三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2014年04月

中華そば もりや@桜ヶ丘

 一度は食べたいと思っていた、桜ヶ丘に昔からあるお店。数年前にリニューアルされて、一見でも入りやすくなりました。家族経営のようで、おかみさんの笑顔とあたたかい接客がいい感じ。

 【実食メニュー】 半チャーハンセット・両方半分(¥840)
 ラーメンもチャーハンも、どっちも半分、というメニュー。よく考えると、少なくともいずれかフルサイズにしないと、価格的にお得感が全くない。

【感想】 油がほとんど浮かない、鶏ガラベースに魚介出汁プラスというさらっとした1杯。魚介の風味、鶏のクセ、醤油のコクと香りが融合して独特の味わいを醸し出していて、個人的には「昔懐かしい」とひとくくりにされるラーメンの中で、私が一番苦手とする種類。

 麺は中細の縮れでぽくっとした食感。素朴な味わいでスープによく合いますが、長多屋の麺の中で初めて美味しいと思えました。チャーシューは固く濃いめの味付け、刻んでチャーハンに入れるのが吉という印象。あとはメンマ、なるととシンプル。

 チャーハンは本格中華っぽい火力と鍋振りを目で見て堪能し、味は驚くほどに普通。近所の中華屋から出前で届く感じ。時々食べたくなるのも分かる。

【総評】 時々出会う系統の味なので、支持する人がいることは分かりますが、とにかく好みでないです。 

羊と狼@平和島

  平日夜に時間が空きまして、休日の方が混むかもしれない新店を巡ってみます。平和島駅を降りて環七を5,6分北上、ちょっと人通りが少なそうな立地にオープンは「羊と狼」さん。「麺喰屋 澤」出身とのことで、ハズレはなさそう。

【実食メニュー】 醤油らーめん(¥730)

【感想】 クリアで見た目にすっきりした1杯。鶏の旨みがじっくりと引き出され、魚介は下支え程度、タレはほんのり甘みがあるも醤油そのものもコクや香りはやや控えめで、鶏油もくどすぎない。どちらかといえばオールドスタイルな印象で、じんわり飽きの来ない味ながら、価格からするとやや物足りなく思われてしまうかも。

 麺は中細ストレートで自家製。滑らかでしなやかで、かつパツンとしたハリと豊かな香りを誇り、秀逸。チャーシューは豚と鶏の2種類、前者は素材の旨み、後者はジューシーな食感が良いです。あとはメンマに海苔と奇をてらわぬ構成。

【総評】 場所柄、リピーターが必須と思われますが、一般層はこの味をどう受け止めるのだろう。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

鶏出汁中華そば 鈴木ラーメン店@相模大野

  相模大野密着でコンセプトを変えつつ複数ブランド展開する鈴木ラーメン店の3店目。今度もボーノ相模大野の一画に、朝ラーができるお店としてオープン。珍妙な日本語を操る某サイトの評価が低かったので、これは翻って私好みだろうと訪問。「鶏出汁中華そば 鈴木ラーメン店」さん。


【実食メニュー】 中華そば(¥580)

【感想】 確かに朝から食べられそうな、さらっとしてクセのない鶏ベースのスープに、チャーシューの煮汁のような甘みがアクセントになるお醤油ダレを利かせた1杯。2店目の肉煮干でも思いましたが、このお店の、「どっかのご当地ラーメンにありそうな味」を作り上げるセンスはすばらしいと思います。


 麺は中太やや縮れて加水率高めなもの。ぷりっと程良い弾力とコシで、あっさりスープに対してはやや存在感が強いかもしれない。チャーシューの代わりはコロコロした鶏もも肉。こりこりした食感で面白い。メンマの素材があまり良くないですが、そこはご愛敬。

【総評】 神奈川県では見かけない味わいで、面白い試みだと思います。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

泉岳寺らーめん 徳@泉岳寺

  ラーメン屋が全く存在しないエリアの代表格だった泉岳寺。駅出てすぐの第一京浜沿いという抜群の立地にオープンは、「泉岳寺らーめん 徳」さん。土曜のアイドルタイムにまさかの大行列で一度断念し、平日お昼前にリベンジ。隙間に無理矢理建てたような極薄の建物で、居心地はお世辞にもよろしくないです。


【実食メニュー】 塩そば(味玉入り)(¥700)


