三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2010年11月

まるげんらーめん@京急久里浜

久里浜近辺も、未訪のお店がいくつかあることに気づき、久々に訪問。昔ながらのアーケード「久里浜仲通商店街」の一画です。2年半くらい前から存在したようなのですが、以前は全く惹かれなかったのでしょう。「まるげんらーめん」さん。「まるげんフーズ」という会社が、横須賀市内でメニューを変えて何店舗か展開しているようです。

写真

【実食メニュー】 味噌らーめん(¥730) 
 家系味と味噌の2枚看板ということで、迷わず後者を。

【スープ】 辛さと甘さのバランスに優れた、無難にまとまった感のあるスープ。何とも面白みのない味なのですが、厨房をちらっと覗いてみると、「エバラ 札幌ラーメンの素」の缶が見やすい位置に置かれています。メーカーによれば、300ミリリットルの鶏ガラスープでのばして使うそう。鶏ガラスープが業務用でないことを願います。

【麺】 麺は意外にも中細ストレート。加水率は高めで相応のコシはあるものの、どれだけ食べてみても、まったく合っているようには思えません。家系の麺を流用した方がまだマシな気がするのですが。

【具】 野菜はきっちり1杯ごとに鍋で炒められ、シャキシャキで美味しい。挽き肉の旨味もスープに移されているよう。穴あきレンゲが付くところは、細かな配慮がうれしい。

【その他】 ちゃんとしたお店と同じ値段をとるなら、業務用の缶は見えない所に置いた方がよいのではないでしょうか。系列店も行こうかと思っていましたが、やめることにしました。

吉本家@辻堂

大船の「吉本家」跡地に茅ヶ崎から「金太郎ラーメン」が移転し、「吉本家」は味を変更して辻堂に移転オープンとのこと。辻堂といっても湘南新道沿い、東町と浜見平の中間あたりです。自転車でのアプローチですが、場所がら通し営業かと思っていて、一度フラれました。昼は14時半までなのね。

写真

【実食メニュー】 豚骨魚介らぁめん・醤油味(¥500)+味付玉子(¥100) 
 ワンコインとは立派ですね。このお値段だと、味玉つきに。

【スープ】 粘度の低いさらっとした豚骨スープに、カツオが中心かしっかりめの魚介味。大船での家系っぽいスープからは変わりましたね。タレははっきり利かせてあるので、全体のバランスは良いでしょうか。やや豚骨臭があり、やや魚介のえぐみもあって、上品な印象ではないですね。

【麺】 麺は中太の縮れ、丸山製麺製。以前の麺と同じでしょうか、家系っぽい感じを受けないがために、スープに対する違和感は無し。茹で加減もデフォルトで少し堅めで良いですね。

【具】 チャーシューは肉厚で炙りを加えたもの。食べ応えがあって美味しいです。味玉はいい具合の半熟加減。あとは海苔と糸唐辛子。濃いめのスープだと、後者はあまり効果がないか。

 今度の店舗は、カウンター3席+テーブル4席×2とスリム化されましたね。従来の味よりは好きですが、これといった特徴に欠けるかもしれません。☆☆☆☆☆☆(6.0)

川崎大勝軒@川崎新町/八丁畷

新店「水炊きらーめん あほう鶏」が近くにできたため、セットで訪問してみようかと。「川崎大勝軒」さん(店名はのれん会のHPからとりました)。東池袋系でも評判のいい店なので、以前から興味がありました。最寄りは川崎新町駅。八丁畷も徒歩圏ですが、川崎駅からバスで「二の辻」下車がベスト。一度、「あほう鶏」とセットでフラれています。

写真

【実食メニュー】 特製もりそば(¥800) 
 塩や油そばなど、気になるメニューもありましたが、初めてなので。

【つけダレ】 大勝軒正調の、甘・辛・酸がしっかりと主張してくるもの。唐辛子の辛さがはっきりしているのが良いですね。魚介風味は控えめ。ベースのスープもさらっとしつつコクがありますし、油の加減やタレの濃さもちょうどいい。評判に違わぬもの。

【麺】 中太ストレートで、自家製麺らしいみずみずしさのあるもの。大勝軒らしい風味がありつつも、しっかりとしたコシと弾力を備え、非常に美味しいです。冷水で締めた後の水切りが大変丁寧であることも好印象。

【具】 チャーシューは豚の旨みが感じられ、噛みごたえがあるもの。大ぶりのものが2枚。メンマも既製品の味わいではなく旨い。あとは海苔、茹で卵半分、なると。

 家族経営でしょうか。仕事も丁寧で暖かみを感じるお店でした。某店との騒動で有名だという印象がありましたが、双方とも系列の中でレベルが高い店だと思います。塩味の中華そばが気になります。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

水炊きらーめん あほう鶏@川崎新町/八丁畷

川崎の仕事のあと少し時間が空いたので、一度昼営業に間に合わずフラれている、今年7月オープンの新店にリベンジ。「水炊きらーめん あほう鶏」さん。最寄りは川崎新町駅、八丁畷も徒歩圏ですが、川崎駅からバスで「二の辻」下車がベスト。至近に「川崎大勝軒」がありますが、箱としてはこちらの方が大きいかも。

写真

【実食メニュー】 鶏チャーシューめん(¥750) 
 基本のラーメンが550円だったので、何か増しておこうかと。

【スープ】 鶏白湯ですが、流行の濃厚ポタージュ系ではなく、「水炊きらーめん」の名の通り、鍋をいただいた後のような、鶏の旨みが凝縮されたスープ。塩が裏メニューとして存在するとのことですが、スープの味わいをストレートに表現するなら、デフォルトが塩味でも良いように思います。同じく、白胡麻も必要なのか疑問。

【麺】 やや加水率が低めに思われる、中細の縮れ麺。これといった特徴が無く可もなく不可もなく。もう少しポキポキした食感のものでもよいかも。

【具】 甘めの味付けの手羽煮込みが載っていたのは驚きました。それ自体は美味しいですが、ラーメンの具としてはどうでしょう。チャーシューはややぱさつき、ニンニクなどの味も強く、鶏スープの店であることを考えるといまひとつ。

 「大勝軒」との差別化は図れていますが、この味1本だとどうでしょうか。濃厚メニューがあっても良いかなと思います。☆☆☆☆☆☆(6.0)

記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