三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2013年05月

焼き味噌拉麺 大公@衣笠


 郡山の「麺屋 輝」という札幌ラーメンお店が、横須賀に移転してきたとか。郡山市役所周辺の大激戦区にあったお店のようですが、偶々未訪でした。「胆振」や「成 sei」には行ったことあるのに、見落としかな。衣笠駅から北久里浜方面へ。結構距離があるなあ。お店は小上がり席中心。

【実食メニュー】味噌らぁめん(¥650)+チャーシュー1枚(¥50)
 デフォルトでチャーシューなしですが、かなりの良心的価格。

【感想】 1杯ごとに鍋をふるう、札幌味噌スタイル。ラードのくどさ、スープの熱さは適度で、ベースの豚骨スープもしっかり。いただくとまず最初に味噌の香ばしい薫りと甘み、食べ進めると生姜やニンニクの香りを含めたスパイシーさが顔を覗かせ、ほれぼれする完成度の高さ。

 麺は黄色い中太縮れ。福島の製麺所だという情報がありますが、ぷりぷりっとした力強さに適度な熟成感、スープの持ち上げも麺の香りも良く、美味しい。挽肉のコクはスープに生きているし、モヤシもしゃきしゃき。追加のチャーシューも柔らかく仕上がって美味しいです。

【評価】 本場の名店に引けをとらない美味しさ。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

EXBES(エグベス)@藤沢

 藤沢の新店。BARが昼だけラーメン店として営業する副業スタイル。ネット評を見ていると味のばらつきがあるようですが、個性的な味わいであるようなので、行ってみました。1階ながらビルの奥まった1室で、やや入りにくいかな。駅から歩くと、オーケーストアを超えた先の右側。

【実食メニュー】ラーメン(¥750)
 トマトラーメンもあるのですが、まずはデフォルトを。

【感想】 これは「当たり」では。それなりの臭みはありつつも高濃度の豚骨スープに、それに負けないだけのびしっとしたお醤油ダレ。二郎系とも家系とも一線を画し、褒めすぎかもしれませんが、「ブッダガヤ」のスープに家系直系のタレを加えたらこんな感じになるのでは、というくらいの味わい。旨い。

 麺はやや平たい太麺。狙ったのかぶれかは分かりませんが、堅めのややボキッとしたゆで加減がいいなあ。チャーシューはちと味が濃いけど食べ応えあり美味しい。味玉はスモーク固ゆで。野菜はモヤシではなく、キャベツの方が絶対に合う。

【評価】 勝手に「ブッダガヤ」と重ねてわくわくしてますが、神奈川屈指の濃厚豚骨だと思います。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

中華そば 児ノ木(ちごのき)@落合

 燕三条系ラーメンをはっきり謳う新店があるということで、心躍らせての訪問。燕三条系の元祖、「杭州飯店」の味にインスパイアされ、とはネットの情報。出張はあくまで仕事ですから、訪問できる店にも立地的な制約があり「杭州飯店」は未食ですが、三条の「中華亭」や「いこい食堂」で食べた本場の背脂は衝撃的でした。

【実食メニュー】味玉そば(¥750)+玉ねぎ増し(サービス)
 「中油」や「大油」はないのかと少しがっかりしましたが、「杭州飯店」にもそういうのは無いのですね。

【感想】 煮干しの味わいが輪郭はっきり、ガツンと主張しながらも一切の雑味が無く、油分も控えめなすっきりしたスープ。醤油ダレも角が立たず香りよく、実に品がある味わい。玉ねぎもしゃきしゃきでいいのですが、背脂は細かいのが申し訳程度の量で、味のアクセントにとどまるのは期待と違う。

 麺は中太のもっちりとした食感、もう少しワイルドなものをイメージしていましたが、これはこれで美味しい。柔らかくほろほろしたチャーシュー、素材の味がよいメンマ、味玉も半熟加減味加減良く、バランスの良い仕上がり。

【評価】 現地の興奮がよみがえることは全くないけれど、とっても美味しいラーメン。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

らーめん 裸@西武新宿/大久保

 仕事で本厚木だったのですが、ラーメン店ネタ切れ、節物語や小林屋が未訪ながら、分かっている味を食べる気にはなれなくて、新宿のストック店へ。百人町に400円でラーメンを出す店ができたと聞いて、何かのついでにと思っていたのですよ。

【実食メニュー】らーめん 並(¥400)+チャーシュー(¥150)
 いわゆるセルフサービス。

【感想】 割と好意的なレビューが多かった気がしますが、看板の「昔なつかしい」というよりは、顔の見えない業務用チックな、という印象です。ラードがやや多いのと、タレがしょっぱすぎる点がややマイナスか。

 麺は中細多加水縮れ。かん水臭がかなりきつめで好みではないです。チャーシューは思ったより大ぶりながら、思ったよりぱさついて増量はつらいか。メンマは既製品ぽくて、こちらも得意ではないなあ。

