ブログセミリタイヤ中ながら、これだけは今年も。一生懸命20作ひねり出してベスト3も選んでみたら、上3つがインポケットと丸かぶりらしいですね。

 上位10作予想はこれ。

熊と踊れ
ザ・カルテル
拾った女

黄昏の彼女たち
傷だらけのカミーユ
その雪と血を
終わりなき道
生か、死か
背信の都
ラスト・ウェイ・アウト

 1位は「熊と踊れ」と「ザ・カルテル」の一騎打ちでしょう。意外な作品がひとつ食い込むとすれば、玄人好み感で「ラスト・ウェイ・アウト」にします。エルロイはもう少し下かも。

11位以下、

ミスター・メルセデス
宇宙探偵マグナス・リドルフ
ささやかで大きな嘘
虚構の男
過ぎ去りし世界
カクテルパーティー
アックスマンのジャズ
煽動者
マクロイのどっちか
コナリーのどっちか

 あんまり自信なし。ディーヴァーは今年こそ連帯しない気もするのですが、マンケルを落としました。コナリーはどっちも悪くなかったので、2作入りも2作落ちもありそう。マクロイもどちらかは入ると思うのですが。「マグナス・リドルフ」はミステリ扱いでいいでしょうし、短編集では今年のベスト。「ミスター・メルセデス」は挙げた20作中で唯一、個人的にはつまらなかった作品ですが、落とすのも変なので。

次点

トレモア海岸最後の夜
ミレニアム4
霜の降りる前に
暗殺者の反撃
ジャック・リッチーのびっくりパレード

 本邦初訳作家の佳作がたくさんあった気がしますので、開けてみたら意外な作品が入ってたりするのでしょうね。古典本格のジャンルで可能性があるのは、「アンジェリーナ・フルード」か「9つの解決」あたりでしょうか。既購入作では「ハリー・オーガスト」だけ未読なので、もし面白かったら何かと入れ替えるかも。

 個人的に6作選ぶなら、「熊と踊れ」「ザ・カルテル」「黄昏の彼女たち」「マグナス・リドルフ」「生か、死か」「ラスト・ウェイ・アウト」で、ベストは「熊と踊れ」です。