三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2012年01月

らーめん バリ男@虎ノ門/内幸町

 1年半ほど前、不幸な火事により閉店に追い込まれた「がんや」の跡地に、「リストラされたサラリーマンが三田二郎を食べて感動し独学で開いた」なる目茶苦茶なギミックで、臆面もないパクリ宣言をして突如出現した資本系のお店。いとも簡単に行列店となり、現在3店舗ですか。「バリ男」さん。短期に投下資本を回収するなら、今はこの系統のラーメンということなのでしょう。商魂たくましく、東日本大震災の1時間後にも平然と営業していたのは驚きました。

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【実食メニュー】 つけ麺(¥850)
 インスパイア系と称されるパクリ(個人的には、多少とも先人への敬意が感じられるお店は「オマージュ系」とでも呼んだ方がしっくり来る気がします)には何の興味もないのですが、つけ麺は個性が発揮されているようだったので。

【感想】 二郎系のつけ麺、と聞いてイメージするものとは全く異なるもの。思った以上にシャバシャバっとした豚骨ベースのつけダレは、王道の甘・辛・酸タイプ。見た目は真っ赤ながら適度な辛さで、背脂が程良いこってり感を演出。

 麺はきしめんかフェトチーネかという極太平打ちで三河屋製。アルデンテな茹で加減も、食が進む王道のつけダレでするするといただけます。二郎ではなく大勝軒を完食したような心地よい満腹感。チャーシューは二郎感のない柔らかさで旨く、もやしもシャキシャキでGood。

【総評】 ラーメンを食ったら二郎とは似ても似つかないのではないかという気もしますが、ひとつのつけ麺として美味しい。店員さんが気さくに話しかけてくれるなど、二郎系のイメージとも資本系のそれともちがう一面が見られたのも面白かったです。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

東京担担麺本舗 瀬佐味亭 虎の門店@虎ノ門

 駒場生にとっての「山手」、早大生にとっての「メルシー」、慶大生にとっての「二郎」(は違うか)に当たるような、いわゆるソウルフード的なお店。本郷だと何処になるのだろ。私にとっては「瀬佐味亭」さんでした。長らく行かれずにいましたが、お店の方から職場近くに来てくれるという。「東京担担麺本舗 瀬佐味亭 虎の門店」さん。訪問回数は既に2桁になりますが、ブログに記録するのは初めて。

【実食メニュー】 酸辣麺(¥850)+味付け茶玉子(サービス)
 看板の担担麺よりも、さらに個性のあるこちらが好み。「サンラータンメン」(円陣のかけ声になるやつ)ではなく、「サンラーメン」。

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【感想】 丸鶏ベースのすっきり綺麗なスープに、特製の五香辣油と黒酢を30ml使用するという1杯。辛さは控えめでお酢の酸味の方がガツンと来るのですが、良質の黒酢を使っているようで、角が立たずまろやかでコクもあり、くせになるお味。ショットグラス(?)で供される追加の黒酢も全部入れていただきます。

麺は出身の「はしご」に近い中細ストレート。ハリのあるざくざくっとした食感で美味しい。八角の香り豊かな太肉はほろほろっとした仕上がり。味付け茶玉子は、固茹でながら独特の香りで美味。開店当初いただいた玉子サービス券(実質パスポート)の有効期限は2050年とのことで、お店も私もそれまで元気でいたいものです。

【総評】 何度通っても飽きない味。落ち着いたお店の雰囲気も大好きです。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

富白@御徒町

 営業時間がよく分からない話題の新店。御徒町の「富白」さん。人気もありそうなのであまり並びたくないし、スープ切れ終了目安50杯というので遅くも行けないし、とりあえず開店時間11時と書かれたサイトもありましたので、11時ジャストに着いてみると先待客あり。店頭に営業時間の表示はなし。10分ほど待つもシャッターが開く気配もなく、いったん退散して駅前まで帰り、もう1軒予定の「玄 NOMAD」で先食。

 11時30分過ぎに戻るも未だシャッターのまま。待ち客も増えており、仕方ないので湯島まで1キロほど歩き、こういう事態に備えて考えていた、「一心」さんへ。ここも未食なのでまあよし。それでも後日出直すのも億劫で諦めきれず12時過ぎて戻ってみると、今度はオープンしており、待ちが2名だったのでいただくことに。んもぅ。

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【実食メニュー】 鶏ぶた塩拉麺(¥750)
 基本は鶏塩ですが、チャーシューの評判が良いので両方入ってるやつを。

【感想】 ネットでひと目見て惹かれた、透き通った綺麗なスープ。思ったより表面の香味油が多めでニンニクの香りが立ち上りますが、そのあとからふくよかな鶏の旨みがしっかりと感じられ、実に美味しい。スライス玉ねぎが好相性なのは新発見。香りが強いと邪魔をしそうなアオサは要らないかな。

 麺は開化楼製の中太のストレートに近いもの。適度な歯ごたえで歯切れも良く、開化楼と聞くと過度な期待をしがちですが、まあ無難な印象。チャーシューは鶏ぶた共にひと炙りして提供、肉の旨みがしっかりして美味。「一本気」みたいな細かい鶏つくねも仕込んであり、これも旨い。

