三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2012年11月

ラーメン小ネタ(狭いお店)

 先日、四谷三丁目の「灯花」さんにお邪魔しまして、この場所(前回訪問は「もぐら」のとき)はやはり狭いなあ、とあらためて感じたのですが、日本で一番狭いラーメン店って何処なのだろう、と気になってしまい、記憶喚起。厨房の面積はよく分からないので、イートスペースで考えてみます。
 
 ネットでは、代田橋の「龍ちゃん」というお店がヒットするのですが、こちらはその後移転してやや広くなっているよう。上位争いをしそうな大井町の「幸龍」さんも席数が増えてしまったよう。

 「座ったときに後ろに余裕がない」基準だと、「灯花」がトップなのですが、5席ありますからね。間口が狭くて縦に長く精神的に窮屈、という基準では鎌倉の「ひら乃」でしょうが、5人くらい座れますよね。「昭和歌謡ショー」と北千住の「こばやし」を確認したら、やはり5席はあったよう。

 よくわからないのが「EX」ですが、ネット情報では現在5席のようなので、そうしときます。で、結論。椅子が4つあるけど、幅が狭すぎてまず横に4人は並べないであろう、逗子の「松栄楼」さんが今のところ「最狭」です。

 狙っているとかデッドスペースに無理矢理店を開いたとかではなく、新しい建物に普通にお店を開いたら座席が4つしか設けられなかった、という感じがいいんですよね。ラーメン店か中華料理店なのかが微妙ですが、麺以外は炒飯と野菜炒めしかないということで、ラーメン店扱い。

 完全に3席でラーメン専門、という店に遭遇したら更新ですが、どこかにあるのかな。ネットでは井荻の「めだか」という店が該当しそうですが、既に存在しないようですね。

匠の麺処 逢縁喜縁@神保町

 6月に神保町にオープンした新店。資本系臭しかしないので気に留めていませんでしたが、神保町にしょっちゅう通っていれば、未訪の店も尽きてくるもの。「匠の麺処 逢縁喜縁」さん。「合縁奇縁」をもじった店名。この場所は、何故潰れないのか分からない「きなり屋」が粘っていましたので、店舗が入れ替わったのは意外でした。

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【実食メニュー】 特製らぁめん(¥880)
 おそらく、連食のつもりがなく、お腹がすいていたのだと思います。

【感想】 「鶏・豚・菜の饗宴」「唯一無二の味わい」がキャッチコピー。なるほど、言いたいことは分かる気がします。いずれも感じられるのだけど、鶏と豚の白湯スープを野菜スープでのばしたような印象。鶏塩鍋をイメージをイメージしたそうですが、鍋の後で白菜などの余計な甘みがスープに混ざってしまったような感じ。粘度は低くさらっとしてますが、やや油が多め。

 麺はやや低加水の中細ストレート。博多豚骨ではないので、太さと加水率を微妙に変えてきたのかな、と思えました。可も不可もなく。チャーシューと鶏団子は食感、味わいともに良い出来。味玉も加減は良好。具としての白菜はスープの印象からしていまいち。バゲットが見た目に面白いけれど、必要性に欠ける。

【総評】 ほかに無いタイプの味であることはその通りだけれど、美味しいかどうかは別問題。☆☆☆☆☆☆(6.0)

麺や 一期一会@淡路町

 2012年、色々なタイプの個性的な新店が現れて熱かったエリアは、神保町~淡路町近辺ではないかと思っています。こちらはあまり注目されませんでしたが、ハイレベルな1杯を提供してくれるお店。「麺や 一期一会」さん。外堀通りから1本入ったところ。提供メニューは町の中華料理店のそれです。

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【実食メニュー】 醤油ラーメン(¥650)
 価格的には、スープの味を損なわない味玉入りかワンタンメンにするところですが、どちらもメニューになかったのでデフォルトを。

【感想】 見た目はまさに昔ながらの醤油ラーメンのそれ。当然シンプルな鶏ガラ清湯のスープですが、素材のコクと旨みがしっかり引き出され、醤油ダレもビシッと利いて、シャープでキレのある味わい。古典的なラーメンの枠組みは維持しつつ、ブラッシュアップされた印象。

 麺も一見すると平凡な中細縮れなのですが、ハリもコシもあるしっかりしたもので、香りもいい。ネット情報では菅野製麺所製とのこと。なるほど。具は正統派のチャーシュー、メンマ、ほうれん草、海苔。チャーシューは肉質良くジューシー、メンマも既製品ではないですね。

【総評】 奇をてらわず飽きの来ない味わいを保ちつつ、細かいところまでびしっ、びしっと決まっており、完成された王道のラーメンという感じ。職場の近くにあったらしょっちゅう通うだろうなあ。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

