三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2013年03月

プロ野球開幕

 いよいよ開幕ですね。我がホークスですが、今年こそはリーグ優勝が堅いのではないかと。まず、不安もあった助っ人2人(パディーヤ、ラヘア)が、それなり以上の働きをしてくれそうなところ。東浜と山中も即戦力になってくれそうですし。

 オープン戦で覚醒した柳田についても、打率ではなく本塁打なのでシーズンにも期待がもてますし、6本という本数や一見ショートフライのようなとんでもない弾道の1発などを見ると、8番あたりで率にこだわらなければ20本くらい行けるような気がします。

 先発の枚数が異様なことになっていますので、調子の良い6人で回して、その下の3人くらいが中継ぎでいい働きをしてくれれば。中継ぎと抑えがやや手薄に思いますので、二保や千賀あたりがうまく成長してくれたら。岡島の穴を埋めるのって、並大抵のことではないでしょう。寺原や帆足は先発でしか使えないでしょうから、早く復調を。抑えが五十嵐で固定できれば楽な気がします。

 外野、1塁、DHの5枠の選手層が随分厚くなってしまって、どうするか。しかもラヘア、松中、柳田、中村、長谷川と左が多すぎるので、右の内川、ペーニャは固定として、今年も相手先発が左の時に苦戦しそうな気が。江川の覚醒か吉村の解凍か、いずれもあまり現実味がないですし、WBCの井端を見ていて思いましたが、内川以外に「巧打の右」がほしいですよね。

 開幕戦は則本ですか。先日の巨人戦のピッチングをされたら、打てない気がします。あの試合を見てたら、摂津クラスの逸材に思えました。連打で崩すのは厳しそうなので、左打者の1発でなんとか。楽天に田中以外の苦手を作ってしまうと、厳しいシーズンになるように思えます。対抗は楽天だと思いますが、地力のあるハム、先発陣がうまく回ればオリックスも、でしょうか。


※ どうしても見たくて、急遽プレミアム会員登録をしました。もともと「あみニコ」くらいしか見てないので、野球中継以外に見たいものもないですが、ニコ生の中継は、昨年など毎試合5分も見れずに追い出されていたので。摂津も則本もいいですね。則本のストレートは伸びがあるなあ。

栄秀@新宿

 川越まで行ってラーメン食べずに帰るという。時間が半端なのと、徒歩圏の未食店がほぼ無くなってしまったのとで、お土産だけ買ったらレッドアローで新宿に出て、行きたかった新店へ。

【実食メニュー】 特製ラーメン(¥850)
 「土佐っ子」、「平太周」、「一秀」の流れを汲む味とあれば、脂の多いやつで。

【感想】 調理過程を見ているだけですごい。スープと背脂のどちらが多いんだというくらい。見た目はギトギト真っ白。しかし、口に入れた瞬間、上質の背脂の甘みがふわっと広がったかと思うと、一瞬でスープに溶け込んで流れてゆき、後味は驚くほどさっぱりで食べやすい。いや恐ろしい食べ物だわ。

 麺はやや低加水な中太の縮れ麺。韃靼配合タイプで、濃いめのお醤油ダレの味をしっかりとまとい、コシもしっかりして美味い。チャーシューも柔らかいですし、メンマも臭み無く美味い。玉子は固茹で。

【評価】 悪魔の食べ物。摂取カロリーとか考えたくもないですが、元祖のすごみ。接客も素晴らしかったです。また食べたくなりそうですが、歌舞伎町なので、偶然に通りかかることがないから助かります。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

黒煮干し中華そばとつけめんの店 綱哲@綱島

2013年81杯目
 綱島の積み残し。それほどすぐには潰れないだろうと後回しにしていました。長く「満龍」だった場所。「TETSU」の直営店等ではなくプロデュースだそうですが、ときどき奇声をあげる馬鹿げた店員教育は健在のよう。この系列は、コの字カウンターの角に2席置くのは、どちらの客にとっても不快だということを学んだ方がいい。

【実食メニュー】 中華そば(¥700)
 おそらく最初で最後でしょうから、デフォで。

【感想】 煮干しはかなり利いているのですが、その分ベースのスープがシャバシャバで、何を狙ったのかよくわからない1杯。確かに色は黒いのですが、タレが強いとか特徴があるわけではなく、背脂が浮かべられていますが、いかんせんスープの厚みが足りない。

