三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

2015年09月

横濱まなみ@関内

 イセザキモールの新店。分かりやすく言えば、ブックオフがある交差点の同店の対角線側を探すとあります。「横濱まなみ」さん。「鶏SOBA・汁なしMAZE」と店名に冠するとおり、とりあえず適当に流行に乗っておこうという香りがぷんぷんしてきます。店内は居抜きの場末感を隠すためか、全ての椅子に真っ白な布がかけられるという、およそ日本人の感覚にそぐわない怪しさ爆発の内装。

【実食メニュー】鶏SOBAベジ♯26(¥850)
 麺の番手を16/22/26から選ぶという変わった趣向。スープに一番合う麺も選べないような主体性がないお店ということでしょうか。

【感想】 昨今の濃厚鶏白湯ブームに逆行するような、さらっさらの鶏白湯。確かに、20年くらい前は「白湯」というとこういうスープを想像したような。良く言えば濃厚ブームに一石を投じるような、悪く言えば今の時代決して求められてはいないような。

 麺は加水率高めの細ストレート。どう考えても私が知る番手26の麺よりも太いのですが。チャーシューは鶏の照り焼き風。お世辞にもスープとは合わない。レタス、ヤングコーン、ラディッシュ、カボチャと彩り重視の野菜たち。こちらも必然性がないなあ。

【総評】 コレクターの方は是非。なくならないうちに。☆☆☆☆☆☆(6.0)

熱血らーめん in Yokohama@阪東橋

 鹿島田で復活した「熱血らーめん」と鉄谷氏が、間もなく離脱して新たにオープンしたらしきこちら。「熱血らーめん in Yokohama」さん。伊勢佐木モールの先の先、開店当初より短命オーラが思いきり漂っていた「三浦家」の跡地。しかし鹿島田のあの物件、今は「熱血流」の名を残して全く別物な家系もどきのメニューで継続、中の人は「あじ菜」の頃にお店でお見かけしたことがあるような気もするのですが、うーん。

【実食メニュー】熱血中華そば・小(¥680)

【感想】 鹿島田の頃と比較すると、動物系が過度に濃厚にふれることなく、醤油ダレをよりビシッと利かせたような印象。背脂も使用していますがさほどくどくはなく、鹿島田で感じたような和歌山ラーメンっぽい感覚は全く頭をよぎらず、京都のスタイルにさらに近付いた感じ受けます。どちらが美味しいと感じるかは人それぞれか。

 麺はやや加水率が低めな中太ストレート。ほどよく固めの茹で加減で噛み応えがあり、麺の香りも楽しめるもの。チャーシューは肉の旨みを閉じ込め存在感あるものが2枚。それにメンマと海苔、九条ネギはマストアイテム。

【総評】 店主さんが作りたいものは表現できているはず。あとはこの土地で受け入れられるか。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

いのうえ@尻手

 シルバーウィークであれば、多少の行列も耐えられる。確実に営業情報が確認できるお店として、ついに行ってきました、「いのうえ」さん。午後2時近くで10人の行列は想定以上でしたが、本当にラーメンを愛する人だけが来るお店ですので、行列マナーも回転も良く苦になりません。

【実食メニュー】特製らーめん(¥850)

【感想】 鶏メインの(と思われる)動物白湯+濃厚煮干しの流行の味わいですが、こちらは別格。煮干し風味をここまでしっかりとさせつつ、何らのえぐみも臭みもなく、均質で滑らかな白湯との調和もお見事。スープの少なさは「伊藤」級ながら、味わいはそれをはるかに超えるもの。

 麺はざっくりとした中細ストレートで、このスープには鉄板の相性。炙りを加えたチャーシューは肉の旨み、噛み応えと申し分なし。メンマも素材が確かなもの。刻みタマネギもこのスープには不可欠。家系などを食べつけていると、こちらの海苔の素材の良さがよく分かります。

【総評】 いわばジャンルの頂点。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)

函館塩ラーメン 五稜郭@荻窪

 営業情報とにらめっこ。連休で客足が逆に鈍りそうなエリアを狙って、シルバーウィークを楽しんでみます。八幡山からの移転という「函館塩ラーメン 五稜郭」さんは初訪問。マニア的には「鳴神」の先、「ねいろ屋」の手前。お昼時で先客1というのは狙いが当たったとはいえ、驚きました。

【実食メニュー】ラーメン(¥750)

