何年ぶりだという平塚のお仕事。駅周辺は行き尽くしていますので、休日には絶対訪問不可能なお店を目指してみます。「味の大西 高麗店」さん。平日の昼間3時間くらいしか営業しないというお店ですからね。11時30分開店のはずですが、その前に到着しても既に暖簾がかかり大盛況。ここまでの人気とは。

【実食メニュー】 ラーメン(¥800)
 1万円札と小銭しかなく、小銭ではワンタンメンに足りなかったので。

【感想】 「小田原系で唯一魚介が利いている」お店なのだそうですが、大西からは相当離れている印象です。見た目真っ黒なスープは醤油のきつさは皆無でさらっとして、豚の臭みもラードの厚みも焦げ臭も三つ葉の香りもなく、豚骨ベースのすっきり醤油という趣で、食べやすい。なみなみ注いでわざとあふれさせる演出は私には理解できません。

 麺は室伏製麺平打ちのピロピロ麺。系列店よりやや細いように感じたのと、茹で加減が少し柔らかいか。デフォルトラーメンなので麺量は普通、レンゲは付いてきました。厚切りのチャーシューは柔らかくビシッと醤油味で秀逸。メンマは凡庸。

【総評】 小田原系の中毒的部分は影を潜めつつ、それでも大盛況という不思議。☆☆☆☆☆☆(6.0)