 麺は中太の平打ち縮れ。もっちり感がありこれ自体としては面白いけれど、スープに対しては勝ちすぎているか。チャーシューはそれなりにしっとり柔らかく仕上がり、メンマも素材は悪くないです。

【評価】 ブランド力でどこまで保つか。☆☆☆☆☆☆(6.0)

北海道らーめん 円山@綱島

2013年80杯目
 都内に出るのも億劫で、積み残しているお店があるエリアへ。味噌も醤油も塩もあるお店で、とってもムジャキっぽいのだけれど、実際はどうなんでしょ。

【実食メニュー】 札幌味噌らーめん(¥700)
 味噌が筆頭でしたので、味噌のデフォ。

【感想】 1杯ごとに鍋で調理する札幌スタイル。白味噌中心の味わいは、それなりの香りとコクを有していますが、ベースの豚骨スープがおとなしめ、スパイシー感が希薄で、わざわざ専門店で食べる気にはならないもの。化調ははっきりとした量を入れていたので、もう少し味をいじってみてもいいかも。

 麺は中太のやや縮れたもの。むっちりとした食感ですが、どうせなら熟成麺の硬質なぷりぷり感があるといいな。さらっとしたスープの絡みは今ひとつか。チャーシューは肉質がやや固め、メンマはやや臭みあり。モヤシはシャキシャキで美味しいですが、わかめは好みが割れるかな。

【評価】 好立地と入りやすさで集客する、ザ・資本系。☆☆☆☆☆☆(6.0)

3.11

 もう2年が経つのですね。今年はちょうど出先におりましたので、職員の方々とともに、館内放送にあわせて黙祷を捧げることができました。

 2年前のあの日は、午前中は熊谷に出頭しておりました。ちょうどその1週間後には盛岡に出張の予定でしたので、それが1週間ずれていたら、あるいは熊谷の予定を午後に入れていたら、と思うと、たまたま職場に戻っていたのは奇跡的なことだったのだと思います。久々の熊谷で、ふだんの私なら午後1時までお昼休みをもらうところ、「よか楼」さんと「きくちひろき」さんに寄って、さっさと東京に帰ってきていたのも今思えば不思議です。

 大きな揺れではありましたが、当初はあれほどの被害が出ているとは思わず、打合せのために事務所に向かっているはずのご高齢の社長さんが無事であることを確認した後は、夕方の期日は延期でよいのかなど、現実的な目先のことを、リダイヤルを連打して真剣に問い合わせたりなどしていました。地震の直後、何事もなかったかのように営業を続けていた「バリ男」さんには心底驚かされました。

 事務所にテレビがなく、当時はradikoを使う習慣もなくて、津波被害の実態とか現実感が湧かないまま、ただ電車は止まっていましたので、事務所の会議室の机をベッドにして、段ボールを敷き布団代わりにして、コピー用紙の束や何かを枕代わりにして、一夜を明かしました。一応自転車を入手しようかと試みましたが、事務所ビルの自転車は確保できず、新橋のドンキでも自転車は売り切れ、コンビニも食料はほぼ売り切れで夜食もなかなか手に入らず、虎ノ門の「リズカレー」が営業していて夜食にありつけたのは、大変助かりました。

 翌朝、JRも運転再開するとの情報を受けて東京駅に向かい、出張前にいつも時間をつぶす東京駅構内の穴場のカフェで過ごしましたが、グリーン車で座れる見通しも立たなかったので、この機会に自転車で帰ってみようと、山手線で御徒町に出て多慶屋に向かいました。このときもまだ、台風で電車が動かないときのような、非日常への変な高揚感が他の感情を上回っていたような気がします。多慶屋で買ったこの自転車、いまや10年近く乗っている自転車よりも錆びて既にボロボロです。安物だったのですね。

