外で夕飯を食うことになったのだけど、完全なネタ切れで、ようやく思いついたのがそれ系の新店。横浜で下車し、「豚そば 秀吉」さん。一見清潔感ある内外装ですが、わざわざワックスでも塗ったかという脂ぎとぎとの危険な床(店を出た後、靴の裏がベトベトでした)、荷物置きがない客の利便性無視のカウンター席、入り口にしかない整水機、テキ屋みたいなガラの悪いユニフォーム、食べる前からここまで悪印象オンパレードの店も珍しい。

【実食メニュー】 そば(¥750)
 「ニンニク少なめ、ヤサイ」コールをしたのに、届いたのは「ニンニク、ヤサイ」。何のために事前にコールを確かめるのか。届いた時点でお盆にスープがこぼれ放題、こんな汚らしいラーメン、久々に見たような。

【感想】 スープはしっかり乳化して豚骨濃度の高いもの。脂の重量感は控えめで、びしっと利いた醤油ダレも印象的。二郎のカネシ醤油のようなクセになる味わいが無く単調だけれど、麺を美味しく食わせる点では優れています。これならニンニクは要らないかも。

 麺は太平打ちのストレートで、ゴワゴワして食べ応えのあるもの。もう少しスープを吸いやすいチープ感があるとそれらしいかな。顎が疲れるほどで、茹で時間もやや足りないか。量は少なめで、他店との連食もできるくらい。ヤサイはキャベツ2:もやし8くらいか。べちゃっとしてあまり美味しくない。豚は厚切りで柔らかいですが、一切れのみ。

【総評】 最初で最後の訪問ですが、味だけは悪くない。二郎の再現性にこだわらないなら、割と良いのでは。☆☆☆☆☆☆★(6.5)