【評価】 400円出すなら、ほかの食べ物を食べるかな。

豚野郎@中野

 最近の新店では評判がよい1軒。ブロードウェイの「まんだらけ」にミステリやSFがどのくらいあるか見たかったので、そのついでに。南口を出て、新宿方面に線路沿い、「島忠」を超えて住宅街の路地に入るという、よほど流行らないと大変そうな立地。

【実食メニュー】努豚骨(¥700)
 「魁龍」の流れを汲む限界濃厚スープとのことで楽しみ。

【感想】 期待を裏切らないどろどろ濃厚の褐色スープ。髄までしっかり溶け出した印象ですが、思ったほどに臭みが無く、過剰な脂っこさもなくて後味がすっきり。豚そのものの旨味で食わせますが、ここまで丁寧に作られていれば、人によってはタレがもう少し強くても良いかも。

 麺は堅さ指定ができないというこだわり。極細の低加水ストレート、他店ではバリカタとハリガネの中間くらいな食感で、ボキボキ感と歯切れの良さがよい。チャーシューは肉厚で柔らかく美味しい。具はあとはネギのみとシンプル。白胡麻はデフォルトではなしでも良いかも。

【評価】 荷物がどこにも置けないとか、安普請ゆえの不満はありますが、確かに美味しい。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

鉤椰(かぎや)@小田原

 小田原に突如現れた新星。私にとっての永遠のベスト1である「味壺」があった場所の至近に、この水準の店ができるとは。店内はゆったりしたダイニングバーの雰囲気、広々と空間を贅沢に使い、この居心地の良さは「鏡花」や在りし日の「ちゃぶ屋」を超えます。ラーメン専門店で肘掛けのある木の椅子で食べられるというのは、そうそうないこと。

【実食メニュー】 三の丸セット(¥1100)
 デフォルトが「鉤椰」と「二の丸」で、違いはおそらく、具が鶏そぼろ(前者)か焼豚(後者)か。両方入っているのが「三の丸」で、野菜餃子がついているのがセット。野菜餃子も看板とのことで、フルチューンにします。

【感想】 鶏のうまみの凝縮感に、野菜由来と思われる深いコク。タレは必要最低限の塩味で、素材の味わいでいくらでも飲ませるスープ。滋味深いとはまさにこのこと。「味壺」以来の衝撃かという究極の1杯。無化調という言葉を今でも好意的にとらえている方、絶対に気に入ります。

 麺は中細のストレートで、あまり癖や特徴のないもの。ハリとコシはしっかりとして、スープとの相性は良好。具の鶏そぼろはほんのり生姜が利いて、スープの良いアクセント。味玉は半熟具合、味付けとも良し。さらに特筆すべきはチャーシューで、ジューシーな食感、表面の焼き加減、肉の旨味の閉じ込め具合と完璧。

 野菜餃子は、しっかり下味がついてそのままいただけます。ニンニクの臭みがなく、具材はジューシー、皮のもっちり感と十分に満足。

【評価】 さらに美味しい麺があるような気もします(平塚のカオリ麺とか相性がよさそう)ので、なお進化の余地はあるかもしれませんが、年間ベストは確定かな。とてつもなく旨い。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)

2013年海外ミステリ経過

 20年以上も読んできて、今年ほどベスト10予想が立てられない年もないのでは。常連作家の作品がずいぶん毛色の違うものが多いし(クック、マクロイ、ウォルターズ、コナリー、ディヴァイン、クリーヴスあたり)、ドイツ、北欧系の作品が極端に多くて傑出したものがなかなか見つからず。対象作品は相当な数読んでいるのですが。

 個人的感想としてのベスト6

1 バーンズ「終わりの感覚」(新潮クレスト)
2 シーラッハ「コリーニ事件」(創元)
3 ルヘイン「夜に生きる」(ポケミス)
4 カッレントフト「冬の生贄」(創元)
5 テオリン「赤く微笑む春」(ポケミス)
6 ロリンズ「アイス・ハント」(扶桑社)

 見事に常連作家が落ちてしまいました。北欧系は4と5の雰囲気、世界観に惹かれて。小説としての味わいは1が頭一つ抜けてるかな。シーラッハはある程度長い作品の方が良いかも。3のルヘインは著者のベストとは思わないけれど、常連組では一番良かった。掘り出し物は6。クーンツやシモンズを彷彿とさせる極地サスペンスホラー。
 
 古典は、ディヴァインが今ひとつ。マクロイが変化球で、「ケープ・コッドの悲劇」「悪魔と警視庁」あたりが期待ほどではなく、該当なし。短編集は,入れるとしたらクリスピンかオーツですが。未読はル・カレとアン・ペリーくらい。上記が12.11から13.4までの上半期ベスト。
 

ニコ生

 ホークス中継観ていて、吉村選手のインタビュー、この答え方だと来るかなあ、と思ってたら、いっせいに「出る喜び」「出る喜び」「出る喜び」・・・なんJ民的な野球の楽しみ方が分かってきた気がする、というか、テレビで中継観るより、1球毎にストライクゾーンにクレーム付けるコメント眺めながらPCで観る方が、数倍楽しめるような。

 とにかく、WIN-WINのトレードで本当に良かったです。今日の試合が屋外デーゲームであったことは、気にしなくていいよね・・・
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