【感想】 最近の新店ではご無沙汰だった、きれいに透き通った塩ラーメン。ベースは鶏でしょうが、昆布を中心とした魚介乾物系の旨みが後からじんわりと利いてきます。塩だれは尖るところなく穏やか、油も控えめで、突出したものは無いながら最後まで飽きずに飲ませる好みのタイプ。


 麺は麻生製麺らしい中細ストレート。しなやかでパツンとした食感、香りも良くスープとの相性がよいですが、だれるのがやや早いか。チャーシューは控えめな味付けで柔らかく、メンマは甘めの味付けで美味しいですが、このスープにはあまり合わないか。味玉は黄身に味が無くもうひと声。


【総評】 パーツパーツでは改善の余地がありそうですが、総じて美味しいです。☆☆☆☆☆☆☆★(7.5)

地鶏中華そば 七里香@町田

  私の足でも町田駅ギリギリ徒歩圏、「喝采」の跡地が現在は地鶏ラーメン研究会出身のお店になっているとのこと。「喝采」の後に1軒入ったらしいですが、場所が場所だけに訪問果たせず。「地鶏中華そば 七里香(ななりか)」さん。栃木県もそれなりに食べてますので、系統の味のイメージはできています。


【実食メニュー】 七里香塩ラーメン(¥900)
 地鶏ラーメン研究会の店では塩、というのは勝手な決まり。チャーシューが売りのようですので、全部のせにしてみます。


【感想】 系列では宇都宮の「阿波家」がこんな感じだったような。鶏の旨みにあふれた透明感あるスープながら、鶏のクセだと思うのですが、やや引っかかるものがあります。全体に少し甘めなのと、油がいくらか過剰に思え、結果的に好みと言い切れない。


 麺はしなやかでハリのある中細ストレート。スープとの相性良し。チャーシューはほろほろに仕上がり臭みもないのですが、ほんのり甘い独特な味わい。鶏団子と雲呑が2個ずつ入り、いずれも存在感あり美味。穂先メンマも素材が良いです。 


【総評】 ☆☆☆☆☆☆★(6.5)

中華そば 三浦@人形町/茅場町/水天宮前

 地元じゃないのでなかなか何処と表現しづらい場所にオープンの新店。おのぼりさん的に確実なアプローチとしては、人形町から甘酒横丁をそのまま日本橋方面に歩いたドン突き。週末だと人通りは少なそうだけれど、どの駅からも徒歩5分圏内。「中華そば 三浦」さん。

【実食メニュー】 中華そば(¥720)

【感想】 ビジュアル的には、茶濁の具合から和歌山ラーメンっぽいかな。ベースは豚骨ですが、見た目よりはさらっとしていて、野菜や海産物使用も謳い出汁のコクはあります。やや酸味のある醤油ダレがキリッと立って、独創的な味わいでキレもあるのは好感が持てます。

 麺は中細ストレートで低加水。ボキボキではなくぱつっとした食感で啜り心地も良く、スープとは好相性。バラのチャーシューは濃いめの味付けで美味しく、青ネギもスープによく合います。その他、細めのモヤシに錦糸玉子という構成。

【総評】 ☆☆☆☆☆☆★(6.5)

中華蕎麦 きみの@飯田橋

 飯田橋、というよりは神楽坂の新店。神楽坂をのぼり始めてすぐ、右手の「神楽小路」という路地に入り、同小路途中の「みちくさ横丁」にお店はあります。小料理屋さんのような佇まいで、知らなければまず来られない立地。女将さんの接客が丁寧で、外観通りの居心地良いお店。「中華蕎麦 きみの」さん。

【実食メニュー】 塩(¥750)
 塩が筆頭のお店は、やはり塩から。

【感想】 大山地鶏をベースに魚介類、乾物類、野菜をじっくり煮込んだというスープは、一つの味を突出させず、鶏のふくよかな旨みを軸に調和がとれ、実に滋味深い。塩味も素材の味を活かす最低限ながら物足りなさはなく、卓上には粋な木製の引き出しに入った各種調味料。伊達の旨塩、ブラックペッパー、スダチの絞り汁と、どれを加えても味の変化が面白く、元のスープがよいので全体の味が決してぶれない。

