三毛猫ファンの駄文日記2

ドリコムさんから移転してきました。今後ともよろしくお願いします。

らぁめん(横浜市)

寿々喜家 曙町店@阪東橋

 あの「寿々喜家」が2号店を出店というビッグニュース。開業1週目の週末は並ぶかとも思いましたが、行列店になってからでは手遅れなので、午後3時狙いで。並びはほどほどだったのですが、ここっていわゆる「背後霊」を強要される店でしたっけ。なにもかも完璧なお店だったと心に刻み込まれていたのですが、記憶が美化されていたのか。

suzukiya

【実食メニュー】 ラーメン並(¥700)+味玉(¥100)
  注文は、すべて「ふつう」で。

【感想】 オープン5日目であることを割り引いても、このスープは「薄い」のひと言に尽きます。ライトで旨い家系のお店はたくさんありますが、こちらは単純に豚骨の旨みそのものがほとんど感じられず、たぶん意図的なものではないはず。完璧なバランスで成り立つのがこのお店の味ですから、相対的にタレの中の塩気が立ってしまっていて、美味しいという感想が出てこない。

 麺は酒井製麺の平打ちストレート。それなりのもちもち感で、もう少しコシを残しても良いかも。チャーシューはパサッとして肉の旨みも今ひとつでしたが、こんなもんだったか。味玉の半熟加減はきっちり。

【総評】 ☆☆☆☆☆☆(6.0)

麺家一族@南太田

 とんでもなく濃厚な家系の新店ができたとかいうことで、初めて降りました南太田。「ドンドン商店街」というらしい、その割に商店がまばらなとおりの一角。「麺家一族」さん。寿司屋の居抜きっぽいのですが、どこにも荷物の置きようがない、カウンターから丼を下ろすことを客に強要、この時点でげんなり。

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【実食メニュー】 ラーメン並(¥680)+キャベツ(¥50)
 濃厚家系にはキャベツかな、と。

【感想】 大和のどっかのお店に続いて、またしても。スープが全く濃厚ではないという。割とホネホネした味わいがありますので、時間帯によっては濃厚になるのかもしれませんが、そこまでぶれるものなのでしょうか。醤油ダレはびしっと利いていて、それなりに美味しい家系という程度。残念。

 麺は壱六家出身との噂通り、長多屋の太平打ち。この麺って、長いこと「固め」注文だとボキボキで美味しくないものだと思っていたのですが、「普通」だとぶよぶよで、「固め」だとどうにか食える、という代物だったのですね。具は特に悪い印象のものはなく。

【総評】 夜に来て「固め」で食べたら、まるっきり印象が変わるのかも。まぁ機会もないでしょうが。☆☆☆☆☆☆(6.0)

鳥虜(TORIKO)@石川町

 石川町の新店は「かめせん」の跡地。前店の印象と「怪鳥系ラーメン」なる得体の知れないキャッチコピーに、休日を使って来るような店ではないだろうと、仕事ついでの訪問。「鳥虜(TORIKO)」さん。

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【実食メニュー】 ラーメン(¥780)
 デフォルトでえらく強気な価格設定。

【感想】 鶏白湯を家系っぽく仕上げるというコンセプトだと思いますが、とにかくうっすいスープ。クック何とかさんとか、鶏白湯は良くできた業務用スープもあるこのご時世、これはないでしょう。

 麺は中太ストレート、家系仕様なので当然スープに勝ちすぎる。鶏チャーシューは味付けがほとんどなされておらず。色味の悪いほうれん草はびちゃびちゃで、冷凍物でしょうか。

【総評】 すべてにおいて手を抜いているように感じられました。 

横濱まなみ@関内

 イセザキモールの新店。分かりやすく言えば、ブックオフがある交差点の同店の対角線側を探すとあります。「横濱まなみ」さん。「鶏SOBA・汁なしMAZE」と店名に冠するとおり、とりあえず適当に流行に乗っておこうという香りがぷんぷんしてきます。店内は居抜きの場末感を隠すためか、全ての椅子に真っ白な布がかけられるという、およそ日本人の感覚にそぐわない怪しさ爆発の内装。

【実食メニュー】鶏SOBAベジ♯26(¥850)
 麺の番手を16/22/26から選ぶという変わった趣向。スープに一番合う麺も選べないような主体性がないお店ということでしょうか。

