三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2012年06月

中華ソバ 素和可@高円寺

 新宿以西は行くのが面倒に感じてしまうのですが、ネットの情報を見れば見るほど食べたくなり、いざ高円寺へ。大宮の「ラー戦場」卒業後に路面出店という、「中華ソバ 素和可」さん。南口を出て、「ザボン」のある角を左に曲がって少し。

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【実食メニュー】 中華ソバ (¥680)
 塩もあるようですが、もちろん筆頭の醤油から。

【感想】 透明感のあるきれいな清湯スープは、下支えとなる動物系のコク、魚介の香り、お醤油ダレの風味、油の加減と、何かひとつを突出させることなく調和がとれ無化調らしくキレも良く、しみじみと、そしてただただ旨い。無化調、自家製麺を謳いつつ「でもそんなむずかしくないふつーのらーめん」という文句は言い得て妙。

 麺は自家製だという中細ストレート。つるつると滑らかで程良い張りとコシがあり、スープと抜群の相性を見せます。バラのチャーシューは柔らかく、素材の味がよいメンマは小気味よい食感、水菜もこの1杯に関しては悪くない。ちょこんと載るナルトもいい雰囲気を醸し出してます。

【総評】 期待通り。そして来て良かった。でも、カウンターの下に荷物入れくらい作れなかったかな。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

辛麺 真空@蒲田

 町田の「真空」さんが蒲田に2号店を出したとか。坦々麺以外の辛いメニューは大好きというほどではないので気が向かず、開店から1ヶ月半ほど経ってしまいました。町田では「海」「山」と2本柱をいただいていますが、こちらは濃厚豚骨と汁無しの2本立てとか。

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【実食メニュー】 燕(¥700)
 初訪なのでスープのある方にしました。

【感想】 骨を粉砕して煮込んだ濃厚豚骨に煮干を利かせるというスープは、一部の特殊な店を除外すればかなりの粘度(+背脂)ですし、何より豚骨臭が強烈。タレも濃いめで、辛みなどなくとも相当な破壊力。煮干しは一歩引いた印象で、これは食べ手を選ぶなあ。辛さは海苔に載った辛味噌で調節。結構辛め。

 麺は中太の平打ち縮れ。中根製麺のようですが、見た目に反してあまり弾力がなく、ぷつっと切れやすかったのはどうしたのだろう。具は海苔、ネギ、チャーシューのみとシンプル。チャーシューは音からして直前で炙っていた様子。ブロック型で悪くない。

【総評】 町田店の印象とはかなり異なりました。汁無しも気になるところ。☆☆☆☆☆☆(6.0)

新潟ごっつぉ 田中屋@川崎

 休日の午後を丸々ごろっとして過ごしていたら、何だかいたたまれない気持ちになり発作的に外出。買い物ついでに新店をつぶしておこうかと川崎まで。目指したのは、「新潟ごっつぉ 田中屋」さん。良くも悪くも川崎らしいごちゃっとした怪しいエリア、閉店が早すぎて訪問機会のなかった「TORIKO」というお店の跡地だそう。中華そばとタレかつ丼を売りにしています。

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【実食メニュー】 中華そば(¥600)+煮玉子(¥100)
 ラーメン店でかつ丼は食べない主義のため。全席灰皿完備は川崎クオリティか新潟クオリティか。場所柄、半分は飲み客ターゲットだと思いますが、ラーメンとかつ丼がメインの店で酒を飲もうという客がいるのでしょうか。

【感想】 新潟の「三吉屋」というお店のインスパイアだそうですが、透明感のあるスープは、動物系ガラの旨みにほんのり煮干し、タレと油は控えめで、あっさりシンプルの極致。やや化調が顔を覗かせます。悪くはないですが、全くと言っていいほど特徴が無く、再食の動機に乏しいか。

 麺は中太の平打ち縮れ。もっちりとした食感であっさりスープによく合い美味しい。チャーシューは小さいのが一切れ、パサパサで肉の旨みも抜けていまいち。メンマも臭みが強く駄目。味玉は白身に味の付いた固茹でで好みを外れました。