【総評】 香味油がもう少し控えめだとなお良いです。連食して誤魔化したとはいえ、無駄な移動がかなりありましたので、営業時間だけでも何とかしてほしいな。今は11時30分目安のようです。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

玄 NOMAD@御徒町

 開店時間の怪しそうな御徒町の新店に行ってみると、シャッター3人目。11時より10分ほど待つも全く開店しそうな気配すらないため、早く行かないと消えそうな方の新店へ。御徒町駅近く、「元福」の斜向かいは、「玄 NOMAD」さん。出来ては消える田中玄さんプロデュースのお店。「しゃもじ」から数えて、私が訪問しただけで多分11軒目。なるほど、ご本人がいらっしゃいます。しっかし、えらく自虐的な店名ですね。

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【実食メニュー】 白湯ラーメン(¥750)
 限定20食でしたか。塩と醤油は「京濱」で食べたので。

【感想】 「東京しゃもの旨味を活かした地鶏白湯スープ」だそうで、玄さんらしい素材の味で食べさせるもの。さらっとしつつもダシの凝縮感があり、タレは控えめにして揚げネギのアクセントなどで旨く調整しています。

麺は中太のやや縮れたもの。適度な弾力とコシを備えたもので、スープとは無難な相性を見せている印象。「私市商店」という見慣れない麺箱が。チャーシューは最後に炙っているのかな、香ばしくて美味。青菜やネギはシャキシャキで良い食感。メンマはやや塩味が強かったです。

【総評】 外装がまだ工事中だからか、現在はプレオープンとのこと。次にこの味をいただくのは、新店オープンの時でしょうか。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

萬珍樓(マンチンロウ)@神田

 大つけ麺博屈指の旨さだった「ほうき星」の味のルーツである店が、神田にあるという。昼休みに自転車で往復するにはぎりぎりの距離なのですが、どうしても食べたくて行ってしまいました。「萬珍樓(マンチンロウ)」さん。神田駅北口の目の前ながら、誰もこれまで注目してこなかったのは、あまりに怪しげな外観のせいでしょうか。訪問は2011年12月8日。

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【実食メニュー】 汁なし担々麺(¥880)
 当初からこれを予定してましたが、店頭掲示では1番人気でもあるとのこと。

【感想】 汁無しはずっとハズレ続きでしたが、ようやく好みの味に出会えました。やや主張は控えめながら花椒がぴりっと利き、元ダレの味もしっかりながら、油っこさが無く胡麻風味もくどすぎず、後味はすっきりとしていただきやすい。

麺は自家製太麺。もっちりとした食感でコシも強く、抜群の存在感と香りの良さ。ナッツや揚げ麺の食感、肉味噌やガーリックの味わい、もやしや青梗菜のシャキシャキ感と具材もバラエティに富み、最後まで飽きさせません。どうやらスープが付くようですが、この日は忘れられたよう。もう少し花椒が強いとさらに好み。

【総評】 ランチタイムでも客が少ないのは、一見さんはまず入らないからでしょう。また来ようっと。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

鯛麺 真魚@新橋

 それぞれ小粒ながら、着実に新店が増え続ける新橋。「ぶちうま」の1本隣の路地というか、「ばんから」の裏というかのエリアにオープンは、「鯛麺 真魚」さん。表に暖簾は出ていますが、細い通路を抜けた奥まったところにお店のドアがあるため、一見だとちと入りにくいか。中は小料理屋さんのようで綺麗です。

【実食メニュー】 辛口 鯛拉麺 -真魚-(¥900、ライス無料)
 選択肢はなし。サイドにご飯もの、鯛の刺身、デザートとありますが、後2者を食べる人いるかな。

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【感想】 鯛スープで辛口のみというのは冒険だなあと思いますが、口に入れた瞬間それと分かるほどに鯛のお出汁がしっかりと出ていて、ふくよかな味わい。四川風を謳いますが辛みはラー油1本かという印象で、けっして鯛の味わいを殺すことはなく、甘みを引き立てておりなかなか。ただ、辛さが必須かと言われると、どうでしょう。

 麺は浅草開化楼製というのが本気度を感じさせますね。中細のややウェーブがかった麺は、もう少し茹で時間を抑えた方が良さが出るかも。具は竹の子、鯛の切り身、青菜、味玉と和風仕様。無料のご飯が鯛飯だったのは嬉しい誤算。これもやさしいお味で、残ったスープをかけていただいても旨い。価格設定がやや高めなので、「ミニ鯛飯つき」とした方が商売的に良いのに。

【総評】 接客も大変丁寧でご主人の物腰も柔らかく、応援したいお店です。カウンター席をひとつ減らすと、ゆったりできそう。デフォルトのスープも味わってみたいなあ。ところで、店名はどう読むのだろ。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

新橋 酸辣家@新橋

 オープンから約1年経つでしょうか。正直、酸辣湯麺と担々麺の2本柱というメニュー構成では生き残るのが難しいかと思っていました。立派なものです。新橋駅SL広場から虎ノ門方面に2,3分。「新橋 酸辣家」さん。開店当初に担々麺をいただきましたが、サンラーを食べずに語ってはいけないでしょう。