【感想】 昨今の濃厚鶏白湯ブームに逆行するような、さらっさらの鶏白湯。確かに、20年くらい前は「白湯」というとこういうスープを想像したような。良く言えば濃厚ブームに一石を投じるような、悪く言えば今の時代決して求められてはいないような。

 麺は加水率高めの細ストレート。どう考えても私が知る番手26の麺よりも太いのですが。チャーシューは鶏の照り焼き風。お世辞にもスープとは合わない。レタス、ヤングコーン、ラディッシュ、カボチャと彩り重視の野菜たち。こちらも必然性がないなあ。

【総評】 コレクターの方は是非。なくならないうちに。☆☆☆☆☆☆(6.0)

熱血らーめん in Yokohama@阪東橋

 鹿島田で復活した「熱血らーめん」と鉄谷氏が、間もなく離脱して新たにオープンしたらしきこちら。「熱血らーめん in Yokohama」さん。伊勢佐木モールの先の先、開店当初より短命オーラが思いきり漂っていた「三浦家」の跡地。しかし鹿島田のあの物件、今は「熱血流」の名を残して全く別物な家系もどきのメニューで継続、中の人は「あじ菜」の頃にお店でお見かけしたことがあるような気もするのですが、うーん。

【実食メニュー】熱血中華そば・小(¥680)

【感想】 鹿島田の頃と比較すると、動物系が過度に濃厚にふれることなく、醤油ダレをよりビシッと利かせたような印象。背脂も使用していますがさほどくどくはなく、鹿島田で感じたような和歌山ラーメンっぽい感覚は全く頭をよぎらず、京都のスタイルにさらに近付いた感じ受けます。どちらが美味しいと感じるかは人それぞれか。

 麺はやや加水率が低めな中太ストレート。ほどよく固めの茹で加減で噛み応えがあり、麺の香りも楽しめるもの。チャーシューは肉の旨みを閉じ込め存在感あるものが2枚。それにメンマと海苔、九条ネギはマストアイテム。

【総評】 店主さんが作りたいものは表現できているはず。あとはこの土地で受け入れられるか。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

いのうえ@尻手

 シルバーウィークであれば、多少の行列も耐えられる。確実に営業情報が確認できるお店として、ついに行ってきました、「いのうえ」さん。午後2時近くで10人の行列は想定以上でしたが、本当にラーメンを愛する人だけが来るお店ですので、行列マナーも回転も良く苦になりません。

【実食メニュー】特製らーめん(¥850)

【感想】 鶏メインの(と思われる)動物白湯+濃厚煮干しの流行の味わいですが、こちらは別格。煮干し風味をここまでしっかりとさせつつ、何らのえぐみも臭みもなく、均質で滑らかな白湯との調和もお見事。スープの少なさは「伊藤」級ながら、味わいはそれをはるかに超えるもの。

 麺はざっくりとした中細ストレートで、このスープには鉄板の相性。炙りを加えたチャーシューは肉の旨み、噛み応えと申し分なし。メンマも素材が確かなもの。刻みタマネギもこのスープには不可欠。家系などを食べつけていると、こちらの海苔の素材の良さがよく分かります。

【総評】 いわばジャンルの頂点。☆☆☆☆☆☆☆☆☆(9.0)

ロ麺ズ@横浜市南区六ツ川

 シルバーウィークとかいうやつ。九州出張をひかえた身としては、ラーメンも外出もセーブで行きたいところですので、面倒臭くて行きそびれていたお店を厳選して。「G麺7」のサードブランド、六ツ川のマルエツに併設した屋内商店街の一画というとんでもない立地にオープンの「ロ麺ズ」さんへ。

【実食メニュー】らーめん 塩バター(¥780)
 オリジナリティを感じたこちらのメニューで。カルピスバターなる希少なバターを使用とか。

【感想】 カルピスバターは別皿提供。じんわり魚介風味のキレのある塩スープは、家族連れもターゲットにするコンセプトの通り、万人に愛されそうな仕上がり。気持ちとんがり気味に感じたタレも、バターを溶かしてゆくと角が取れてさらにコク深い味わいに。バターがべっとりせず全体のバランスを崩さないのはお見事。

 麺は平打ち中細ストレートの自家製麺。ほどよいコシと滑らかさ、スープの持ち上げも良好で美味しい。チャーシューは軟骨までとろとろに煮込まれた絶品。メンマも素材、食感とも良し。スープの香りを楽しむ意味では、ネギがやや邪魔に感じました。