 自転車で最初に寄ったのが築地場外市場。地震など無かったようにいつもの姿で、明けて3月12日1食目の食事は、「井上」のラーメンでした。ドバドバ豪快に化調をぶち込む風景に、後ろで並んでいた中国人らしき客が驚いていたことを覚えています。久しぶりの食事でしたが、美味しくないものはやはり美味しくない。そこからは箱根駅伝の往路の要領で帰宅しました。さすがにこれだけ激しく動いたらスーツはぼろぼろになったかと思いましたが、妙に丈夫なスーツでほつれひとつ無く、未だに現役です。

 その途中で見つけたのが、鶴見の「名前のない店」こと通称「ラーメンショップ高梨」でした。ここが昼飯。横浜のダイエー前で地割れが起こったというニュースはYahoo!で確認してましたが、あの掘っ立て小屋は全くダメージを受けておらず、横浜までの風景にも見たところ何の変化もなく、被害の大きさが現実のものとして感じられることはありませんでした。

 ようやく現実を突きつけられたのは、テレビで仙台空港の津波の様子を見た時だった気がします。その後も衝撃的な映像はいくつも目にしましたが、最初に見た馴染みの空港の風景が、一番強く印象に残っています。あの日買った錆びた自転車に乗るとき、早いお昼で「リズカレー」のテールカレーを食べるとき、築地場外に出かけて「井上」の行列を眺めるとき、折に触れてあの日のことを思い出します。

 仕事の質が変わってしまい、かつては月1以上のペースで出かけていた東北地方を訪れる機会もめっきり少なくなりましたが、復興に向けて日々戦っている人々がいることを忘れてはいけない、と思いを新たにしました。募金をしたのも随分と久しぶりな気がします。なんだか意義を見出せない仕事で得た報酬だけど、それが被災地の復興の一助になれば。

麺屋 こじろ@藤沢

2013年78杯目
 かつて「春喜亭」のあったあの場所。「めじろ」の移転復活なのか、店名からして代替わりなのか。とにかく話題のお店。先週は行列で回避しましたが、1週間経ったら既に落ち着いたよう。

【実食メニュー】 醤油ら~めん(¥750)+味玉(¥100)
 「焦がしネギ、味玉、にぼし、ネギ油」がすべて100円トッピング。スープの味を調整するものがすべて別料金といわれると、何か違和感があります。

【感想】 「めじろ」らしいクリアな味わいの和風スープ。素材の旨味をじっくり抽出しつつ、何か一つを突出させないバランスの良さはさすがですが、どことなく物足りなさも覚えます。もう少し煮干しが利いていても良いし、この店の真骨頂であるネギや揚げネギの効果も感じられず、どれかをトッピングするといいのかもしれませんが、デフォルトではちょっとおとなしいか。

 麺は中細でやや縮れた硬質のもの。しっかりした歯ごたえと風味、和出汁の香りの持ち上げもよく美味しい。若干太くなったでしょうか。メンマは極太で優しい味付け。チャーシューは肉も脂の部分も固く、今ひとつでした。

【評価】 また何度か足を運んでみたいと思います。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

博多らーめん 無双@大船

2013年76杯目 
 大船の新店。「千里飯店」の跡地、どうやらオープン初日か。替え玉1玉無料など、いかにも「博多風龍」なんかの二番煎じを狙ったよう。随所に見られる雑な仕事など、おそらく母体はさほど大きい企業ではなく、ラーメン店は初めてでしょうか。アンケート用紙の日本語の酷さからして大陸系な気がしますが。

 【実食メニュー】 ラーメン・白+キクラゲ(¥600)+味玉(無料パス) 
 初訪のため基本味で。店の前で期間の書いてないトッピングパスを配りまくってますが、大丈夫でしょうか。茹で加減はハリガネとしました。

【感想】 何の面白みもないチェーン店水準の豚骨スープ。シャバシャバではなく、思ったより濃度が高くしっかりしていますが、タレと化調に頼りすぎた業務チックな味わい。若干の背脂が浮いていますが、脂っこくはなく、後味は思ったほど悪くない。

 麺は低加水の細ストレート。ボキボキというよりは、にちゃっとした食感で、この麺はハリガネ以上には耐えられないかも。チャーシューは脂身がやや多め。キクラゲはあまり質が良くない。味玉も白身が固く、出来合いっぽい。

