ラーメン店の席を巡り殺人事件が起こったとか、嫌なニュースだと思っていたら、さもありなんというマニア的に決して縁のないお店でひと安心。横浜で午前中仕事、一度行きたかったあそこに訪問するチャンスかと、行ってきました、関内二郎。マナーもローカルルールもわきまえたマニアが並ぶ行列店は、大好きなんです。10人待ちでしたが、予想通りのペースで行列はさくさくと進みます。


【実食メニュー】 小ラーメン(ニンニク少し、¥690)
 得体の知れない複雑な呪文を唱える人は少なく、「ニンニク入れますか」に「はい」とか「そのままで」とか返す人が多いことも新鮮。


【感想】 三田と藤沢くらいでしか食べていない私が言うのも何ですが、今まで喰った二郎と違うなあ。スープは相応に濁ってシャバめでなく、タレもビシッと利いて、ニンニクなしでも物足りなさを感じない仕上がり。「そのまま」注文も頷けます。


 麺はお馴染みの太ストレートのオーション風味、ソフトな食感ながらもしっかりと絶妙なコシと張りを残した茹であがりで、素直に美味しいと言えるもの。ほろほろと柔らかい豚は文句なし、野菜もしゃっきりで飽きずに食べられました。


【総評】 狭い店ですが、みんなでマナーを守ってお店や周りの人に気遣いをして、過度に太った人間や咀嚼音を立てるような人間もなく、二郎って良いな、と思えました。次は汁なしを食べに来よう。☆☆☆☆☆☆☆☆(8.0)