 麺は中細ストレートでカネジン製。適度なハリとコシがあるぽくっとしたもので、スープとの相性はこの上なし。チャーシューは味付けの加減が秀逸、メンマも素材の味わいがよく、細かいところまで丁寧なお仕事。

【総評】 ネットの評を見る限り、万人受けしないのは仕方のないことなのでしょうが、こだわりを体現した素敵な1杯。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

肉汁つけ麺 まるつき@三越前

 日本橋は「なな蓮」の本当の真隣にオープンの新店。ひとつのお店の中に2ブランドが同居、厨房も客席も同一ながら、屋号が二つ。向かって左が「肉汁つけめん まるつき」、右が「極上無双 誠屋」というブランドで、更に合わせた屋号が「麺処 千葉家」となるようで、マニア的には扱いに困るよね。今回は左側へ。

【実食メニュー】 肉汁つけ麺・並(¥850)
 つけだれが普通と濃厚を選べるようで、とりあえず普通に。麺は並200か中盛り300かを選べますが、連食につき200グラムにしておきます。

【感想】 肉汁というだけあって、粘度は低めながらも肉の旨味が凝縮されたつけだれ。ただ、いかんせんタレがしょっぱすぎる。麺を漬ける時間を短くしても、途中からスープで割ってみても、焼け石に水。ここまで塩辛いのは前代未聞で、一口目で再訪は考えられません。

 麺は太麺ストレート。茹で置きではないはずですが、ここまでコシのない麺は食べたことがないです。また、麺がせいろに置かれているのに、味付けそぼろと卵黄が上に乗っているのも、ビジュアル的にどうか。ほかに食べようがないのですが、麺に絡まなかった黄身が落ちてせいろが汚れるのは個人的に見たくないのだよ。具は豚バラと若干のゆで野菜、大根おろし等。

【総評】 味を抜きにしても、ややお高め。

日本ばしラーメン ばしらぁ@人形町

 開店直後に訪問したのですが、理由不明の休業で場所が分からず、ずいぶんと探し回ってしまったお店です。リベンジというか、新店が色々溜まってきたのでセット訪問。「日本ばしラーメン ばしらぁ」さん。オープン直後は肯定的なレビューが無かった気がしますが、その後に味の見直しを経ているよう。

【実食メニュー】 らあめん(¥680)
 オープン直後は「ばしらぁ」というひとつ上の価格帯がデフォルトでしたが、メニューが増えたよう。

【感想】 野菜果物のペーストをベースに、ナッツを加えて昆布とかつおのスープで伸ばすという、ド変化球。赤みがかったスープは、ベジポタではなく明らかに野菜ペーストの甘み。ナッツの香りもあり、担々麺のテイストに持っていくとびしっと締まりそうな気がしますが、現状では何味ともつかぬタレがぼんやりして、そこはかとなく甘い。個人的にやや好みを外れます。


 麺は中太平打ちストレート。ほどよくもっちりしてコシもあり、それ自体はまずまず。具は印象に残らず、メンマは業務用なのか、特によろしくない。卓上に豆板醤ベースの辛みペーストが用意されていますが、期待した感じにはならず、もっとコクのある辛さが欲しいところ。

【総評】 ☆☆☆☆☆☆(6.0)

つじ田 奥の院@飯田橋

 「つじ田」さんが飯田橋店の裏手で煮干蕎麦の別ブランドを立ち上げたとのこと。竹林を抜けた奥に入口を配し、高級な料亭かお寿司屋さんのようなたたずまい。アイドルタイムを狙い日曜出勤して午後4時台に。「つじ田 奥の院」さん。


【実食メニュー】 煮干蕎麦 並(¥780)


【感想】 増殖し尽くした感のある濃厚煮干しスープのお店ですが、「つじ田」が手がけるとやはりレベルが違う。いわゆる「ニボニボ」な味わいで若干の酸味を感じさせますが、ぎりぎりのところでクセやえぐみを抑えキレのある仕上がり。魚粉や油に頼りすぎないバランスも見事。薬味のネギとの相性も良いですが、定番の黒七味は合わないか。


 麺は三河屋の中細ストレート。適度な加水で滑らかな啜り心地と噛み応えを両立させ、美味しいです。ややピンク色に仕上がったチャーシューも肉の旨みたっぷり、濃い色合いのメンマの食感、風味もスープに合います。


【総評】 貫禄の1杯。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)

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