【実食メニュー】 酸辣湯麺(¥850)
 担々麺もジャージャー麺も同価格、ランチはライス無料+ザーサイ食べ放題

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【感想】 予想していたものと違って、全体に強いとろみのついたスープ。雪の降った翌日には実にありがたいメニュー。思ったよりスープがしっかりして物足りなさはありませんが、デフォルトでは酢がかなり控えめ、むしろラー油の方が立っており、酸辣湯麺のイメージではないか。

 麺は細ストレート。見た目ほどくたくたではなく、最低限のコシを残していてまずまず。具は玉子にタケノコ、椎茸、細切り肉等。無料ライスが鮭フレークの炒飯になっており、自宅で作るような素朴な味で良かったです。卓上のザーサイも塩気が控えめでなかなか旨い。

【総評】 狭いながら、一人テーブル席があるのと、意外と接客が丁寧なところも好印象。☆☆☆☆☆☆(6.0)

頂上和風そば 浜の麺バカ@横浜

  蒲田に移転してからは訪問が果たせていない「麺バカ息子」さんですが、横浜にセカンドブランド店をオープンとのこと。鶴屋町の環状1号線沿い。競合店は「浜虎」くらいという空白エリアですね。「頂上和風そば 浜の麺バカ」さん。オープン直後なのでまだ空いているかと思ったら、雨天の土曜午後1時前で待ちが出ていました。このくらいの名のある店だと、出足も早いですね。

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【実食メニュー】 焼き干し玉子そば(¥780)
 つけそばが「港屋」インスパイアとのことで興味がなく、こちらに。

【感想】  方向性としては、「伊藤」などの系統に属するでしょうか。やや白濁した鶏ベースのスープは、ひとたび口に運ぶや焼き干しの香りがぶわっと立ち上り、それでいてえぐみはおろか尖ったところが一切なくまろやかで、抜群の旨さ。開店直後にして全く隙がありません。

 麺はざくざくっとした細ストレート。食感も香りも良いですが、欲を言えばもっとボキボキしたものでも良いかと。チャーシューは肉厚で柔らかく、甘めの味付け。港屋スタイルの肉の味付けとしてはいいですが、このスープにはやや甘すぎるか。味玉は半熟で味付けも良好。

【総評】 久々に感動するレベルの味。麺と肉が多少変わればなお好みなので、9点はつけずにおきます。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)                                

麺屋 かめせん@石川町

 買い物のため石川町で降りる用事があり、駅前の「満月」なる新店を覗いたところ、シャッターのまま。不定休というやつか潰れたのか、何の表示もないので判らず。周辺で未訪の店は、あと1軒くらい。「麺屋 かめせん」さんへ。カウンター7席くらいのこぢんまりしたお店です。

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【実食メニュー】 とんこつラーメン(¥650)+きくらげ(¥100)
 基本メニュー+スープに影響しないトッピング、といういつものパターン。

【感想】 九州系のお店かと思ったら、どうもちがうよう。それなりに粘度もある豚骨スープなのですが、臭み消しの香味野菜とタレの味が前面に出てしまっているようで、変な味としか言いようがありません。「こがしにんにく」か「豚骨醤油」であれば印象が変わったかも。

 麺は店内の箱によると丸山製麺。九州豚骨系の店に比べると幾分か太めで加水率も高い細ストレート。ゴムのようにただただ固いばかり。半分も食べられませんでした。チャーシューは大部分が脂身で、こちらもほとんど食べられず。メンマはしょっぱすぎる既製品。キクラゲに至っては、何と別どんぶりでどかんと100円分、おつまみのように出てきました。

【総評】 全体にもう少し何とかならないと。 

ラーメン二郎 新橋店@虎ノ門/御成門

 「二郎」を食べたくなるのは半年に1回あるかないかなのですが、職場の近くに突然できたかと思えば、通りかかるといっつも空いているという。加えて、鈴木凛さんがブログに書いていた「二郎を愛して」という二郎愛に溢れた連載記事を読んだのがとどめになり(アイドルやバラエティ系の女性タレントさんの中では、最も面白い文章を書く方のひとりだと思います。)、行ってしまいました。

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【実食メニュー】 ラーメン小(コールはニンニク少なめ、ヤサイ。¥700)
 午後7時前でしたが、職場に戻るのでニンニクは少なめに。

【感想】 ネットの評判は芳しくないですが、私のようなライトな需要者にはちょうど良かったりします。ほどよく乳化した飲みやすい豚骨スープで、イメージよりはカネシ醤油の香りが立っておらず、脂も控えめか。

 麺も自家製の太麺ではありますが、二郎と言えばもっとゴワゴワしている印象かも。こちらはもちもちっとした食感でオーション感も強くなく、純粋にラーメンとして美味しい。ブタもイメージよりほろほろして柔らかく、野菜はキャベツの割合が多く茹で加減も良好。

【総評】 経験値の低い人にも優しい二郎というか、美味しい1杯でした。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

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