三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2010年10月

027(大船)ラーメン(あっさり)@金太郎ラーメン・大船

茅ヶ崎の「金太郎ラーメン」が、大船は「吉本家」の跡地に移転してきたとか。課題店でも何でもなかったですが、未訪なので食べてみることにします。「吉本家」がこの立地で10年も続くとは予想だにしませんでしたが、閉店ではなくそちらも辻堂に移転したよう。大量のテーブル席が並ぶ箱として明らかに大きすぎる店内は、居抜きというか、「吉本家」開店当時のままのような。

「金太郎」は何と創業27年だそうで、茅ヶ崎の「一世」の場所や手広の「大周軒(現「風車」)」の場所に出店していた時期もあったとか。ラーメン店に歴史ありですね。注文は、なぜか前店「吉本家」のメニュー名を継承した「027(大船)ラーメン」を、あっさり(普通)味で。前店では数字を逆から読んで720円でしたが、こちらでは700円。具のやや増量メニューです。

写真

豚骨+鶏ガラベースのやや白濁したスープは、粘度はほとんど無く、さらっとしているというよりは、あまりに薄い印象を受けます。そこに背脂が加えられ、また何に由来するのか独特な酸味が感じられて、目指すところがどうもはっきりしません。タレを強くするなり、明確に魚介を利かせたりすると、分かりやすい味になる気もしますが。

麺は味噌スープに合いそうな、多加水熟成タイプの中太縮れ麺。茹で加減はやや柔らかめか。基本の醤油味ではなく、味噌味を頼んだ方が全体のバランスが良く感じられたかも。

国産のいい肉を使っているらしいチャーシューは、ぶよぶよして特に脂身の食感が悪く、苦手。2枚入っていましたが、脂身は残しました。メンマは業務用でしょうか、甘ったるいもので、しかもやたらに増量されており、参りました。玉子はごく普通の固ゆで。

チャーシュー2枚は店内写真によるとデフォルトのようなので、027(大船)メニューのサービスは、メンマ増、玉子半分増、デフォルトで入っていない九条ねぎの追加でしょうか。茅ヶ崎より立地は悪い気がしますが、どうでしょうか。

駿河らーめん・塩@フジメン 紺屋町店・静岡

地方に行くと、「地元で昔から愛されている店」の訪問を心がけているのですが、駅地下街のラーメン店というのが、迷うところです。日本全国何処にでもあるような、どうでもいい1杯が出てくるような気がして。静岡では前回、課題店が尽きて「多楽」さんに寄ったところ、なかなか良かったので、こちらも入ってみようかと、「フジメン 紺屋町店」さんへ。

ひかりのダイヤの関係で時間が余ったこと、地元のラーメン本に載っていること、多店舗展開ではなさそうなこと(市内3店舗)、ムジャキなお店はさすがに抵抗感があったこと、お昼を過ぎて空いていたこと、何より禁煙であること等が決め手となり、店内へ。ラーメン本には塩が載っていたので、醤油が500円のセール中でしたが、塩で。

写真(追加)

クリアにして極限までにシンプルな1杯。鶏ガラ・豚ガラベースのスープは、クセも臭みも無く、不必要な化調等の過剰な旨みも無く、塩ダレはほんのり甘みがあり、それでいて、なぜかほのかなニンニクの香りだけが、最初から最後まで口中に残ります。こういう味なのか、臭み消しが利き過ぎていたのか、ちょっと勿体ない気がします。

麺は中細の縮れで、自家製麺とのこと。加水率はやや低めでしょうか、「ぽくぽく」と「ぼそぼそ」の中間くらいの、滑らかさやしなやかさといった言葉とは無縁の古典的なもの。ひと口目の印象からすると、意外と伸びにくいかも。

薄めのものが3枚ほど入るチャーシューは、柔らかく仕上がり味付けもしっかりとして、かなりのレベル。メンマもクセが無くほんのり甘めの味付けで、予想外のおいしさ。申し訳程度に茹でたキャベツが入っていますが、何らの下味も付いておらず、スープも薄味のため邪魔でしかありません。同じくインゲンは、素材の味で食べられます。

