武蔵小山の新店。エリア的にあまり行列した記憶が無く、オープン直後の祝日午後1時過ぎを狙って。「麺恋処 爆龍(はぜりゅう)」さん。さほどの外待ちではないと見えましたが、一向に進まない。私は個人的に、カウンター席のみの行列店に未就学児童を連れてきてダラダラ喰わせる、という神経は理解できません。てなわけで無駄に並ばされた挙げ句の実食。てゆか、子供の食べるものじゃないでしょ、ここ。

【実食メニュー】 中華そば(¥750)

【感想】 乳化度の低いさらっとした動物系スープに油と背脂がどかんと来る、あまり見ない珍しいタイプ。醤油ダレはそれなりにしっかりしているのですが、予想以上に油を飲んでいる感じが強く、胃に重たいです。デフォルトで入るみじん切りの生姜、別皿提供の醤油漬け刻みニンニクとの相性が良く、G系の亜流。

 麺は浅草開化楼製の平打ち極太麺。少し柔らかめに茹でられたその味わいは、オーション風味のない二郎のよう。日ごろの開化楼のイメージとは異なり新鮮。炙りチャーシューは香ばしく、モヤシとキクラゲのシャキシャキ感も好印象で、仕事の丁寧さは伝わります。

【総評】 背脂系も二郎も好きなのですが、こちらは単に重たいとしか感じられず。☆☆☆☆☆☆(6.0)