【感想】 今まで都内で食べてきた函館ラーメンの概念が覆される1杯。店内には道南産真昆布や猿払産帆立の薀蓄が掲示されていますが、1点の曇りもなく澄みきったスープは、何らの雑味なくクリアな後味でありながら、ひとつの味を突出させることなく素材の旨みが重層的に凝縮された、実にふくよかなもの。

 麺は函館の出口製麺から取り寄せているという中細ストレート。「スープをよく吸うストレート麺」のコンセプト通り、絶妙な加水率と噛み応え。適度な味付けと歯応えのチャーシュー、ほんのり甘めで全体のバランスを崩さないメンマ、スープをよく吸ったお麩と、具もよく考えられています。

【総評】 混雑がないことが嘘のよう。とんでもなく美味しい。☆☆☆☆☆☆☆☆★(8.5)

油そば 君@本郷三丁目

 開店から1年も経つのに、驚くほどにネットレビューが少ないお店。少なくとも、著名なマニアの方は誰一人訪問していないのでは。「田村屋」→「らーめん本郷」の跡地だから、存在には気付かれているはず。「油そば 君(くん)」さん。

【実食メニュー】油そば・並(¥650)
 麺量が180,240,300まで同価格。

【感想】 既存の油そばとは一線を画す味わい。タレが最初から麺に和えてあり、まずは酢やラー油を入れずに食べることを店側も推奨。かなり甘めの醤油ダレは、刻み海苔と驚きの相性を見せる。これは何かとイメージをふくらませてみると、ウナギのタレに似ているのだ、と合点が行きます。

 麺は「傾奇者」使用で菅野製麺製という、マニア心をくすぐる極太のもっちもち。この食感は油そばでこそ活きる。途中から酢とラー油を入れても楽しめますが、店のレコメンドは山椒。ウナギタレ味ですからね、これまた抜群の相性。具は平凡。

【総評】 全体に油が多く重めではあるのですが、都内で増殖するFC店などとは全く違う仕上がりは、もう少し注目されても良いのでは。☆☆☆☆☆☆★(6.5) 

中華そば 旋@穴守稲荷

 北浦和時代には、大行列とか臨休とかで縁の無かった「中華そば 旋(つむじ)」さん。事情が事情だけに歓迎とはいきませんが、穴守稲荷に移転オープン。「毒や」などの跡地で、この場所を訪問するのは初めてとなります。

【実食メニュー】中華そば(¥700)

【感想】 鶏白湯+鰹などの魚介というスープは、魚粉も使っているのかしら、いずれの主張もしっかりとしつつバランスの良い仕上がりで、人気になるのも頷けるなあと思う反面、以前に断念したあの行列を生む味なのかといわれると、という印象。

 麺は中太やや縮れ。むっちりしてコシがしっかり、スープとの相性は良し。チャーシューは厚切りのバラ肉。やや固めの仕上がりながら、肉の旨みを適度に残し美味。メンマは大ぶりで存在感あり。水菜は青臭さが先行してやはり合わない。

【総評】 時間をおいて訪問するのが吉だったか。☆☆☆☆☆☆★(6.5) 

ロ麺ズ@横浜市南区六ツ川

 シルバーウィークとかいうやつ。九州出張をひかえた身としては、ラーメンも外出もセーブで行きたいところですので、面倒臭くて行きそびれていたお店を厳選して。「G麺7」のサードブランド、六ツ川のマルエツに併設した屋内商店街の一画というとんでもない立地にオープンの「ロ麺ズ」さんへ。

【実食メニュー】らーめん 塩バター(¥780)
 オリジナリティを感じたこちらのメニューで。カルピスバターなる希少なバターを使用とか。

【感想】 カルピスバターは別皿提供。じんわり魚介風味のキレのある塩スープは、家族連れもターゲットにするコンセプトの通り、万人に愛されそうな仕上がり。気持ちとんがり気味に感じたタレも、バターを溶かしてゆくと角が取れてさらにコク深い味わいに。バターがべっとりせず全体のバランスを崩さないのはお見事。

 麺は平打ち中細ストレートの自家製麺。ほどよいコシと滑らかさ、スープの持ち上げも良好で美味しい。チャーシューは軟骨までとろとろに煮込まれた絶品。メンマも素材、食感とも良し。スープの香りを楽しむ意味では、ネギがやや邪魔に感じました。

【総評】 施設全体が寂れている感じの中、孤軍奮闘といった印象。近くにあったら足繁く通うのですが。☆☆☆☆☆☆☆(7.0) 

記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