー油の効果でしょうか。

チャーシューは直前にバーナーで炙っており、なかなか。珍しい細めのモヤシはシャキシャキした食感ですが、スープとあまり馴染んでいないかも。味玉は、その名で単品として販売するのであれば、しっかり味を入れてほしいところ。

食後にかき氷のサービスというのが面白かったです。ブルーハワイをいただきました。店主夫妻の人柄で地元客が集まりそうな感じですね。☆☆☆☆☆☆(6.0)

醤油ラーメン@蔵元醤油ラーメン 大字・大船

普段は、開店記念セールの類には決して足を向けないのですが(適正価格を支払わずに食事をするという行為に、どうしても違和感を覚えるのです。)、初日だけと思っていたセールが2日目も継続中、先客わずか1名とあっては、後日出直す理由も無く。大船駅笠間口に9月4日オープンは、「蔵元醤油ラーメン 大字」さん。

「ぎん8」の跡地、何がしたいのか分からぬまま、いつの間にか無くなっていた「いちろく家」の居抜きですね。選択の余地無く、基本の「醤油ラーメン」(580円)を200円で。通常営業は夜のみのよう。「やくみ」を入れるか訊かれましたので、オススメならと入れていただきます。

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出てきた1杯は、小ぶりな丼に、神奈川のラーメン文化に存在しなかったよもやのブラック系。魚介系は不使用でしょうか、きれいな黄金色の清湯スープに、タレは真っ黒な醤油色。塩辛さは全くなく、タレのコクと甘みが際立ち、印象的。粗みじんに切られた玉ネギのシャキシャキ感がよく合います。

イメージとしては、竹岡式インスパイアのインスパイア、みたいな感じでしょうか。高輪台の「梅乃家」に近いかな(この店がいわゆる「竹岡式」とはまったくの別物であるとは承知していますが、それを抜きにして旨いと思っていますので、否定的意味合いはありません)。

麺は多加水の細縮れ。少し茹で時間が短いように思えましたが、ぷりぷりっとした食感でスープとの相性は良好。麺自体にも甘みが感じられました。家系店以外で長多屋製麺の麺箱を見かけるのは珍しく、前店と何らかの関連があるのでしょうか。

チャーシューはバラで程良い食感。メンマも大ぶりで臭みはなくそれなり。「やくみ」というのは呼称だけ竹岡式インスパイアなのか、正体は生ニンニクと臭みをまったく抜いていない生玉ネギを摺り下ろして合わせた強烈な代物で、臭いが抜けないし腹は下すし。本当に1日何の予定もない方だけ食べればいいでしょうし、普通に勧めてはいけないと思います。

「やくみ」の分だけ評価は下げましたが、立地はよいですし可能性のある味だと思います。なお、丼の大きさとスープの色を見て最初に思い出したのは、「7.5Hz」でした。☆☆☆☆☆☆(6.0)

八木らぁめん@麺屋 うずまき・鶴見/京急鶴見

鶴見エリアも最近それなりに動きがあったような。仕事ついでなので、駅に近いところで。「麺屋 うずまき」さん。6月末のオープンで、牛骨スープだというので多少とも気になっていました。牛骨の新店訪問も、「こって牛」「香味徳」ときて今年3軒目でしょうか。

基本メニューの「八木らぁめん」を。変わったネーミング。どなたかの名前ですかね。開店から2ヶ月以上経っていると思いますが、厨房の様子を見ていると、何となく調理が全体に辿々しい感じ。

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牛骨を16時間煮込み、更に米を加えるというスープですが、「これぞ牛」というより、違う動物で家系っぽいスープに仕上げた、という印象。タレはかなり濃いめで酸味が少し目立つでしょうか。そしてとにかく油がギトギトして、覚悟なしで入った身としては、つらいものがあります。

麺はカネジンの相当に太めなもの。もちもち感が非常に強く、スープの油をこれでもかと持ち上げてきます。つけ麺には向いているかもしれませんが。量もやや多めに感じられ、麺のほぐし方も不十分で、連食しているわけでもないのに完食まで苦労しました。

チャーシューは巻きバラで、無難な見た目に反して堅めで脂身もしつこい。メンマは業務用でしょうか。ほうれん草と海苔はやはり家系ライク。最後に指摘すべきは、柄の部分が丸まって短い、この上なく使いづらいレンゲ。「らーめんDINING慶(のち「厚木」)」のレンゲですね(苦笑)。本来の用途は不明ですが、一度でも使った経験があれば、普通はラーメンには使わないでしょう。

ハードな1杯でした。帰りに「MAX BET」を覗いてみたら、定休日でほっとしました。

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