都内で家系なんて、と思っているうちに、いつの間にかなくなっていた「山王流」。それが「山王家」としっかり店名に「家」を付して復活とのこと。最近は県外の家系にも違和感を感じなくなってきたので、昼に訪問。以前訪問した「天佑」の跡地、案の定長続きせず、その次の「六星門」は訪問機会もないまま閉店していたのですね。外堀通りから1本奥まっているのが立地上の難点か。ただ、家系なら可能性があるかも。
 
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【実食メニュー】 らーめん(並盛、固め)(¥680)
 ネットで見ると酒井と長多屋ではないようなので、かためにしてみます。。
 
【感想】 想像以上にレベルの高いスープ。しっかりと濃度のある豚骨スープ、ビシッと利いたお醤油ダレ、分離してやや量が多めながら適度なこってり感と香りを与える鶏油。家系の見本のような、かなりの完成度。

 スープが良いだけに麺が勿体ない。製麺所は確認できませんでしたが、家系の雰囲気はある中太ストレート。ただ、弾力もコシもいまひとつで中途半端な印象、固め注文をしたはずなのにだれてくるのも早く、どこか定番のものを使えばいいのに、と思います。

 チャーシューは肉の旨みもあり適度な柔らかさで、家系としてはなかなか。ほうれん草、海苔も安っぽい印象は受けませんでした。

【総評】 家系が食べたくなったときの選択肢には入るお店。☆☆☆☆☆☆(6.0)。