2月のオープン以来、横浜でお仕事がある際の楽しみとなっていたお店。「ヌーベルシノワ醐杜羽(ごとう)」さん。2週間で8品すべてが入れ替わるランチメニューに、追加でいただける絶品デザート、3000円のお値打ちランチコース、日曜営業と奇跡のようなお店だったのですが、いつの間にかランチのコースが消え、日曜は定休日、ついにランチのメインが麺類のみに。汁なし担々麺が食べられるのは嬉しいけど、こんな風に変わって欲しくはなかったな。

【実食メニュー】 本場四川式汁なし担々麺(北京手延べ麺)(¥750)+ハーブサラダ(¥200)+牛バラ飯(¥200)+塩キャラメルアイス(¥150)
 以前の感じのランチを求めると、こんな風に注文するしかなく。それでも¥1300でこの内容はCP高。
 
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【感想】 「北京手延べ麺」というのが想像できずやや不安でしたが、コシの強い中太のストレート麺で安心。ただ、ベースが四川なのと、以前にコースの1品でいただいた汁ありの印象から、ヌーベルシノワといえどビリビリッとくる正統派の汁無しを期待していたのですが、イメージと大分違いました。

 ラー油がかなり多めに入った油そばに近いもので、花椒の香りがほとんど無く、黒酢の酸味が強め。具は挽肉、干しエビ、松の実等。この店だけあって油の切れがよく、くどさを感じさせないところはさすがだと思いますが、いかんせん好みではないです。香菜も無い方が嬉しいな。汁無しの麻婆麺もありましたので、食べるならそちらだったかな。麺メニューだけの評価で、☆☆☆☆☆☆(6.0)

 ドレッシングが以前からお気に入りのサラダは、200円としてはたっぷりな量、牛バラ飯も200円のサイドメニューとは思えない具の多さですが、味はこのお店にしては凡庸かな。3種あるランチデザートの中で一番気に入っている塩キャラメルアイスは、中華街の何処のデザートより美味。

【総評】 以前は午後1時過ぎの時間帯は、OLさんの一人ランチなどが多く落ち着いていたのですが、下品な笑い方をする主婦の団体客や席で携帯を使用し通話する女性などもおり、パーテーションも取り払って店も落ち着かないつくりになり、接客担当の感じのよい女性も変わってしまって、数ヶ月来なかった間にここまで墜ちたかと。味もさることながら居心地も好きでしたので、次回があるかなあ。禁煙ですらない(はじめて知りましたが、今時あるんですね)ので、夜時間帯の訪問はあり得ないですし。以前の思い出は、気が向いたときにでもアップします。