それなりの客足があるのが納得できる1杯。入ってみて良かったです。☆☆☆☆☆☆(6.0)

つけ麺@麺匠 権坐・静岡

あんまりありがたくない静岡出張。2,3回も行くと、駅徒歩圏のめぼしいラーメン店が尽きてしまいます。今回は未訪の6月オープンの新店1点狙いです。あの「伊駄天」が出したつけ麺専門の新ブランド、「麺匠 権坐」さん。昼の部が「伊駄天」より1時間早い14時終わりなので、前回の出張で訪問できなかったのです。今回は無事間に合い、基本の「つけ麺」を。

写真(追加)

つけダレは「伊駄天」といえば当然の、王道の豚骨魚介。思ったよりも粘度が低めで、甘みを加えていないところが好印象。都内のありがちな味とは一線を画しています。仕上げに魚粉を足しすぎているかに思えましたが、しっかりタレに馴染んで粉っぽさを感じさせません。脂の加減も相応。

麺は自家製麺。太麺ながら、ごわごわした流行のものとは違い、自家製麺ならではのみずみずしさともっちり感、適度なコシを備え、それ自体の風味も良好。さらっとしたつけダレとの相性がしっかりと考えられていますね。さすがというべきでしょう。

具は食べやすいサイズでつけダレの中に。チャーシューはやや脂身が多いでしょうか。メンマは1面だけがなぜか黒っぽくなっていますが、素材の味で食べさせるもの。これは好み。割スープは卓上のポットから自由に。ややえぐみが出ているでしょうか。割ってもさほどの面白みは無し。

つけ麺専門店自体がまだ少ないエリアですし、スタンダードと言うべき店ができて当然と思う反面、あの「伊駄天」であれば、もう少し突出したものがあってもいいかなあ、と思ったり。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

半熟味玉ラーメン@福ヤ・麻布十番

「つけ麺博」に気をとられていると、新店情報に疎くなってしまいますので、ちとチェックを。麻布十番の駅すぐに9月オープンの新店、「福ヤ」さん。久留米出身の「カリスマ社長」だとかいう方が経営する、久留米ラーメンのお店とのこと。要するに、異業種参入ですか。比較的こぢんまりしたお店で、カウンター5+テーブル席3(12)くらいかな。

細かい事実は省きますが、学園祭の模擬店かと疑うばかりのあり得ない状況が次から次へと。開店から2週間近くも経って、客の入りも5割程度でありながら、他店に前例のないお粗末すぎるオペレーション。お昼時で空席もスープもあるのに追い返された方々は、どう思ったのでしょうか。辛うじてありつけた私は、「半熟味玉ラーメン」を。

写真

「大栄ラーメン」から分けてもらっているというスープは、口当たりはさらりとしながらもそれなりの豚骨臭があり、豚骨のエキスはしっかりと抽出されている印象。脂の加減も程良いですが、無化調だという割にとにかくタレが強く旨味過多。クルトンのようなサイズと食感の物体は、脂身を揚げたものだとか。

麺は当然ながらの低加水の細ストレート。固さは訊かれませんでしたが、それなりに固めの茹で加減で供され、ざくざくとした食感はGood。麺自体の味が希薄なのが惜しいところ。

チャーシューは可も不可もなく。青ネギは香りがもうひとつでしょうか。半熟と称する味玉は、味玉であることはわかりますが限りなく固茹でに近いもの。☆☆☆☆☆☆(6.0)

最後に、店頭に堂々と飾られ、カリスマ社長だかのブログにも掲載されているラーメンの歴史とやらですが、「ラーメンの元祖である店が昭和12年に久留米市に開業し、久留米がラーメン発祥の地である」旨の記載は、日本の話と九州の話を履き違えた、とんでもない誤解ではないかと思うのですが。まさか「来々軒」等の存在を否定するわけではないでしょうし、本当に誰もおかしいと思わなかったのでしょうか。

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