【総評】 施設全体が寂れている感じの中、孤軍奮闘といった印象。近くにあったら足繁く通うのですが。☆☆☆☆☆☆☆(7.0) 

しなのそば 仙之助@横浜

 東京と違って、神奈川の新店はなかなか優れたレビューが上がらず、結局正体不明だったり。まぁ自分で行ってみれば良いわけで、ジョイナス地下の新店。「しなのそば 仙之助」さん。場所柄、資本系でないはずがないのですが、いくら検索してもどういう系譜なのか全くわからず。

【実食メニュー】ワンタンメン(¥800)
 特に理由はないのですが、店の雰囲気に外れ感が希薄だったので思い切って。

【感想】 「東京ラーメン」を標榜、「鶏ガラ、豚骨、魚介野菜のおいしいところをスープに凝縮」という表示からすると、割といい線行っている気がします。生姜の香りが印象的で、突出した旨みなどもないガラ系のベーシックなスープ、タレにもクセや角がなく化調感も弱く、否定すべきものは見あたらない。

 麺はどのレベルでそう言っているのか、自家製麺を謳う中細ほぼストレート。弾力やコシ、滑らかさ等々いずれも目立つところがなく、このスープに見合うチープさがあります。チャーシューは柔らかくちゃんとしており、ワンタンは味付けがやや濃いめで好みは外れるけれど、ボリュームがあり納得がゆくもの。

【総評】 駅地下街のラーメン屋に求められる味には仕上がっている気がします。☆☆☆☆☆☆(6.0)

麺や かがの@港南台

 港南台駅前の新店。自家製麺という以外の情報が何もなしに、立地的に日曜でもやっているかなと、訪問してみます。「麺や かがの」さん。少なくとも5月17日は営業しており、午後3時から5時が中休みであることは確認するも、RDBが日曜定休登録なので、よく分かりません。雰囲気は個人店ですね。

【実食メニュー】 鶏煮干しそば(¥650)
 豚骨醤油と鶏煮干しの2本が看板。前者が家系に近いものであることを懸念して、後者にしてみます。

【感想】 煮干しで茶濁していると、ビジュアル的にすごく地味ですね。予想していたより煮干しが前面に押し出されており、表面に粒がキラキラする、行き過ぎない程度の「ニボニボ」の系譜。タレが豚骨醤油と共通なのでしょうか、醤油の主張がかなり強く、特に酸味の点で煮干しと喧嘩してしまっているように思えました。

 麺は全粒粉かな、ぽそっとした食感の細ストレート。歯切れも香りも良く、自家製麺らしい味わいで好み。チャーシューはとんでもない肉厚大判で、炙りを加えた香ばしいもの。やや噛み切りづらいですが、脂身などは気にならず。太めのメンマも素材の良さを感じさせます。半熟味玉が入るのはかなりお得。きれいなゼリー状の黄身、味付けも申し分なし。

【総評】 タレさえ何とかなれば、というところ。豚骨醤油の方が間違い無いかも。具のひとつひとつに見えるこだわりが好印象。☆☆☆☆☆☆★(6.5)

柴田商店@日吉

 東京へ出る気力が無く、横浜周辺の話題店を探してみたのだけど、思いつかない。行ったことなければどこでも、と「NAGAHAMA」っぽいラーメンを提供するとかいう日吉の新店へ。「柴田商店」さん。

【実食メニュー】 豚骨醤油ラーメン(¥600)
 バリカタで注文。

【感想】 九州系の豚骨に魚介を利かせるという、ありそうで意外と少ない類型の1杯ですが、予想を遙かに超える仕上がり。ベースの豚骨もほどよく濃厚で適度にワイルド、ガツンと来る魚介も濃厚でありながら魚粉ぽさがなく、両者の旨みが互いを引き立て、かなり好みです。少なくとも、「NAGAHAMA」ってこんな美味しくないよ。

 麺は、明らかに茹でむらと分かる色の違う部分があったのですが、低加水の細ストレート、ボキボキした食感は好みで、全く気にならず。刻みタマネギ、キクラゲの食感は面白く、またスープによく合う。チャーシューが適度に噛み応えのあるスモーキーな物だったのも新鮮。

【総評】 何にも期待していなかったのに、むしろかなり好み。嬉しい誤算。☆☆☆☆☆☆☆(7.0)

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