【総評】 タレかつ丼はミニでも500円、中華そばとのセットでも1000円で、ちゃんと数が出るのか疑問あり。場所的には、つまみになりそうな郷土料理でも置いた方が良いように思えます。☆☆☆☆☆☆(6.0)

らぁめん ほりうち@新宿

 朝から本厚木で仕事も、ラーメン店がついにネタ切れ。ロマンスカーで一気に新宿まで出て、高円寺時代にしか食べたことのない「満来」を目指しましたが、午後1時で10人以上待ちとは、おそるべき老舗の強さ。リカバリーは近場の同系統、「ほりうち」さんへ。出店経緯からして両店に有意な差はないように感じますが、こちらは多少の空席あり。

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【実食メニュー】 らぁめん(¥800)
 八王子のお店は小サイズがあるのにな。300グラム近い量なんて欲しないのだけど、と思いつつ、郷に入りては何とやら。
 
【感想】 ガラの旨みが存分に発揮されたスープは、シンプルな味わいでありながら、何故にかくも旨いのか。ほんのり香るお醤油の風味、ほどよい油の加減。豪快に見えて、実は絶妙な計算がなされているかのよう。

 麺は中太の平打ち縮れ。イメージしていたよりもっちり感、コシともに強く、また香りも良くて、だれることなく最後までするするっといただけます。量が多すぎてスープにややかん水臭が出るのが残念。チャーシューは煮豚タイプの固まりがドン。薄めの味付けで豚の旨み十分、ジューシーかつ柔らかく美味。たっぷりのメンマ、小松菜に海苔。

【総評】 この系列はざるじゃない方が旨い。今度は時間帯を外して、ぜひとも食べ比べのために「満来」へ。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

無題

 「怒り新党」のあとテレビをそのままにしていたら、「美少女ヌードル」に鶴見のあのお店が登場。番組開始から50件あまりで登場させるような店ではないだろう、と思ったのですが、前日の登場店といい、自力で捜すのが面倒になって「きたなトラン」登場店にオファーをかけ始めたのか。公式に店名は「ラーメンショップ高梨」で確定ということのようですね。

 ちなみに、私にとってこのお店は、震災の翌日の昨年3月12日、帰宅難民を経て自転車で東京→横浜間を移動中に立ち寄った、大変に思い出深いお店です。

壱π@御徒町

 同一エリアに新店が増えたので、まとめての訪問。まずは御徒町の新店、「恵泉」の跡地にオープンは、「壱π」(いっぱい)さん。どう見てもネットスラングみたいな店名、誰がいいと思って付けたのでしょう。私にはふざけているようにしか思えないのですが。オープンの11時少し前に着いたのに既に営業中となっていた点は、高く評価したいです。

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【実食メニュー】 熟成豚骨らーめん(¥700)
 券売機にボタンがひとつだけ、トッピングもご飯も飲み物も、サイドメニューは何もないという潔さは都内では新鮮。麺の固さだけ調整可能とのことで、バリカタに。マー油を入れられるようですが、今回はパス。

【感想】 豚骨の旨味がそれなりに抽出された、クセも臭みもなくまろやかで、実に無難な豚骨スープ。前店の鶏白湯に較べれば良くて万人受けしそうですが、すぐそこの表通りに「一風堂」がある立地において、このスープで勝算はあるのか。卓上のカレー粉が味変アイテムとして割と合うのは新発見でした。高菜や紅ショウガ、ニンニク等は置かれず。

 麺は自家製麺だという低加水の細ストレート。それなりのボキボキ感で美味しいです。自社製やオリジナルではなく自家製なのかどうかはよく分からず。替え玉し放題とのこと。チャーシュー、九条ネギはそれなり。半分入る玉子は、固茹でにほんのり味の付いたもの。メンマは細切りで濃いめの味付け、随分たっぷりと入りますが、スープには全く合っていません。

【総評】 無理矢理不要な具を入れて700円の価格設定にするところは、戦略的にどうでしょうか。替え玉するほどクセになる味でもないし、高菜やご飯があっても良いような気がします。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

