話題になってる例の強姦事件のマンガ、導入部分で、「強姦事件を起こして警察に呼び出されてしまった・・・」から始まるので、とにかく主人公は実際に強姦をしている前提なんですよね(「目撃者がいるんですよ」という強姦てのもとんでもないのですが)。

 何とか示談が成立して不起訴になって、被疑者の「今回のことは誰にもばれてないようだ」「今晩は久々に1杯やるか」もすごいのですが、世間があまり指摘していないところ、担当弁護士の「次からは気をつけて下さいね」のインパクトがすごすぎますよね。

 これって一コマ目が「酔った勢いで意気投合した見ず知らずの女性とホテルに行ってしまったが、後から女性が合意がなかったと被害届を出した」などであればそれなりに印象が変わる気もするのですが、「次からは気をつけて下さい」で済まされる(と弁護士が思っている)強姦事件があるのでしょうか。少なくとも主人公は妻子がいる前提ですからね。何事も安易にマンガになんかするものじゃないですね。

追記:これってあらゆる刑事事件について、セリフの事件内容の部分だけ書き換えて、絵を使い回してるんですね。そのまま使っていいのは交通事故とかの過失犯だけだよね。