この場所も良く入れ替わるよね。ぶっちゃけ人通り自体が少ない気がしますが、「恵泉」→「壱Π」と、「一風堂」の近くでなぜか競合しそうなタイプの店が続き、今回もまたその系譜。「博多ラーメン よねちゃん」さん。ただし、中州の名店の味に惚れ込んだ店主がその味の復活を目指したとのことで、今回は本気度が違いそう。

【実食メニュー】 ラーメン(¥700)
 「カタ」で注文。しかし、この価格設定の強気さといったら。

【感想】 豚のげんこつを炊き込んだというスープは、白濁せず粘度も低くさらっとしつつも、あっさりの中に豚骨の旨みがしっかりと引き出されたもの。そこらのチェーン店のシャバシャバしたものとも、いたずらに粘度を高めた東京独自の濃厚豚骨とも一線を画す本格派。

 麺は低加水の細ストレート。ボキボキした食感で申し分なし。バラチャーシューは小ぶりですが、味付けしっかりで柔らかい。キクラゲも安物ではなく、小気味よい食感。

【総評】 マニア的に評価が高いのは分かるのですが、この味は商売的にはどうなんでしょう。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)