少し浦和に来ていなかったら、私が今年最低最悪の経験をした「八頭龍」が系列の「えび蔵」と合わせて店を畳み、跡地に新しいお店がオープンしていました。ネットで情報を集めてみると、別法人だけど経営者が同じなのかな。「豚骨 豚野郎」さん。蕨でオープン後いったん休業していたお店の移転復活みたいですね。とにかく、店と店員がマシになっていればいいんです。

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【実食メニュー】 純白塩豚骨(サービス価格¥650)+味玉(¥100)
 デフォルトメニューが少しお安くなっていたので、味玉を付けます。

【感想】 今年は博多を掲げるお店ばかりオープンしていたので、ここまで純白クリーミーな豚骨スープというのは、本当に久しぶり。適度な旨みと甘みを感じさせつつ、一切のクセも臭みも無いスープには、デフォルトで程良く利かせたマー油が良く合います。味変アイテムの、「野郎ネギ」はニンニク臭が強すぎ、要注意。

 麺は番手20という、九州系よりも加水率も高めな中太ストレート。つるつる滑らかで啜り心地よく、相応なコシもあり、上品な豚骨スープとのマッチングも良し。製麺室があるから自家製なのかな。チャーシューは軟骨を含むスペアリブで、とろとろに仕上げた絶品。味玉もきっちり半熟、味もしっかり入って美味。

【総評】 接客も非常に感じが良かったし、ゆで卵がサービス価格10円とか、客目線に立ったサービスもあり、前店とは見違えました。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)