鶴見エリアも最近それなりに動きがあったような。仕事ついでなので、駅に近いところで。「麺屋 うずまき」さん。6月末のオープンで、牛骨スープだというので多少とも気になっていました。牛骨の新店訪問も、「こって牛」「香味徳」ときて今年3軒目でしょうか。

基本メニューの「八木らぁめん」を。変わったネーミング。どなたかの名前ですかね。開店から2ヶ月以上経っていると思いますが、厨房の様子を見ていると、何となく調理が全体に辿々しい感じ。

uzumaki

牛骨を16時間煮込み、更に米を加えるというスープですが、「これぞ牛」というより、違う動物で家系っぽいスープに仕上げた、という印象。タレはかなり濃いめで酸味が少し目立つでしょうか。そしてとにかく油がギトギトして、覚悟なしで入った身としては、つらいものがあります。

麺はカネジンの相当に太めなもの。もちもち感が非常に強く、スープの油をこれでもかと持ち上げてきます。つけ麺には向いているかもしれませんが。量もやや多めに感じられ、麺のほぐし方も不十分で、連食しているわけでもないのに完食まで苦労しました。

チャーシューは巻きバラで、無難な見た目に反して堅めで脂身もしつこい。メンマは業務用でしょうか。ほうれん草と海苔はやはり家系ライク。最後に指摘すべきは、柄の部分が丸まって短い、この上なく使いづらいレンゲ。「らーめんDINING慶(のち「厚木」)」のレンゲですね(苦笑)。本来の用途は不明ですが、一度でも使った経験があれば、普通はラーメンには使わないでしょう。

ハードな1杯でした。帰りに「MAX BET」を覗いてみたら、定休日でほっとしました。