日曜日ですが、わけあってスーツで東京です。金にならない仕事だけど、嫌いじゃないんですよね。お昼はどっかの新店、ということで、東銀座に来てみました。「炭火ぶたかば豚骨醤油ラーメン 玉松」さん。店名長いな。岡山ラーメンのお店。現地では名の知れたお店みたいですね。「銀座ラーメン」の跡地ですが、座席配置など全面リニューアルのようで大変きれい。座席の間隔もゆったりで、いい感じ。

写真

【実食メニュー】 ネギラーメン(¥830)
 「ぶたかばラーメン」が1180円とか、常軌を逸してますね。ラーメン店でありながら豚推しの店って、ことごとく短命なイメージ。写真では和歌山ラーメンみたいなスープの色だったので、青ネギたっぷりが旨いかなあ、と。

【感想】 メニュー写真が青ネギなのに白ネギたっぷりのラーメンが出てくるとは、前代未聞。馬鹿らしすぎて何も言いませんでしたが、ネギに対してお金を取ってるんですよ。スープは粘度は低くさらっとしているものの、ほどよく乳化し、豚骨の成分はしっかり抽出されてるようでコクのある味わい。臭みなどはなく、結構甘めの醤油ダレがびしっと利いて、クセになりそう。

 麺は凡庸な中細ストレート。あと一歩茹で時間が長いとマイナスですが、ぎりぎりコシを残しそれなりに弾力もあり、可もなく不可もなく。チャーシューは適度な噛み応えあるもので悪くない。メンマも臭み無し。白ネギに辛さはなく、ネギ用のタレをかけて一工夫していたのは評価しますが、こんな「ネギラーメン」だと分かっていれば注文しませんでした。

【総評】 店長らしき人の店員に対する態度とか、席数に対してこの店員数はないだろとか、後会計にする意味があるかとか、リピートするつもりはないけど、いろいろモヤモヤします。味はいいのだから、青ネギがないって、何で一言言えないかなあ。☆☆☆☆☆☆★(6.5)