2011年の積み残し。たまたま仕事で学芸大学駅で降りる用事があり、ようやく訪問を果たすことが出来ました。「麺や すする」さん。落ち着いた店内で、女性一人客もいるのが頷けます。ブックオフの並びでしたので迷うことなくたどり着きました。平日12時台でも5割に満たない入りなのは、オフィス街などでないからでしょうか。

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【実食メニュー】 ランチBセット(つけ麺+ミニ炙りチャーシューと季節の野菜丼。¥850)
 趣味の食べ歩きでなく昼食のための訪問ですし、相当なお得感なのでセットに。

【感想】 魚介が強めに利いた豚骨魚介のつけ汁。さほどの個性は見えないものの、変な甘みがないのが好印象。デフォルトで魚粉がどかっと入っているのは感心しませんが、味のバランスはよいです。

 麺は三河屋製の中太ストレート。表面はつるっと滑らか、噛めばむっちりとしてコシが強く、なかなか。ただ、やはり製麺所のそれであり、店名から期待値を上げすぎてしまったかも。スープ割りはただ薄まった印象で面白味に欠けました。

 チャーシューは冷たい状態で供され、固まった脂身が気になりました。メンマは濃い甘めの味付けで、途中でつまみながらいただくとGood。ミニ丼は、あんかけになっていない中華丼という趣で、ひと品としての完成度は低いながら、適量の野菜が摂れるのがいいですね。

【総評】 突出したものは感じませんでしたが、雰囲気は良いですし、ランチのバリエーションも豊富で、このようなお店が近所にあったらうれしいですね。☆☆☆☆☆☆★(6.5)