めん処 土田八@西大井

 2012年も間もなく終わり、今年も相当数の新店に伺いましたが、私が個人的に感動を覚えたのに、世間の盛り上がりが今ひとつ、というお店もあります。そんな中から。西大井は「めん処 土田八(どたはち)」さん。正式な漢字表記は、「土」の文字の右下に「、」が一つ入ります。二葉地区の商店街の一画。

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【実食メニュー】 土田八伝説中華そば(¥850)
 限定15食となっていますが、どうやら具の問題で、スープが違うわけではないよう。

【感想】 きれいな黄金色をしたスープ。一口飲んでみると、鶏の旨みの凝縮感が半端でない、何ともふくよかな味わい。100杯に5,6羽の丸鶏を使用するという蘊蓄は伊達ではなく、豚も魚介も塩ダレも、鶏の旨みの引き立て役に回った印象。鶏油もくどさが無く、芳醇にしてキレも良い。

 麺は中細の細かく縮れの入ったもの。啜り心地が楽しく適度な弾力とコシがあり、鶏の旨みを存分にまとい旨い。チャーシューの代わりに入るのは鶏のほぐし身とネギをあえたもの。これが限定の所以らしいが、身の締まりが良く肉の旨みも十分で美味しい。メンマもいい素材を使っています。 

【総評】 今年の都内の新店ではトップクラスの味だと思います。ただ、立地的には地元リピーターが不可欠だと思いますので、価格設定がどうでしょう。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

博多ラーメン つる@後楽園

 日曜日に仕事をしに来てしまったので、どこかでラーメンを食べて帰りたい。立地的にヒットしたのが、「博多ラーメン つる」さん。後楽園は富坂下交差点の角のところ。以前もこの場所にラーメン店があったそうですが記憶にない。シビックセンターの人などが食べに来るのかな。

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【実食メニュー】 博多ラーメン(¥590)+キクラゲ(¥100)
 粉落としまで選べると明記されていたので、ハリガネで。ライス無料サービスとか書いてあったけど、何も聞かれず。

【感想】 粘度が低めでさらりとした豚骨スープ。豚の旨みが程良く出て、臭みはまったくなく、タレはやや控えめ。東京向けのチューニングだと思いますが、特徴がない代わりに飽きも来ない、万人受けしそうな味わいかと思います。

 麺は低加水の細ストレート。らしさはありますが、ハリガネ注文でやや生っぽさを感じるのにボキボキした食感に欠け、それでいて食べてる間に急激に柔らかくなります。あんまり好きじゃない。チャーシュー、ネギ、海苔、キクラゲと具はこれといった印象無し。

【総評】 無難な味わい。卓上の高菜でご飯を食べたかったのですが、無料サービスのランチタイムを過ぎていたのかな。☆☆☆☆☆☆(6.0)

らぁめん 醤和@伊勢佐木長者町

 伊勢佐木町の新店。このエリアは新陳代謝が激しすぎて、知らぬ間に出来た新店が知らぬ間に無くなっていたり。イセザキモールの一本裏手。「らぁめん 醤和」さん。昭和の懐かしいラーメンがコンセプトのようで、笹塚のお店とはまず無関係でしょう。元はお寿司やさんだったようですが、奥にテーブル席まであり、立地を考えるとラーメン店としては異例の広さ。

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【実食メニュー】 昔味らぁめん(¥500)+味玉(¥100)
 「昔味」「今の味」に、それぞれの「煮干し」「鯖・鰹節」と、基本の醤油だけで6種類もあり、わけがわからない。一番美味しいとお店が思うものを出していただければ、と思いますが、これだけ多いと先頭を選ぶしかない。

【感想】 鶏ガラベースの、言うならばこれといった特徴に欠けるラーメン。タレもぼんやりとしていて、生姜がキリッと利いているわけでもなく、結果的に甘さばかりが目立ってしまう。昭和の懐かしさと言うより、フードコートやサービスエリアのラーメンの原型みたいな、バリエーションに乏しかった時代の味わいでしょうか。

 麺は中細の縮れ。こちらも古典的な味わいで、ハリやコシに乏しいのは狙いなのかもしれませんが、今求められているものとは違うか。具はチャーシュー、メンマ、ほうれん草+トッピングの味玉。シンプルですが、ひとつひとつ丁寧に仕上げているとは思います。