雑文

「AKBはプロレスである」みたいな話って、誰が言い始めたんでしたっけ。今回の騒動こそはまさにそんな感じで、よくこういう収め方ができたな、と。

 不器用とか言われ続けた苦節何年の選手が悲願のG1クライマックス初優勝、IWGPのベルトを手にしたと思ったら(イメージ的には真壁選手ですかね)、いきなり背後から訳の分からない他団体の選手に襲われて(イメージ的にはマイバッハ選手)、意識が飛びかける中「いつでもやってやる」とマイクをとったら何故かその場でゴングが鳴らされてしまい(イメージ的には鳴らしたのは外道選手)、レフェリーも雰囲気に押されて予定にもない試合を裁いてしまったが、後頭部のダメージが深くあっさりフォール負け。暴動寸前のところを何とか収めて(リングアナが土下座したり云々)、後日、ロス道場預かりでの無期限武者修行が発表←いまここ。

 今後のシナリオとしては、ロス道場の若手選手を束ねて本体に反旗を翻し、日本に逆上陸。ただし、イメージ的にはnWoではなく平成維新軍です(文脈は違ったかもしれませんが、まずは平成維新軍の旗を作ること、と言った有吉氏の言葉は、よく分かってるし愛に溢れてるな、と。)。このシナリオが現実になるかどうかが、フロントの思惑だけでなく、本人の努力、ファンや世間の評価次第、というのがまた面白いのかな、と。

 この時期がまた絶妙で、年間最大のイベントと個人活動の一大イベントとの間、各方面への影響を考えると謹慎や除名もできない中で、予告なしに乱入した外敵まで勝手にプレイヤーの一人に仕立て上げて、真相の究明などは曖昧にして、暴露記事だったはずの事件をエンターテインメントに昇華させてしまうという、このセンスは何処から出てくるのでしょう。爆笑問題がいうように、何処までが演出なのか分からないほどによくできている。

 プロレス的にはものすごく面白いのだけど、本人の気持ちはどうなんでしょう。人ってそこまで精神的にタフにできているのか。プライベートな話をここまでおおごとにして、露骨にエンターテインメントに仕上げてしまうのはどうなのかな、処分の内容だけ発表して、本人の禊ぎとしてはひっそりめに深夜ラジオで区切りくらいでもよかったんじゃないかな(これも、図ったように比較的自由に使える特別回だったわけで)、と思うのです。

 プライベートの問題についても暗黙のルールとして存在するとか、これはイエローカード1枚だとか公的に発言してしまうと、過去を暴き立てる側にも大義名分を与えてしまうことになるし、今後も毎回黙殺せずにエンターテインメントな対応を求められることになって、あまりに本人に酷ではないか、という気がしてます。また、本当にファンだという人は、果たしてこの展開をプロレスとして楽しめているのだろうか、とも思います。

小ネタ

 キクチさんという人は、「池」の方が多数派だと思っていたのですが、パッと思いついた有名人(存命)のうち、調べてみたら菊池桃子さん以外の全員が「地」であることに気付きました。あ、調べたきっかけは、「カエルの王女様」に出演している菊地美香さんという女優さんを存じ上げず、検索してみたことです。

 思いついたのは、菊池桃子さんのほか、「菊地凛子」、「菊地あやか」、「菊地亜美」、「菊地美香」、「菊地毅」(プロレスラー)の6人(プラス、最後に「スマイリーキクチ」さん)です。菊地凛子さんと菊地毅選手は、本日まで漠然と「池」かと思っていました。ネット上のデータでも、日本全国で「菊地」姓の方が多いとするサイトもあって、「菊池」姓の方が多いという先入観はどこから生まれたのでしょう。気になるなあ。

 これを書いている途中であと2名だけ、菊池麻衣子さんと菊池雄星選手を思い出したのですが、お二人は「池」なのですね。なお、この仕事をしていると、高橋さんの戸籍上の「はしごだか」率もかなり高いことに気付きます。日本語入力ソフトも、デフォルトで一発変換できるようにしてもらえないだろか。似たような話で、ワタナベさんが「口」であるか「方」であるかは、毎回ご本人からいただいた書類を見て確認するようにしています。