 日本語のイントネーションに違和感を覚えるし、無駄に多い店員に対して博多ラーメンにもかかわらず異常な提供の遅さ、いかにも大船な客層など、再訪の可能性はまず無し。残念。

 【評価】 なし

※ ネット情報によれば、ケンコーグループのお店だそうですね。確かに、同サイトの日本語もアンケート用紙のそれと五十歩百歩。

篝(かがり)@銀座

2013年75杯目
 銀座のど真ん中、四丁目交差点近くの路地裏に新店オープンの情報。内外装ともに小料理屋のようで、いわゆる隠れ家的な雰囲気。

【実食メニュー】 鶏白湯SOBA・並(¥780)
 つけ麺が筆頭メニューで、ラーメンの筆頭がこちら。煮干醤油との2本立てのよう。

【感想】 やや黄色みがかり、上質のバターのような品の良い香りのポタージュ鶏白湯。濃厚でありながら口当たりはマイルド、鶏の甘みと旨みが十分に引き出され、臭みや脂っこさ、くどさは皆無。開店直後にして、23区ではトップクラスの鶏白湯では。いやすごい。

 タレは控えめで、素材の美味しさで食べさせます。途中で入れる薬味として供されるのが、揚げ玉ねぎとおろし生姜。特に後者が合いますね。卓上の黒七味も終盤のアクセントとして効果的。底に沈められた、細かいみじん切り玉ねぎのシャキシャキした食感もいい。

 麺は三河屋製の中細ストレート。滑らかではきはきした食感。濃厚スープの持ち上げもいいです。チャーシューは低温調理のしっとり鶏チャーシュー。程良いピンク色でこちらも臭みが無くジューシー。メンマではなく竹の子が入り、シャキシャキした食感で美味しい。彩りの菜の花もきれい。

【評価】 近々行列必至か。午後3時半までの長い昼営業時間が嬉しい。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

焼丸@平塚

2013年70杯目 

 しばらく混みそうな「こじろ」をスルーして平塚を訪れ、新店に向かっていたら、聞いたことのないお店を発見。焼き鳥屋さんの業態替えのようですが、ネット上に情報が本当に何もない。最近のお店だとは思いますが、いつから営業してるんでしょう。住所は、「平塚市錦町3-8」だそうです。

yakimaru

【実食メニュー】 ラーメン+半チャーハン(¥900) 
 半チャーハンセットがおすすめとのことなので。

【感想】 鶏ベースのきれいに澄んだ実に美しいスープ。昆布や煮干しの香りが心地よく、お醤油の香りもほんのり後から顔を出し、雑味の全くないクリアな味わい。細かく切られたネギの香りも良く合います。表面に浮かべた魚粉を少しずつ溶かすと、煮干しの味わいが徐々に強まる演出もいい。コショーが合います、と言われましたが、何らの物足りなさもなく、コショーで汚して良いスープではないです。

  麺は低加水の中細ストレート。みっしりと粉が詰まって適度に噛み応えがあり、香りも良好。存在感もあるし優しいスープとの相性も見事。メンマはお店で仕上げているようで、臭み無く美味しい。チャーシューはもう少し脂身があってもいいかな。チャーハンは、中華料理屋よりも家庭っぽい仕上がり。油っこくなくて薄味の味付けは、個人的には好きです。

【評価】 くだらない輩が「中毒性がない」とか嘯きそうですが、これは美味しい。現時点で今年の五指には入ります。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

2月の5杯

 2月の5杯。ペース的にはあまり変わらず、33軒。体重の増加等もなく、60キロ台中盤で推移して問題なし。

 今回はダントツのお店はなく僅差。5杯は割と選びやすかったです。

かぐら屋@水道橋
KABOちゃん@駒込
二代目 狼煙@綾瀬
びんびん@八王子
紅@TX浅草


 醤油、塩、トマト、つけ麺、八王子、とバラエティに富んだ5杯になりました。おおむね新店。次点以降はやはり個性的な、「カラツケ グレ@五反野」と「ほうきぼし@神田」(今回は汁あり)が続いて、あと「維新號 銀座本店」のわんたん麺が驚くほどの旨さでした。「中国麺飯 勇@松戸」の担々麺も美味しかったなあ。

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