【総評】 新規開店の店が出す味としては違うような。魚介出汁を加えたら印象が変わる気もしますが、今回のがデフォルトですからね。

栄来軒NOW@吉野町

 何かのきっかけがないとまず訪問機会のないお店というのがあるもので、こちらは、「らーめん 鶏喰~TRICK~」さんの隣という、それだけの理由から。「栄来軒NOW」さん。サンマー麺にこだわったお店とのことで、サンマー麺だけでなんと10種類もあります。喫煙推奨店というどうしようもないお店ですので、先客ゼロを確認してから覚悟を決めて。

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【実食メニュー】 元祖三生碼麺(サンマー麺)(¥800)
 これを食べて欲しいというメッセージのようなものを感じたので。

【感想】 具は、白菜・椎茸・豚肉という、現在のサンマー麺のイメージとはかなり異なる一品。モヤシがメインになったのは戦後にモヤシが普及してからとのこと。餡は最初からスープにかなり混ざっている印象で、鶏ガラベースのいわゆる中華料理店のスープながら、一定のコクと醤油ダレもしっかりめに利いて、なかなか旨い。

 麺は中細の縮れ。予想に反して加水率がやや低くぼそぼそっとした食感で、しっかりコシもあります。餡の持ち上げもよく、違和感はありません。具は、白菜が細長く切ってあるのが面白い。シャキシャキした食感が小気味よく、細切りの豚肉もしっかり旨みがあります。

【総評】 サンマー麺だと認識することは難しいですが、これが元祖の味だといわれたら、そうですかと言うしかない。レベルの高いあんかけ系ラーメンだと思います。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

らーめん 鶏喰~TRICK~@吉野町

 珍しく、横浜市内にすこぶる評判がよい新店が。横浜でこんなにワクワクするのは本当に久しぶり。吉野町駅の真上、吉野町の交差点の角地という、なかなかの好立地。「らーめん 鶏喰~TRICK~」さん。ほぼシャッターみたいな訪問でしたが、開店待ち客はないものの同類らしき方々が続々。

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【実食メニュー】 味玉醤油ら~めん(¥850)
 メニューの筆頭は醤油っぽかったので、醤油で。

【感想】 きれいな清湯スープの1杯。最初こそ、やや表面の油にクセがあるように感じられましたが、鶏の旨み、醤油ダレのコクと香りのバランスは良く、非常にいただきやすい。鶏の味わいがもう少しダイレクトに伝わってくると完成に近づくのかな、という印象は受けました。油の量はさほどではなく、他の方が指摘されるスープの熱さは気になりませんでした。

 麺は菅野製麺所製の中細ストレート。しなやかさと適度なコシを兼ね備え、それ自体の香りも非常に良く、抜群の相性を見せます。さすが。チャーシューは鶏のモモとムネの2種類。どちらも食感はよいのだけれど、鶏独特の臭みがありあと一歩。つくねと味玉は手堅く美味しかったです。

【総評】 いくつか微調整を施せば、という印象でしたので、伸びしろに期待。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

あら焚き豚骨 あらとん@新宿御苑前

 あの「あらとん」が東京進出とか。中央卸売市場の場外というあの立地で行列店ですし、唯一無二の味であることは間違いないですからね。個人的には札幌で食べた店の中で一番苦手なお店なのですが、再現度はどんなものかなあ、今でも苦手かなあ、と思いつつ訪問。新宿通り沿いで新宿御苑駅周辺のラーメン店では一番にいい立地か。直営ではなくFC店のようですね(東京以前にタイに進出していたとは、知りませんでした)。

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【実食メニュー】 醤油らーめん(¥800)
 本店でもいただいたスタンダードから。

【感想】 うん、「あらとん」の味そのものです。どっしり濃厚な豚骨スープに、豪快に利かせてくる強烈な魚のアラの香り。そこに、牡蠣の土手鍋をいただいているような、味噌かと思えるほどの濃いめの醤油ダレ。追随しようという者が現れない、独創性とパイオニアのすごみというか、私はあんまり得意ではないです。

 麺はカネジン製の太縮れ。基本的にカネジンの麺は好きなはずなのだけど、こちらはごわごわした食感で、もう少しもっちり感がある方が好み。具はチャーシュー、メンマ、白ネギ、青ネギ。いずれもスープに対して違和感なし。

【総評】 私にはタレとアラが強すぎるのですが、この攻撃的な味わいは東京でもウケると思います。☆☆☆☆☆☆(6.0)

古本

 なじみの古本屋さんで「ルーフォック・オルメスの冒険」を見せてもらって、結局お財布と相談して止めてしまったのですが、実はカミって著作権が切れてるんですね。確認してみたら、「クリク・ロボット」はちょうどそのくらいのタイミングで出版されてました。名高い「オルメス」シリーズも、新訳で出してみたらそこそこ売れそうに思うのだけどな。
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