「ブンブンブラウカフェ、ウィズビーハイブ」、要するに、「ビーハイブ」さんが旗の台で復活とのことで、何ともめでたい。六本木店はオープン直後に職場から昼休みに自転車を飛ばし、「ゲンキノモト」はシャッターで並びました。いつの間にどちらも無くなっていたのでしょうか。内装はカフェバーのようで、ラーメンタイム、カフェタイム、アルコールタイムと変わってゆくよう。

【実食メニュー】 アグー豚の醤油らーめん(¥800)+味玉(¥100)
 塩というイメージのある店なので、未体験の醤油を。

【感想】 見た目には最近流行の醤油前面系の清湯に見えるのですが、ひと味違います。丸鶏ベースのスープは、何ともコク深く滋味あふれるもの。お醤油ダレも過度に香りを立たせることなく、コクがあり奥行きを感じさせるもので、ファーストインパクトは強くないながら、じわじわと引き込まれます。いやあ美味しい。

 麺は自家製中細ストレート。スピルリナを練り込み、やや緑がかっています。滑らかでしなやかで啜り心地は非常に良く、パツンとした歯切れの良さも共存しお見事。豚のチャーシューはもも肉ながらジューシー、鶏チャーシューもしっとりと仕上がっています。味玉は名古屋コーチン使用で、黄身の味わいがとにかく濃厚。

【総評】 名店の貫禄。現金先払いの会計方式だけ、ちょっと引っかかりました。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)