※ 本文書き終えて2時間後、「いつもここから」のどちらかの人が「キクチ」さんだったことをふと思い出しました。この方は「菊地」さんのようです。

2012年度ミステリ途中経過(その2)

 前回途中経過を整理してから3ヶ月、その間に読んだ新刊のことなどを。ディーヴァーと特捜部Qがまだ未読ですが、ベスト10確実レベルが少なめかな。少々乱読気味。新訳の「皇帝の嗅ぎ煙草入れ」はやっぱり面白かったですし、新刊の合間にバグリイとかバー=ゾウハーの有名作品を読んだりしていたのですが、冒険・スパイ小説も昔の作品の方が面白いなあ。

ライアン・デイヴィッド・ヤーン「暴行」 ☆☆☆☆
 新潮文庫が年に何冊か掘り出してくる傑作の一つ。都会の片隅で起こったひとつの暴行事件を軸に、その周辺に存在した人物たちの姿と都市の空気感を描き出す味わい深い作品。

セバスチャン・フィツェック「アイ・コレクター」 ☆☆☆☆
 この作家をハヤカワが突然拾ってきたのには驚きましたが、著者の現時点でのベストではないでしょうか。トリッキーなサイコサスペンスに見えて、構成がしっかり組み立てられた骨太の本格派。

アントニー・マン「フランクを始末するには」 ☆☆☆☆
 自在な作風とキレの良さが光る短編集。エリンの短編の雰囲気などが好きな人は楽しめるのではないかと。

マーク・アレン・スミス「尋問請負人」 ☆☆☆★
 世間の評価がかなり高いのですが、キャラクター設定や展開、主人公の生い立ちなど、全体にもう少しふくらみがあるとなお良かったかなと。

サイモン・ベケット 「骨の刻印」 ☆☆☆★
 慌てて前作から読んだのですが、本作の方が出来が良いですし、過度に科学捜査的な描写に頼らない正調サスペンスで読みやすい。

アーナルデュル・ インドリダソン「湿地」 ☆☆☆
 北欧ミステリ翻訳ブームですが、ラーソンやマンケルを先に知ってしまっているので、やや物足りなくも感じます。テーマは面白いのですが、展開が単調なのと警察側のキャラクターの魅力に不満。

☆☆☆
ジョアンナ・ハインズ「殺す鳥」
パトリック・クエンティン「迷走パズル」
ジョージェット・ヘイヤー「マシューズ家の毒」
ロデ&セーアン・ハマ「死せる獣―殺人捜査課シモンスン―」
ジョー・ヒル 「ホーンズ 角」
コリン・コッタリル「三十三本の歯」

☆☆
クライトン&プレストン「マイクロワールド」
フリードリヒ・デュレンマット「判事と死刑執行人」

小ネタ

 山手線や京浜東北線の車内モニターで表示されるJR各路線の遅延理由、日本語に比して英語表記がアバウトだという印象があったのですが(「架線に付着物」とか、「線路に人立入り」とか、細かい理由までは英語対応していなかった気がします。)、本日初めて目にした山形新幹線の「カモシカと衝突」だけは、なぜか「antelope collision」と正確な表記。てゆか、動物名を特定した日本語表示も初めて見たかも。

 英語の「アンテロープ」がカモシカやレイヨウの意味だというのを知り、ひとつ賢くなったのですが、今度は、自分が「アンテロープ」という単語を何故知っていたのかが思い出せない。英単語としてではなくカタカナで知っていた記憶があるので、JRAの血統表の馬名かと思ったら、「マスアンテロープ」という未勝利引退馬しかヒットしないし、少しひねってウィニングポストの架空のスーパーホースかとも思ったけど、どうも違うよう。RPGのモンスターかとも思ったけれど、オンライン系の縁がないゲームしかヒットしないし、ケーキ屋は「アンテノール」だし、どこで見た単語なのだろう。

※ 残っている可能性として、ウィニングポストの自動命名機能を使った場合にランダムで出てきた単語ではないかと(速そうだもんね)。冠名3文字+6文字だからあり得るかも。種牡馬で実績を残したりしてれば、頻繁に目にしていた可能性があるのですが、10年以上前の話じゃ検証できないもんなあ。
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